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物心両面の準備

災害対策


物心両面という言葉があります。

物的な事柄と心的な事柄の両方の側面。

という意味です。


物心両面の幸福を追求する。


というように使われ、

物質的な豊かさと、精神的な豊かさの両方を追求する。

という意味になります。


タイトルの

物心両面の準備

に関して、

昨今、災害や戦争のリスクが高まり、
備蓄や移住などの対策が叫ばれています。

大きな脅威を完全に避けることはできませんから、今の自分にできる最大限の対策を講じる必要があります。



物や場所など、外部の状況を整えることに関しては、情報が出回っており、必要な対策を行っている人も多いかと思います。


しかし、物を充実させることだけでなく、
心も併せて準備する必要があります。

物心両面で準備整えることが重要なのです。


今回は、
災害対策などの脅威に対する、

物心両面の準備について考えてみます。

想定外を想定する

では、心の準備とは何でしょうか?

それは、

自分の力では及ばない規模の脅威が訪れることを受け入れること。

です。

想像できるが、どうしようもないこと。
想像できないこと。

が来ることを受け入れることです。

言い換えると、

想定外を想定することです。

物の準備を整え、
かつ、
それでも足りない場合もある。
と、受け入れること。

そして、
そんな状況でも、
目の前の事情に淡々と対処し、
最善を尽くす。

という覚悟を決めること。

それが、
心の準備です。


いくら物を準備しても、
すべての脅威を排除することはできません。

すべての脅威を排除できると考えて、
すべてを物だよりにしていると、

それを超えることが起きたとき、
パニックになってしまいます。

パニックになれば、
打開できる状況だとしても、
その可能性を自分で閉ざしてしまうことになります。

物を準備しつつ、
それが無くてもやるべきことをやるだけ。

というような、
依存しないスタンスを取ることが重要です。

備えあれば憂いなし

では、
どのように心の準備を整えれば良いでしょうか?

その一つの対策として、

物を準備する。

というのが有効です。


物心両面の準備が重要ですから、
心の準備だけでは足りず、
物の準備も等しく重要になります。


そして、
心を準備するには、
自分はこれだけ物を準備したのだから、
あとはなるようになる。

と、後腐れなく、
状況に当たれるようになります。

人事天命です。

やることやったら、
あとは天にお任せです。

やるだけやってだめなら、
それで仕方ない。

物の準備をすることで心が整っていくのです。


また、
物を整えるに当たって、
情報収集をすることになりますが、

知れば知るほど脅威は小さくなっていきます。

人間の恐怖の大半の原因は知らないことです。

知らないから怖いのです。

恐怖は身を守るために重要ですが、
知らないものに対しては過剰な恐怖を感じます。

知ることで、
適切に恐れることができます。

そして、
恐れても仕方がない境界を知り、
それ以上の脅威は諦めることで、
大きな恐怖から開放されることができるのです。


私たちは現在、
激動の時代を生きています。

変化の後は、
最高の世界が訪れるでしょう。

未来は確定しているものではありません。
ですから、勝手に決めてしまいましょう。


そんな最高の未来のために、
物心両面で準備し、
ワクワクしながら日々の生活を楽しんでいきましょう。



参考

物心両面の意味とは?


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