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とうとうイタリアでの建築留学が始まりました!week 1

お久しぶりです。tomokoです。
怒涛のイタリア大学受験からビザ取得に向けた手続きなど、ドタバタしすぎて間が空いてしまいましたが、とうとうイタリアに上陸しました!

これから勉強が忙しくなりますが、なんとか1週間に振り返りとして投稿できたらと思っています。有言実行できるかはわかりません。笑

大まかな振り返り

月:9/12 ミラノ到着
火:午前は疲労により休む、午後は郵便局へ
水:午前再び郵便局、お昼はDuomoのマーケット、午後は滞在許可証を提出
木:はじめての授業
金:授業
土:午前授業、午後はフラットメイトと買い物、夜はマーケットへ
日:午前ゆっくり、午後は作業や買い出し予定

Day 1 Piacenza到着

ミラノのマルペンサ空港に14時に到着。カタール航空は満席だったため、22時間超のフライトで体はばきばきでした。そこから30kgの大きなスーツケースと中くらいのスーツケース、ぱんぱんのリュックに斜めがかばんを一人で抱えてPiacenzaまで移動しました。
空港からミラノ中央駅に向かい、TIMでSIMカードを購入したのですが、スリに合わないかものすごく緊張しました。徹底的に対策したため大丈夫でしたが、気疲れしてしまいました。もちろん腕も死にました。
ミラノ中央駅でPiacenza行きのチケットも無事購入し、50分かけて到着した頃には19時を超えていました。迎えにきてくれた家のオーナーとフラットに向かい、フラットメイトとも対面、長い1日が終わりました。
ちなみに、フラットはまあまあ安い家賃なのですが、その理由がわかりました。なんとエレベーターなしの4階(日本でいう5階)だったのです。疲れました。
オーナーがベッドシーツを持参する旨を伝え忘れていたため、疲労困憊の中服やダウンをかぶって寝るというサバイバルな1日目の夜を迎えました。蚊にもたくさん刺されました。

Piacenzaの駅近

Day 2 滞在許可証のキットを求め、郵便局へ

イタリア留学の関門といえば滞在許可証。
午前は疲れ切ってだらだらしていましたが、午後は散策も兼ねてスーパーや郵便局に向かいました。郵便局は整理券を取るシステムなど知らずに行きましたがなんとか窓口までたどり着きました。しかし、1軒目の郵便局は滞在許可証のキットの在庫がなくあっさりと断られました。しょうがないので、次の郵便局へ。20分ほど待ったのにここでも在庫がなく終了。でも窓口のおじいさんはすごく優しかったです。キット売り切れ的な看板出せば効率的なのに。。。と思いながらも、綺麗な街並みを歩いてやりきれない気持ちを忘れました。

郵便局の天井、さすがです!

Day 3 郵便局リベンジ、duomoのマーケット

家のオーナーに郵便局は午前に行った方がいいと言われたため、早起きして駆け込み。無事にキットを獲得。滞在許可証の部分だけイタリア語と言ってなんだか達成感を感じました。
その後、マーケットに行くとベッドシーツを見つけられるかもしれないと言われたため、見物に行きました。結局いいものは見つけれなかったものの、安い桃をゲットしました。チーズやお肉などの食材のトラックも来ていて、すごくうきうきしました。イタリア語がわからないのでお店の人との会話を楽しめず、勉強しないとな。。と反省しました。このマーケットに来て、やっぱり私は人の営みに興味があるなあと改めて実感しました。
マーケットを見ながら歩いていると街の中心にたどり着き、生活雑貨屋さんでBRITAの浄水器とフィルターをセールでゲット。店員さんがひたすらイタリア語を話すのになぜかなんとなく言ってることがわかるという謎の現象が起きました。
帰りは桃とBRITAが重くて疲れたので、途中イタリアで初めてのジェラートをいただきました。レモンとピスタチオを頂き、節約のためランチはこれのみにしました。
その後、少し休憩してから滞在許可証のキットを記入し、再び郵便局へ出向き提出しました。到着から3日以内に、ひとりでここまでできたので、自分を褒めることとしました。

桃が安い

Day 4 ようやく授業に出席

実は授業自体は到着した9/12からスタートしていたのですが、極度の疲労、そして到着から8日以内に済ませないといけない滞在許可証の方が優先度が高いと判断し、レコーディングでキャッチアップしようと思っていました。そのため、キャンパスで授業に参加したのはこの日がはじめてでした。緊張しながらも、イケイケで可愛いトルコ人女の子に名前を聞かれ、早くも自己紹介を済ませることができました。クラスメイトは大体みんなフレンドリーでした。先生も然り。
午後の授業が終わった後はブラジル人の女の子、トルコ人の女の子たちと広場の近くのカフェでお茶をしました。円安なので一番安いエスプレッソを頼みましたが、おいしかったです。彼らと自国の文化について話し、興味深い話ができました。
この日、私が27歳であることを彼女たちに話すと、みんな「19歳かと思った!!」「この外見で27歳なんてことがあり得るの?!」と若いと褒められました。また、日本の大学でリベラルアーツを専攻していたことを話すと、「cool!」「ぽいね〜!あなたはアートを尊重するような雰囲気がある」と言われ、なんだかすごく嬉しかったです。

