マガジンのカバー画像

ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた

24
どちらかと言えば「ヨンギノー系」の英語教師ですが、自分の対極からの景色を理解してみたいと思い、国語科教育の世界を覗いてみることにしました。
運営しているクリエイター

記事一覧

「制約は創造の母」

先日、慶應義塾大学言語文化研究所主催の鼎談イベントに参加させていただきました。言語学者の…

Kirtz@中高英語
1か月前
8

『いま求められるコミュニケーション能力』を読んで

村松賢一(1998).『いま求められるコミュニケーション能力』 明治図書 図書館の新着コーナ…

Kirtz@中高英語
3か月前
10

『あらためて、ライティングの高大接続』を読んで

春日美穂・近藤裕子・坂尻彰宏・島田康行・根来麻子・堀一成・由井恭子・渡辺哲司(2021). 『…

Kirtz@中高英語
4か月前
4

生徒に評価ルーブリックを作成させる

科目等履修生として国語科教育法を受講していますが、先日、他の学生の模擬授業の中で、発表を…

Kirtz@中高英語
4か月前
5

土台形成か棲み分けか:国語科と英語科の「書くこと」の指導(ヨンギノー英語教師が国…

前回の投稿で、国語科教育法における「書くこと」の指導が、英語教師である私が思い浮かべてい…

Kirtz@中高英語
5か月前
10

英語教師の知らない、国語科の「書くこと」(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみ…

先日の国語科教育法は「書くこと」の指導がテーマでした。中高国語科では「書くこと」の指導は…

Kirtz@中高英語
6か月前
3

英語教師の知らない、国語科の「話すこと・聞くこと」(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた⑩)

英語教師のKirtzです。現職英語教師が科目等履修生として、全くの畑違いとなる国語科教育法を学ばせていただいています。 後期の授業では、先生も変わり、授業内容も変わり、周りの学生さんも一部変わり、新たな気持ちでという感じです。 先日の授業は自分にとってたいへん興味深い内容でした。テーマは「話すこと・聞くこと」。このテーマは、私が国語科教育法を履修してみたいと思った大きな理由の一つでした。 国語科の「話すこと・聞くこと」への疑問 英語科では、ディスカッションやディベート

「解釈」の解釈(3)(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた⑨)

英語教師のKirtzです。国語科教育法を履修させていただく中で、「解釈」というものについてじ…

Kirtz@中高英語
9か月前
8

「解釈」の解釈(2)(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた⑧)

英語教師のKirtzです。国語科教育法を履修させていただいて、「解釈」という言葉の理解が変化…

Kirtz@中高英語
9か月前
1

「解釈」の解釈(1)(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた⑦)

約15年に渡って中高で英語を教えてきましたが、新しいことを学んでみたくて、科目等履修生とし…

Kirtz@中高英語
9か月前
4

批判的であるからこそ価値に気付く

現役英語教師として国語科教育法を受講する中で、自分にとって長年の疑問であったことに向き合…

Kirtz@中高英語
10か月前
2

文学作品を通じて何をしているのか(2)(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた⑥…

前回の投稿では、国語科教育のまったくの素人である私が文学作品(詩)の鑑賞をしてみたことで…

Kirtz@中高英語
10か月前
5

文学作品を通じて何をしているのか(1)(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた⑤…

英語教師のKirtzです。現職英語教師が科目等履修生として国語科教育法を受講しています。 先…

Kirtz@中高英語
10か月前
5

どこまでを見据えて指導をしているか(ヨンギノー英語教師が国語教育を学んでみた④)

英語教師のKirtzです。約15年目の現職英語教師が、今年度、科目等履修生として国語科教育法(中等)を受講しています。 先日の国語科教育法の授業では、書写の指導内容に話題が至りました。書写とは何ぞや、と完全に何も分からない私にとって、この話題について考えたり、他の学生さんたちと意見交換して考えを深めていくのは、これ以上ない新鮮で刺激的な経験となりました。 他の学生さんたちとの議論の中で、またまた新たな気付きを得て、視野が広がる経験をしました。まだ自分の中でも十分に整理がで