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四つぶ(やき)小説

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四つぶ小説始めました。

四つぶ小説始めました。

中庭に彼女を呼び出した。卒業前に告白する。緊張するわー。悪ぶってるけどすげー小心者なんだ。現れた彼女は50円玉をつきだした。「ごめんなさい。これで許して」俺は呆然と立ち尽くし彼女はバタバタと去っていく。なんかカツアゲと間違われたらしい。50円玉に涙がポトリ。哀しくないやい。俺は男だ。

50円玉にチェーンをつけた。惚れてたあの子に貰ったもの。一生もんの宝にするわ。首から下げて歩いてたら悪友にバカ

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