鬼頭勇大┃フリーライター・編集者

ビジネス系書籍編集→健保組合→ビジネス系Webメディア副編集長を経てフリーランスになり…

鬼頭勇大┃フリーライター・編集者

ビジネス系書籍編集→健保組合→ビジネス系Webメディア副編集長を経てフリーランスになりました。カープとお笑いが好きです。「働く=つらい、苦しい、めんどくさい」という世界を変えたいと思っています。

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最近の記事

がんばれ『ランジャタイのがんばれ地上波!』 真のバラエティーが終わってしまった

テレビは毎日、ほとんどの時間、つけている。一人暮らしの頃からそうだった。それなのに、決まって見ている番組はほとんどない。数えるほどだ。そしてその数えるほどしかない番組の一つ『ランジャタイのがんばれ地上波!』が終わってしまった。 考えれば2022年の10月から1年半、よくもったものだ。テレ朝の番組なのに、初回はお台場で始まった。延々と前に進まないまま放送の大半を費やしていたと思う。その後も素人のオッサン高橋英樹とメンチ切り合戦をしたり、完全ゼロボケで環境問題を学ぶ回があったり

    • 車シロウトの新車購入記 ep4:Xデー、来たる

      これまでの連載記事手放す車にAirTagを検討昔、アニメ『クレヨンしんちゃん』を見ていて、確か給料日が近くなると「Xデー」として、野原家に緊張感が走り、安売りの食材を買い込んだり節約したりしていた記憶がある。幼心に「ああ、給料日前ってそんなに大変なんだ」と思うとともに、Xデーというワードが強く記憶されたものだ。 それから幾星霜、筆者も労働に身をやつし給料や報酬を得るようになったが、幸いにして給料日前にXデーが到来したことはない。しかし、3月24日、仏滅の日にいよいよXデーが

      • 車シロウトの新車購入記 ep3:私はコレで、CX-30を選びました

        これまでの連載記事1(3)結論結論ファーストで書くとCX-30を選んだ。言い訳セカンドで、理由サード、といった構成で今回は行こうと思う。 2(4)言い訳結局、人間そう簡単に変わらないものだ。つまり、いろいろ見て結局「マツダの赤が欲しい」から筆者は脱却できなかった。「できなかった」と書いたが、裏を返せば「信念を貫き通した」とも表現できよう。 「あー、あれ欲しいな。でも高いな」、そんなとき、結局買ってしまわないだろうか。「あー、転職したいな。でも勇気が出ないな」、そんなとき、

        • ウマメシ放浪記 秩父名物、豚みそ丼の名店「ちんばた」(埼玉県秩父市)

          新車を購入して、今の車・コペンともお別れ。別れを惜しんで秩父にちょっくら行き、以前から目を付けていた店「ちんばた」で昼飯を食べてきた。期待で高まったハードルを悠々超えてきたので、筆者指定「ウマメシ」店と認定して、本記事を書く。 秩父の名物「豚みそ丼」埼玉・秩父は、都心からのアクセスもそこまで悪くなく、池袋からは電車1本でふらっと行ける。自然豊かな観光地として知られ、羊山公園の芝桜に、神社系のパワースポットなどが人気である。 こういう場所はたいがい蕎麦でお茶を濁しがちだが、

        がんばれ『ランジャタイのがんばれ地上波!』 真のバラエティーが終わってしまった

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        • お笑い関係
          3本
        • 車シロウトの新車購入記
          5本
        • 2024/2 バンコク旅行記
          12本
        • 映画感想記
          1本

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          車シロウトの新車購入記 ep2:3社、5車に絞る

          これまでの連載記事最終的に絞ったのは3社人生初のディーラー体験を終えて帰宅した筆者。もともとマツダ狙いとはいえ、まあいろいろ見るのも一興だ。と思ってYouTubeを見たが最後、ほんとうにたっくさんの車種比較動画やら何やらが転がっている。まさに玉石混交、これまでお笑いくらいでしか使ってこなかった自分にとっては非常に新鮮だ。 それらを色々見ながら考えていく。もともとは2人乗りから脱したいという一点だったが、マツダで見たのは「マツダ2」と「CX-30」。前者はコンパクトカーで、後

