クロマメ

徒然なるままに、日々の散文を。

クロマメ

徒然なるままに、日々の散文を。

記事一覧

固定された記事

癒やしの力

先生との出会い 12年ぐらい前だったかな。とある知り合いに勧められて、占い師の先生がいるという、アパートの一室に招かれたことがある。そこでは、先生が気の力で僕の…

100
クロマメ
4か月前
165

死の不可逆性

毎晩、眠りにつくころ、僕はよく死について考えている。 思い返すと、僕が死を意識しだしたのは、確か幼少の頃だった。当時、どうして僕が死を理解したのかは正直覚えてな…

クロマメ
1か月前
56

平和な国の不幸な僕たち

不景気、イジメ、凄惨な事件、芸能人の不倫、テレビやネットはたくさんのネガティブな情報を垂れ流し、それっぽいコメンテーターがそれっぽい事を言って称賛を浴びたり、炎…

クロマメ
1か月前
50

タイム・トリッパー

幸せな日常の中で、ふとした瞬間、思考が過去へと遡る事がある。 あの日の忌まわしい記憶がアタマの中を駆け巡り、恐怖や絶望を追体験し、その時僕は今を生きていない。 …

クロマメ
2か月前
68

煙に巻く

僕の父親はヘビースモーカーで、黄色いピースを愛飲していた。 父親とは、もう15年ぐらい会ってないから、どこで何をしているのかも分からない。 幼少の頃、父親の運転す…

クロマメ
2か月前
76

ナチュラル・ハイ

昨日の夜からずっと考え事をしている。 僕は一度考え事をしだすと、ありとあらゆる想定をしないと気が済まず、脳内で一つのトピックに対しての様々な可能性をシミュレーシ…

クロマメ
2か月前
55

ナイトメア

おはようございます。 クロマメです。今日はなんだか曇り空、 お天気が悪い日は気持ちも冴えませんが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 ところで、今日は遅めの起床とな…

クロマメ
2か月前
45

いつかの写真

クロマメ
2か月前
35

スーパーマリオワンダーが楽しいから今日も何も書かない🐘

クロマメ
2か月前
17

ピクミンにハマったので今日はなんも書きません🐣

クロマメ
2か月前
21

心解(うらとく)

ツイてないなって思う日がある。 でもそれは、移ろいゆく時間の中で、ただ無常に過ぎ去っていく出来事に過ぎない。 何か、自分の心が打ち砕かれるような時、過去を悔やみ…

クロマメ
3か月前
35

近所の川で物思いにふける。

クロマメ
3か月前
35

空虚なる。

僕が生きてきた道の中で、 誇れるものなんて何も無い。 ただ、貧困から抜け出したかった。 ただ、普通になりたかった。 それだけの為に、苦悩を抱えながら生きてきたなん…

クロマメ
3か月前
37

脱出ゲーム

そろそろ、この環境も疲れてきた。 割と仕事はうまく行ってるけど、 やっぱ僕は人の上に立つなんて向いてない。

100
クロマメ
3か月前
15

繰り返す人たち

人間は不思議な生き物だ。 いつも同じ過ちを繰り返し、反省に半生を費やし、自らの手で自らを苦しめることに生きがいを感じている。 貪欲、瞋恚、愚痴、疑、慢、悪見、 …

クロマメ
3か月前
26

生きる事を手放す

この世に生を受けてから死ぬまで、人間として営んでいくということは、極めて自然な行為だ。 だけど、僕にとって生きていくという行為は日々苦難の連続で、ストレスやプレ…

クロマメ
3か月前
23
固定された記事

癒やしの力

先生との出会い 12年ぐらい前だったかな。とある知り合いに勧められて、占い師の先生がいるという、アパートの一室に招かれたことがある。そこでは、先生が気の力で僕のチャクラを開いてくれるそうだ。勿論、有料なんだけれど、お金は、その知り合いが支払ってくれていた。額は知らないけど多分高額だし、よっぽど僕と先生を会わせたかったんだろう。 チャクラ チャクラ(梵: चक्र, cakra; 英: chakra)は、サンスクリットで円、円盤、車輪、轆轤(ろくろ)を意味する語である

有料
100

死の不可逆性

毎晩、眠りにつくころ、僕はよく死について考えている。 思い返すと、僕が死を意識しだしたのは、確か幼少の頃だった。当時、どうして僕が死を理解したのかは正直覚えてない。 テレビ? 年の離れた兄の影響? 誰か亡くなったんだっけ? なんだったかは覚えちゃいないけど、確かに、そこにある死を認識していた。 小さな頃から空想の世界で生きていた僕は、なんか変わった子供だったと思う。 両親は不仲で、かなり貧乏な家庭だったし、毎日不安を感じながら暮らしていた。 僕の暮らしが周りと違う事

平和な国の不幸な僕たち

不景気、イジメ、凄惨な事件、芸能人の不倫、テレビやネットはたくさんのネガティブな情報を垂れ流し、それっぽいコメンテーターがそれっぽい事を言って称賛を浴びたり、炎上したり、もはや人の不幸はエンタメ産業だ。 それは、身近な社会、小さなコミュニティの中でも同様で、人の失敗や不幸話はいつだって暇人達の話のネタと化し、気がつけば怒りのエネルギーに飲み込まれ、もはや怒りの矛先はどこの誰に向かっているのかも分からなくなっている人達がいる。 そうした、インスタントな怒りの感情は、自尊心を

