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理解できない現象〜要介護4の祖父が全回復?!

ブラックジャックなんかを読んでいると医の世界では時に論理的に説明できない現象が起こると書かれています。

人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいと思わんかね…

ブラックジャック:本間先生

本間先生とはブラックジャックこと風間黒男が唯一尊敬するドクター。
そっくりそのまま手塚治虫先生の言葉かなと思うわけです。

死の直前の認知機能

2021年に祖母を看取った時も、この不思議な現象を目の当たりにしました。

重度の循環器障害と、アルツハイマー、レビー小体を併発した認知症で要介護5だった祖母は死の前日、訪問入浴のあと腕を上げながら『あ〜さっぱりした。こうちゃんも入ってりゃー(名古屋弁)』

当時は筆者のこともわからなくなっていましたし、会話も困難になっていたのにです。
要介護5ですから、本来自分で腕は上がりません。

この後すぐに深い眠りに。

この時に筆者は、『あ、これが最期の会話なんだなと察しました。』

察した通りに翌早朝に旅立ちました。
この一時的な回復はもちろん西洋医学で説明が付かない現象であると想像しています。

祖父の謎の回復

3月に膀胱系のタンポナーデで救急搬送されて入院しました。
年齢が93歳で2週間の入院ですから、在宅介護チーム(ケアマネ、訪看、往診医など)も筋力含めた確実なレベルダウンを覚悟していたんです。

ところが、帰ってきてみると、超健康に。

3月上旬時点では・・・

お薬の種類・・・8種類
酸素供給量・・・安静時3.0Lの移動時4.0Lでもspo2は90前半
食事・・・・・・ゼリー食にエンショア
室内も車椅子移動
訪看の緊急コールは月平均5回

これが入院を経て4月になると・・・

お薬の種類・・・ゼロ(一部の薬は主治医と交渉して意図的にカット)
酸素供給量・・・安静時1.0Lで99〜100(外しても97くらい)
食事・・・・・・一般食
室内ほぼ自力歩行移動
今の所緊急コールなし

本当にどうなってんのか謎です。
泌尿器で入院したから治るというものではないことばっかり。

何がどう影響して作用してるのか、謎で探る必要もないので、そのまま放置ですが、ケアマネさんや訪看さん含めて在宅チームもみなさん謎がられてました。

病は気から?

祖父は元来超日本男児気質ですが、気が弱いところもあり、気に左右されることが多い性格。

泌尿器のトラブルで血尿を目視するたびに落ち込み、発熱したりするほどでした。

今回泌尿器のトラブルを解消したことで、全体の気の持ち方が変わってこれだけ健康になったのか?

もしくはなにかのお陰様でなんらかの陽のパワー、エネルギーが働いているのか?

単純に自宅が快適でもう病院に行きたくない気持ちがこういった現象を起こさせているのか。

真相は謎のままです。

メンタルと癒しを強化してあげたい

少なくとも西洋医学的な物理処置によるものではないことは確かなので、気の持ちよう、もしくは目視できないエネルギーの力で健康を手に入れたことは確か。

人間の身体は本当に面白いですね。

何を観測するか、何を観測しないか、体調や健康を含めてそれが現実に投影されるような感覚でしょうか。

メンタルと癒しを強化することで世界は大きく変わるだろう。

在宅介護でお薬がどんどん増えていって管理が大変な方は一度日々のOQLや、本人の気、メンタルと癒しについて考察してみてはいかがでしょうか。

思わぬ東洋医学的アプローチでの治癒が期待できるかもしれません。(個人の感想です)

そんな在宅介護の不思議な体験でした。

では。