          車シロウトの新車購入記 ep2:3社、5車に絞る

          今日、口座が消滅しました~私と、りそな銀行の数奇な思い出たち~

          みなさんは、銀行口座が勝手に消滅したことはあるだろうか。私はある。今日まさに消えた。いや、今日「消えた」ことを観測した。タイトルの通り、りそな銀行の口座だ。 原因は今生稀に見る、とても親切なサービスりそな銀行には、親切にも長らく利用がない口座を凍結し、そして1万円未満しかない口座は、勝手に毎年1320円を管理手数料として徴収してくださり、最終的に口座を消すという、お金の大切さ、そして小まめに連絡する甲斐性といった、人間が社会生活を送る上で必要な要素を親切にも鍛えてくださる、

          今日、口座が消滅しました~私と、りそな銀行の数奇な思い出たち~

          2024/2 バンコク旅行記 ep11(Final):オカエリナサト

          あらすじ筆者に何が起ったか バックナンバー(直近3回分)本編ついに食い倒れる おやつに食後のコーヒーも終えて、漫画を読みながら良い気になっている筆者を異変が襲ったのは日本時間20時前ごろだったであろうか。2023年にアニメで見ておもしろかった『天国大魔境』を読んでいたところ、一滴垂らしたかのような腹部の違和感がなかなか消えない。うーん。 なおも読み進めていると、違和感が徐々に存在感を強めていく。明確な腹痛、というわけではない。奥底の奥底に痛みはあるが、全体として「違和感

          2024/2 バンコク旅行記 ep11(Final):オカエリナサト

          2024/2 バンコク旅行記 ep10:そして東京へ…

          あらすじルートビア美味しい! 一番好きなビールです! バックナンバー(直近3回分)本編第1巡選択希望果物 バナナ(バンコク農業高校) 長かった本連載も、いよいよ終盤を迎えた。旅行最終日である。ただ、筆者が小学生時代から愛読する漫画『ONE PIECE』も、「あと半分」「いよいよ最終章」とかいいながらいつまでたっても続いている。読者としてはうれしい限りだが、本連載の読者がどこまでついてきているのか、分からない。 今日も今日とて、朝食ビュッフェで体を痛めつける。こうも毎日、

          2024/2 バンコク旅行記 ep10:そして東京へ…

          2024/2 バンコク旅行記 ep9:ルートビア美味しい! 一番好きなビールです!

          前回までのあらすじトゥクトゥクサイコー! バックナンバー(直近3回分)本編ハイラックスのタクシー 新しい朝が来た。今日も今日とて朝食ビュッフェ。前日よりも和食が多い。うどんやらおでんやら。どんなもんじゃいと食べたところ、フツーにうまい。 ザボンなる高級柑橘もあり、味わう。グレープフルーツのような瑞々しさと果肉のしっかり感、さらに甘み充分なテイストで、こりゃうまい。 前日にチャトラムーで味わったタイティーが若干クセになったので、テークアウト用にカップに入れてもらう。この

          2024/2 バンコク旅行記 ep9:ルートビア美味しい! 一番好きなビールです!

          2024/2 バンコク旅行記 ep8:バンコクでニセコ体験

          前回までのあらすじほぼトイレの話でだらだらとすみませんでした。 バックナンバー(直近3回分)本編バンコクのニセコ 3時間のマッサージを終え、次の目的地は本日の宿である、バンコクマリオットホテルザスリウォン。今朝まで滞在したJWと負けず劣らず立派である。チェックイン時に南国らしい花でできたブレスレットなんかもらっちゃって。 本日の宿泊はラウンジ付き。雨が上がるまでに一杯だけ水分補給を行い、再出撃。傘を借りられるのもありがたい。船着場へ向かう。 雨上がりで空気がモワッとし

          2024/2 バンコク旅行記 ep8:バンコクでニセコ体験

          2024/2 バンコク旅行記 ep7:新宿のおすすめはアルペン

          前回までのあらすじ6回もかけてようやく旅程の1日目を書き終えました。 バックナンバー本編朝から腹パン バンコク旅行者の朝は早い。1日目ほどではないが、2日目も予定が詰まっているので7時前に起床。前夜、床に入ったのが早かったので寝不足感はなし。往路フライトで多少は眠ったが、実に40時間ぶりくらいに体を横たえるとやはり最高の気分であった。 基本的に筆者一行の旅行は、朝にまず体を痛めつけるところから始まる。要するに朝食ビュッフェである。前夜どれだけ腹いっぱいで入眠しても、朝起

