マガジンのカバー画像

作品や展示の話

8
ものをつくることの話や作品について、展示についてなどをまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

作品をつくる理由2

作品をつくる理由2

こんにちは、小山ひときです。
今回は2022年8月から制作している暗室写真のシリーズ「結晶写真」を作る理由、エピソードを残したいと思います。

随分間が空いてしまいました。みなさまお元気でしょうか?
私はとても元気です!

今月は39度の熱を3日間にわたり体験し、夏のダイエットに奇しくも成功を収める。そんな日々を送っています。すごく痩せた気がしていましたが、冷静に考えると1週間で2キロ減。すぐに戻

もっとみる
遺骨と旅する

遺骨と旅する

怒られるだろうなぁと思った。故人への冒涜だとか子供は親の持ち物じゃないとか。元家族のお墓には、息子の骨が眠っている。

フィルムで写真を撮っています、小山ひときです。

今回は、今後行っていこうと思っている作品作りについての内容となります。すぐにではないけれど、必ず撮影しようと思っている内容があって、そのイメージが脳内で走ったので先に、キャプションを作りました。若干センシティブな内容となります。ご

もっとみる
写真の技術は『人生』には勝てない

写真の技術は『人生』には勝てない

こんにちは、フィルムで写真を撮っています小山ひときです。

ちょっと強めのタイトルで「喧嘩うっとんのか、ォオン?!!」と思われたらすみません。また今回も、あくまでも私にとってはそうだなぁ〜と感じた内容でして。誰が間違っていて誰が正しい、ということではありませんので、大丈夫です。ご安心ください。

自分にとっては、写真を撮る時は3種類あって、おおよそ以下のようなことだったりします。

1)街などで綺

もっとみる
「作品」としての写真は、美人や可愛いだけじゃ撮れない

「作品」としての写真は、美人や可愛いだけじゃ撮れない

こんにちは、フィルムで写真を撮っています小山ひときです。

今回は、2019年11月15日〜17日に名古屋で開催される
"Honey and," Vol.3、通称「ばにら展」に出展する作品についてのお話です。いつもは展示が終わるまで細かいことを出さないのですが、今回は広告も兼ねて、書いてみたいと思います。

ばにら展ってこんな展示
ばにら展は、一般的にいう「モデル展」という種類のもので、1人の被写

もっとみる
撮影にその人のバックボーンはいるか?

撮影にその人のバックボーンはいるか?

こんばんは、フィルムで写真を撮っています小山ひときです。

今回は、作品関連のお話です。
最近急に寒くなりまして、もう少しすると山も街路樹も葉っぱが色づく季節になりますね。私はというと、ようやく先日GUで購入をしたポラロイドのパーカーを着ることができました。KODAK Tシャツもそうですが、満足感が、ありますね。素晴らしい。FOMAPANやFUJIの服も出して欲しいです。

さて、タイトルにある「

もっとみる
写真展の前に「自分のポートレート」について思ったこと。

写真展の前に「自分のポートレート」について思ったこと。

こんにちは、フィルムでポートレートを撮っています、小山ひときです。
名古屋の隣、岐阜県に住んでいます。私の住んでいる岐阜県はマイナー県だとわかってはいるのですが、たまにクイズ番組に「ここはどこでしょう」と出題されて全員不正解な場面などを見ると、なんだかアイデンティティが揺さぶられます。地元が好きです。皆様、お元気ですか。ここはどこ、私はだれ、君の軸は君の中にこそある。小山です。(戻って来た)

もっとみる
作品をつくる理由

作品をつくる理由

こんにちは、小山ひときです。 
自分のnoteだから自己紹介しなくても書く人は私しか居ないのですが、なんとなく毎回「我はこういうものぞ」と名乗ってから始めるスタイルで行きたいと思います。

全く関係ありませんが、5色のカラフルな特撮戦隊たちは変身する時に名乗りますね。

みたいな感じです。

あれは能や歌舞伎などで、新たな人物が登場すると
自分はこんなキャラだぜと名乗り、説明するところからきている

もっとみる
展示を終えて

展示を終えて

「Tororo-10 vol.4」終了いたしました。
・2019年8月23日(金)〜25日(日)

ご来場いただいた皆様、また、言葉を交わしてくださった皆様、ありがとうございました。 会場に置きました2つ折りのキャプションの内容を記録して、展示のご報告とさせていただきます。

私の神様

***

この組写真は、「生きる許可を得られる世界」をつくるところを撮影したもので“架空のセルフポートレート

もっとみる