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土の声

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私の、来双船ファームの家庭菜園初心者成長期です。土には見えないものだらけだから、声なんて聞こえないんですけどね、対話をしていきます!
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記事一覧

惟ることなく

惟ることなく

晴耕雨読、今日はわりと強めの雨なのでそれを理由に畑作業を中断してこの記事を書いています。
本当は雨が降っていてもやることは山のようにあるよ。

少し前に、「カレー畑を作る」とつぶやきの方に宣言しました。それから頭の中は自分の畑で栽培した材料でカレーを作ることでいっぱいです。大人なので妄想だけではあっという間に歳をとって体が動かなくなるのは自覚しているので、私なりの猪突猛進です。
ネコまっしぐら的な

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しぶとい変化

しぶとい変化

私は土から離れて生活することはできないと思います。
また東京で生活することがあっても、庭付きの家か、すぐ近くに木々が茂っている公園もしくは施設があればなんとかいけるかな。
土が好き、ということではなくて土と土で生きている植物たちの関係性が好きなのかもしれません。そこの循環。

少し前におしゃれ雑誌web版で見た記事。
フランスで葉物(おそらくサニーレタス系)を空中に浮かせて栽培している様子が最新の

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耕すというカルチャー

耕すというカルチャー

事あるごとに書いてますが、中尾佐助の『栽培植物と農耕の起源』という本があるんですが、これ本当にすばらしくて。前付から力説している”カルチャー・cultureという言葉の語源はもともと土を耕すことにあるということ。文化っていうとすぐ芸術・美術・文学を頭に思い浮かべる人が多い。農作物・農業は”文化圏”なんだ、と。本をめくってすぐにガツンときました。人が生きていく上でまず食べることが一番で、そのため植物

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隅っこに住んでいる生命として

隅っこに住んでいる生命として

第二農場と呼んでいるうちの家のすぐ裏にある「裏庭」兼「畑」の土壌はあまりよくない。

写真を見てもらうとわかると思うが掘ればすぐに粘土質の土が出てくる。これでは植物の根が育ちにくいことが想像できる。ここでスイカとかぼちゃを何度か試したけどダメだった。(横に伸びるため幅が必要、そのためここが好条件だった)でも柑橘の木は2本生きているし、元気よく育ってくれるものもいる。ほぼコリアンダーのみ。もうコリア

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先輩は億年単位

先輩は億年単位

「土の声」というマガジンを立ち上げたもの、ほとんど家庭菜園をさぼっているのでTwitterで簡単にアップするだけになってしまっています。たくさん植えていますがあまり手入れをせずほったらかし農法。
私の性分、すべてにおいて持続性がないこのポンコツぶりよ。

今年の収穫済み&失敗したもの&成育中の野菜たちはニンニク、わさび菜、パクチー、にんじん、サツマイモ、トウモロコシ、トマト、いちご、苦瓜、スイカ、

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切り花のこと

切り花のこと

ずっと言いたかったこと、書きたかったことだけど、何かがこわく躊躇していたけど、世の中に・世界のどこかに・この思いにちょっとでも共感してくれる人がいるかもしれないという希望的観測で書いてみます。季節の節をむかえ、早春というタイミングで。
合わせて英文も載せれたらいいけど、中学英語をどっかに置いてきたんでさっぱりなんです。

私は切り花が苦手でした。苦手というより、見ていると悲しくなるというか違和感と

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いちごちゃんだよ〜ん

いちごちゃんだよ〜ん

今年もお世話になってます!4月までのいちごハウスのバイト

年明けの1月4日から入ってます。家にいるよりあったかいので、この時期とてもありがたいお仕事です。真冬、ちょっと気落ちしがちですし。
今日はあったかい日だなと思ったらハウスの中は「暑っ!」
動いてると半袖になった方がいいかなと思う時間帯もあったりするので、一人南半球状態。サンバ踊ろうか?!みたいな。
(それは冬でも日差しが強い南国鹿児島だか

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種は愛

種は愛

何かを始めてもあきっぽい性格なのでなかなか長続きがしない。
一度楽しんだら・味わったらそれで終了というものが多い中で続いているのが畑作業。東京にいる頃から季節ごとに実家に戻っては耕していました。
種を蒔いてみたかったからという理由と、
畑には、土の中には、見えるものと見えない生命(土壌微生物、バクテリア)がたくさんあります。だからなぜか気になる、放っておけない、命があるならできる限り付き合ってみよ

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