          2024/2 バンコク旅行記 ep7:新宿のおすすめはアルペン

          ウマメシ放浪記 知られざる三崎マグロの名店「かね廣」(神奈川県三浦市)

          三崎といえばマグロ。では、マグロをどこで食うか? と問われれば答えに窮する。なぜなら三崎にはマグロを扱う店がたくさんあるから。 筆者は齢30にしてようやく初めて三崎を訪れたのだが、運良くその答えを見つけたかもしれない。それが「かね廣」である。 Google評価、驚異の「4.7」マグロでも食いに行くかと三崎へ行った筆者。目当ての「くろば亭」で満足な食事を終えて散歩していたところ、遠くに神社を見つけて近付いていった。 すると、参道に趣のある店を発見。風情のある提灯とのれん。

          ウマメシ放浪記 知られざる三崎マグロの名店「かね廣」(神奈川県三浦市)

          ウマメシ放浪記 三崎マグロのド定番「くろば亭」(神奈川県三浦市)

          魚を食いに三崎へ暇なので三崎に行ってきた。筆者は無類の魚好きである。魚は新鮮な方が当然にうまい。したがって漁港で食うのがよろしい。そんな短絡的な考えだ。 自宅から車を走らせること2時間ほど。8時に家を出て高速を使い、2時間ちょいで到着した。土曜日なのにあまりにも街中に人がおらず心配になる。潮風が強く、心をさらに荒ませる。今回の目当ては「くろば亭」。マグロの珍味などが有名な店である。 開店は11時で、店前に着いたのは10時40分ごろ。受付表があり、6番目だった。道路を挟んで

          ウマメシ放浪記 三崎マグロのド定番「くろば亭」(神奈川県三浦市)

          2024/2 バンコク旅行記 ep6:バンコクのいちばん長い日

          前回までのあらすじ夏に間に合うように 春先から取り掛かって 味に納得いくまで何度もやりなおして 本日 2月9日 うちの連載でもとうとうバンコクに着きました バックナンバー本編不当に安いチップ いよいよバンコクに足を踏み入れた筆者一行。荷物を預けようとホテルに行ったところ、運良く部屋の準備が済んでいた。部屋へ荷物を置く。 この際、チップ文化がよくわからず適当に案内してくれた人と荷物を運んでくれた人に20バーツを渡したのだが、どうもこういうホテルの相場は100パーツらしい。

          2024/2 バンコク旅行記 ep6:バンコクのいちばん長い日

          2024/2 バンコク旅行記 ep5:ほくそ笑みの国・タイ

          前回までのあらすじ まだバンコクに着いていませんでした。 バックナンバー(直近3回) 本編“微笑みの国”の洗礼 タイは“微笑みの国”とも呼ばれ、親日国とされる。そんなことを言われると、優しい人ばかりに感じる。しかしタクシーだけは違う。 朝飯を食った我々は、バンコクに向けて空港のタクシー乗り場に向かった。空港からタクシーに乗るにはいくつかの方法がある。例えば、配車アプリの「Grab」や「Bolt」を使う。あるいは、空港にたむろしているタクシーに乗るなど。 アプリの場

          2024/2 バンコク旅行記 ep5:ほくそ笑みの国・タイ

          2024/2 バンコク旅行記 ep4:謹んでお詫び申し上げます

          訂正とお詫び2024年2月25日に公開した本連載の第3話にて、「ついに飛行機はバンコクへと着陸した。」とありました。まだ、記事公開時のアナウンスで「やっとバンコクに着きましたw」とかほざいていました。 しかし、着陸したスワンナプーム国際空港はバンコク都ではなく、正確にはバンコク都に隣接するサムットプラーカーン県に位置しています。そのため、本連載において筆者はまだバンコクには到着していません。訂正してお詫びします。 バックナンバー本編あいさつをシカトされる 7時間ほどのフラ

          2024/2 バンコク旅行記 ep4:謹んでお詫び申し上げます