キャンパス、美しい〜
この景色を眺めながらお茶
1.5 euro

Day 5 今週最後の授業

この日は夫が会いに来てくれる予定でしたが、まさかの寝坊によりフライトをミスし、来れなくなったとのラインから始まりました。最悪なスタートでした。
午前の授業は来週からになったため、急遽プログラムの説明に関するオンラインレクチャーが開催されました。
午後は数学の授業でした。数学自体はそこまで苦手意識がないのですが、なんせ高校なんてかなり昔なので、ちょいちょい覚えてないことがあり焦りました。また、数学のひとつひとつの用語が英語だとわからなく、外国語で数学を学ぶのがこんなに大変なのか。。。とはやくも壁にぶち当たっています。また、先生の字がけっこう癖があり、ちょいちょい何を書いているのかわかりませんでした。
帰宅後、夜ご飯をつくり部屋で食べていると、フラットメイトから近所のフェスティバルを見に行ってみないかと誘われたため、一緒に散歩がてら行きました。すると、予想を超える規模でたくさんの多国籍な屋台や手作りコスメ、ストーンなどが出店しており、とっても楽しかったです。
途中、彼女のマスタープログラムのクラスメイトのおばあさんと若い女性にも会い、こんなに幅広い人が集まって学んでいるなんて素敵だなあと感じました。
まだ2日間しか学校に行っていませんが、うすうすクライスメイトとの年齢差を感じていた私。フラットメイトが同じ世代で良かったなあと感じるとともに、マスターの人と交流したいなあとも思いました。
帰り道、年齢差のことを彼女と話していると、なんと彼女のsisterもビジネス職からの建築を学びなおしているそうで、彼女も同じことを言っていたとのこと。やっぱりそうだよね、、、仕方ないよね。なんて話しました。もう少し時間をかけて、英語ももっと自信をつけたらみんなと仲良くなれるかもしれない!

この日はもうひとつのキャンパス

Day 6 まさかの土曜の午前も数学の補習

みっちり午前は数学の補習がありました。ハードですね。やっぱり英語で学のが難しいです。
午後はフラットメイトとモールに行ってお買い物をしました。私のBRITAをシェアするかわり、モカポットは彼女が買ってくれることに。帰りにはジェラートを食べ、初のバスで帰りました。
少し休憩してから、再びフェスティバルに出向き、ライスボールを食べました。スパイスや美しいストーンもじっくりみて、満たされたのですが、この日は急に秋のような肌寒い気温になり、体が冷え切りました。
疲労と冷えのためぐっすり寝たかったのですが、数日まえから隣の男性たちがとてもうるさく、この日も夜中の3時ごろに大音量で音楽を流し始めました。異国の地で、しかも男性に苦情を言うのはものすごくこわかったですが、あまりにもうるさいので勇気をふりしぼってドアベルを鳴らしました。ベルには出ませんでしたが、音楽を止めてくれました。

モカポットでさっそくコーヒーを淹れる練習
回るジェラート
パンを捏ねるおばさま
特大パエリア

Day 7 休日らしい休日

ようやく朝ゆっくり起きれる日がやってきました。朝はだらだら過ごして、午後は出席できなかった授業の録音を聴いたりして過ごしました。
夕方ごろに生活用品を扱う店に行き、ようやくクイックルワイパーとスリッパをゲット。家で掃除と家具の配置を変えてようやく日本のような土足厳禁生活を手に入れました。
夜は念願のリゾットに初挑戦。なかなかうまくできました。
そして、この日も隣の男性はうるさかったのですが、調べたところイタリアでは夜静かにしないといけないという法律もあるようなので、再び言いに行きました。さすがに少しこわかったので、フラットメイトにお願いして一緒に居てもらうことにしました。今回はベルに出てくれて、英語がまったくわからないようなのでわざわざ翻訳して文字を見せました。すると理解はしてくれて少しだけ静かになりましたが、やっぱりうるさかったです。フラットメイトと「they are so stupid…」と呆れました。それでも、粛々と証拠として録音し、オーナーに提出するなど、周りに助けてくれるイタリア人がいることがラッキーだなあと思います。日本でも騒音に悩まされましたが、その時はマナーがなってないと感じていましたが、イタリアでは「近所へのリスペクトがない」という表現をしていたのが印象的でした。なんだかこの表現いいなあと感じました。

まとめ

長かったようで短い1週間でした。はやくもPiacenzaが好きになっています。スリの危険もないし、人々が自分の人生を生きている感じがして、心地いいです。一方で日本人が全然いないので、母国語で話す相手がいるトルコ人や中国人を見ると羨ましく思います。
肝心の授業は英語をもっと頑張らないといけないなーとは思いますが、あまり気負わずにベストを尽くして楽しみたいと思います。不安症なので不安を努力で潰していくのが目標です。


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