タイム・トリッパー

幸せな日常の中で、ふとした瞬間、思考が過去へと遡る事がある。 あの日の忌まわしい記憶がアタマの中を駆け巡り、恐怖や絶望を追体験し、その時僕は今を生きていない。 時間は常に歩みを止めることなく、先へ先へと僕の体を運んでいる筈なのに、思考だけが体を抜け出し、僕は過去へとタイムトリップしている。 僕が僕であると自己認識する事ができているのは、本当にこの体がある故なのだろうか。 だとしたら、この体から離れていき、思考だけが過去へと逆行しているこの感覚はいったい何だって云うのだ

煙に巻く

僕の父親はヘビースモーカーで、黄色いピースを愛飲していた。 父親とは、もう15年ぐらい会ってないから、どこで何をしているのかも分からない。 幼少の頃、父親の運転する青い軽バンの助手席に座ると、運転席でクールミントガムを噛みながらピースを吹かしていた、父親の面影が懐かしい。 そして大人に近づいた僕は、気がつけばタバコを吸っていた。少し背のびがしたかったんだと思う。 だけど、二年前ぐらい前に禁煙し、(飲み会の時は吸ってたけど。) ずっと吸ってなかった筈なのに… 最近また、紙

ナチュラル・ハイ

昨日の夜からずっと考え事をしている。 僕は一度考え事をしだすと、ありとあらゆる想定をしないと気が済まず、脳内で一つのトピックに対しての様々な可能性をシミュレーションしている。そして、大々その結末は不幸だ。 そのシミュレーションの中でたまに一筋の光が見えることもあり、そこで思考を停止すれば良いのに、いや、でも、待てよ。と結局不幸な結末を想像してしまう。 そして迎えた朝はいつだって目がバキバキだ。(ヤバイ奴www)一周して強気モードに突入して変なテンションになってしまう。(こ

ナイトメア

おはようございます。 クロマメです。今日はなんだか曇り空、 お天気が悪い日は気持ちも冴えませんが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 ところで、今日は遅めの起床となりまして気づけば10時。僕は休日だけお酒を飲むので、昨日の晩は大好きなストゼロのダブルレモンを片手に、ジョーブログの廃墟群を探訪するYouTubeを見ておりました。(僕は地方の廃墟を探訪する動画が大好き) そして、気持ちよくベッドで眠りにつきましたが、なんだか物凄い悪夢にうなされて最悪の目覚めとなりました。内容は

いつかの写真

スーパーマリオワンダーが楽しいから今日も何も書かない🐘

ピクミンにハマったので今日はなんも書きません🐣

心解(うらとく)

ツイてないなって思う日がある。 でもそれは、移ろいゆく時間の中で、ただ無常に過ぎ去っていく出来事に過ぎない。 何か、自分の心が打ち砕かれるような時、過去を悔やみ、誰かのせいにして自分を納得させていた。 だけど、人間は誰だって弱い生き物だ。生存本能として自己を守るために他者を犠牲にする事なんて当然のことだろう。 それは、僕だってそうだ。 これまでの僕は、人に迷惑をかけてはいけない。権利を主張する前に義務を全うするべきだ。そうやって自分にも他人にも厳しく生きてきた気がする。

近所の川で物思いにふける。

空虚なる。

僕が生きてきた道の中で、 誇れるものなんて何も無い。 ただ、貧困から抜け出したかった。 ただ、普通になりたかった。 それだけの為に、苦悩を抱えながら生きてきたなんて、滑稽でしかない。 あの時、別の選択をしていれば、今よりも輝いた未来が待っていたのだろうか。 もし、他の誰かとして生まれていれば、こんなにも苦しむことは無かったのだろうか。 考えたところで、それは無意味でしかないことだ。 大人になれば、自由になれるかもしれないと淡い期待を抱いていたけれど、今だって社会の歯車の

脱出ゲーム

そろそろ、この環境も疲れてきた。 割と仕事はうまく行ってるけど、 やっぱ僕は人の上に立つなんて向いてない。

有料
100

繰り返す人たち

人間は不思議な生き物だ。 いつも同じ過ちを繰り返し、反省に半生を費やし、自らの手で自らを苦しめることに生きがいを感じている。 貪欲、瞋恚、愚痴、疑、慢、悪見、 六大煩悩による罪を繰り返しながら、 自ら地獄へ向かう為の準備を整えている。 煩悩から開放される為には、自己の欲望や無明に気付き、修行や悟りを通じて解脱を目指す必要があるわけだが、此の世では魑魅魍魎が跋扈し、様々な誘惑に姿を変え人々を解脱の道から遠ざけようとしている。 自己覚醒や内省、適切な知識の獲得、善行や慈悲

生きる事を手放す

この世に生を受けてから死ぬまで、人間として営んでいくということは、極めて自然な行為だ。 だけど、僕にとって生きていくという行為は日々苦難の連続で、ストレスやプレッシャー、人間関係の葛藤など、社会的な要求や期待に応えようとすることで、僕は自己を見失い毎日疲弊している。 また、現代社会は情報の過剰な洪水のような状況にあり、SNSやメディアから流れ込む刺激的な情報や、他人との比較による劣等感、虚栄心の追求などが、僕の心に揺さぶりをかける。 いっその事、ありとあらゆる情報を遮断