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直感を生かすには

直感に従う

直感に従って行動することが重要だということは、多くの人が理解していることだと思います。

過去にこのノートでは、

直感を受け取るために、
心に余裕を持った状態で過ごすこと、

直感を受け取った後に、
恐怖で行動を起こせないことを防ぐこと、

などを取り上げてきました。

今回は直感を生かすために必要な要素について考察していきます。

直感を受け取るための知識


直感を生かすためには知識が必要です。

例えば画期的な数式が思い浮かんだとしても、
数学の知識がなければそれが何のことだか分かりません。

インドの数学者ラマヌジャンは、
答えだけがひらめき、
証明の仕方が全くわからなかったようで、
それを別の数学者が確かめるという方法で、
彼の直感を生かしていたようですが、

これはあくまでも僅かな例の一つで、
多くの場合、知識が多い人が直感を受け取りやすいものとなります。

原始人がスマホを拾っても扱えないのと同じで、前提になる知識があればあるほど、その直感を拾い上げることが容易になるのです。

知識をつけるには継続


知識をつけるためには時間がかかります。
専門書を1m積み上げて、
それを理解したならその道の専門家と同等レベルの知識を持っているという話があります。

これはあくまでひとつの基準で、
分野によって差があるものだとは思いますが、

1mの専門書を理解することは、
時間を要するものです。

つまり、
知識をつけるためには、
ある程度の継続が必要になるのです。

継続するための一番重要な要件は、

それを好きであるということです。

つまり知識をつけるためには、
その分野を好きである必要があるのです。

雪だるま式に成長する


以上のことをまとめると、
直感を得るには知識が必要で、
知識を得るには、好きであることが重要だということがわかります。

つまり

直感を得るには、好きなことをたくさんする。

というシンプルな結論に至ります。

好きなことであれば苦がなく続けることができ、それをやっている最中に新たな発見があるのです。

多くの発明家や起業家は、
嫌嫌やっているわけではありません。
彼らは好きでやっているのです。

例えばビジネスで大成功している起業家は、
お金を稼げなかったとしても同じ仕事をするでしょう。それは彼らが好きだからです。

お金を稼ぐためにやっているわけではなく、
好きだからやっているのです。
結果、そのビジネスにおいての知見がたまり、
直感を受け取り、それを形にすることでより、
ビジネスが雪だるま式に拡大していくのです。

好きなことをするしか生きる道は無い


人生100年時代と言われたり、
技術の変化が目覚しく、
去年の最新技術がすぐに陳腐化したりするような現代を生きる私たちは、常に活動的であることが求められます。

活動的になるには好きであることをする必要があります。

好きでなければ継続できないし、
習得もうまくいかないからです。

「好きなことで生きていく」
というキャッチコピーがありますが、

ネガティブな見方をすると、
「好きなことで生きていくしかない」のです。


それ以外に私たちは生きる道がありません。

好きでないことで非生産的に過ごすならば、
それは機械がすれば良いのです。

この先の社会で人間のあり方は大きく分ける基準を一つあげるとするならば、

自分が何が好きかということを分かっているか?

そうでないか?ということになるでしょう。

好きなことが明確であれば、
自分の道が分かります。
そうでなければ自分の道が分かりません。

自分の道はよく進めますが、
自分の道でなければ、あまり進めません。

幸福に生きるためには自分の道を見つけることが重要です。

1日の中でできるだけ好きなことに時間を使うようにしましょう。

すると、知識が貯まっていき、直感をより多く受け取れるようになります。

直感を受け取れれば得た知識を飛躍させることができますし、雪だるま式に知識が溜まっていくことになります。

そしてまたそれを形にしていくのです。

このように主体的に、
直感に従って行動していくことが、
人生を充実させることになるでしょう。

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