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精一杯生きる一瞬をつないでいく

8月に入った今日もとても暑い一日でした。
前日よりも更に暑くなる毎日です。
「夜になっても気温が下がらなくて暑いから、
また翌日は気温が上がるんだよね。」
皆、うんうん頷きます。

今日も こざる達は いつものように 賑やかにお喋りしながら、
りこちゃんと 皆で一緒に夕飯を食べ終えて、
りこちゃんは もう すやすや眠っています。

こざる達は、皆でおしゃべりしながら、
のんびりコーヒータイムです。

「でもこう毎日ずっと猛暑だと、この疲れが体に蓄積していくよね。
「これからもずっと暑いのかなぁ。」
「さっき天気予報で、この夏は暑さが長く続きますって言ってたよ。」
「皆、しんどいよね。」

この暑さの中で生きている人も、ほかの生物も
本当にしんどいです。

「外の街路樹も、なんだか葉っぱがカラカラに乾いているんだよ。」
「カンカン照りだもんね。」

植物たちは、暑いからと言って、木陰に移動できません。

「欅が木陰で休んでいたら、変でしょ。」
「確かに変だけど、でもきっとそうしたいだろうね。」

木陰で涼みたいでしょうね。

「今年はやっていないけど、去年、ベランダにゴーヤのカーテン作ったよね。」
「うん。一昨年も作ったよ。」
「そしたら、そこにいろいろな昆虫が涼みにきて、びっくりしたよ。」
「そうだったね。」
皆、うんうん頷きます。

そうでした。
朝、こざるちゃんがゴーヤに水をやろうとベランダに出ると、
蜂や蝶がゴーヤのカーテンで涼んでいました。
何をしているんだろう?と こざるちゃんが近寄ってよく見てみると
ゴーヤの茎や葉っぱ、ネットについた朝露を飲んでいました。

「カマキリもいたよ!」
「そうだったね、朝の間は、日影で涼しいところだから、
涼むのにちょうどいい場所だったんだね。」
「朝露もあるし、皆、じっとしていたよね。」

小さな虫たちも、毎日 精一杯生きています。

「遠い未来ではなく、一時間、一時間を精一杯生きて、
それをつなげて一日になって、そして明日になって、
また同じように生きて、そうしてつながっていくんだね。」

どの生き物も、皆、一瞬一瞬を一所懸命に生きています。

「今年もゴーヤ、やればよかったね。」
皆、うんうん頷きます。
「ゴーヤはもう間に合わないけど、ネット張って、
朝顔の鉢をいくつか買ってきて、ネットに這わせてみようよ!」
「うん、それがいいよ! 」
「そうしよう!」
「コーヒーのお代わり、入れようか?」
「うん! ちょっとだけアイスクリームも食べようよ!」
「そうしよう!」

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
明日もまた猛暑のようです。
無理せずゆっくりゆっくりで、どうぞご自愛ください。
よい毎日でありますように (^_^)


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