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うつとのつきあい方(12)教育的指導かパワハラか?


2016年からメンタルヘルスチェックを会社で始めるようになりました。
会社は予防という意味で早くから対策を打ちたいようです。

しかし、実態は表に出てこないとが多いのではないでしょうか?

それは鬱々とした症状を抱えている社員は会社の期待に答えられない
ギャップに悩んでおり、チェック項目に書くことは「間違っている」
と勘違いしている人が多いため、結果として上がってこないのでは
と思います。

私たちは入社時から一日の大半を会社の中で過ごすようになり、何かに
つけて上司から教育的指導が入ります。その上司は会社が正解と思う
ことを自分なりに理解し部下に指導するのですが、それは必ずしも
会社の意向と同じとは限りません。

このズレが段々大きくなり自分の中で吸収できなくなると、メンタルヘルス
を発症します。

上司が部下の成長のための「一言」が、部下にとって苦痛の一言に変貌するのです。

部下に対して理解して行動するように諭しても、部下はそもそも理解できないのです。

自分が上司なので立場が上であるし、部下の意見は聞くに値しないと思っている人(意識、無意識関わらず)ほど部下の気持ちがわからないのではないでしょうか。

私はかって上司から「言われたことだけをするのであればバイトでもできる。自分なりに考え理解し、報告・連絡・相談することがあなたの勤めだ。」
と言われました。その上司は私を下請けのように扱い、何事も試すように
どう思うか?と問いただすのです。
私は何事をするにも事前にお伺いをたてなければならず、相談した所で
一方的に意見を押し付けられました。
結局、上司の気に入る方法でしか仕事をさせてもらえないのです。

そういうやり取りが続いたので寛解に向かっていた症状が一気に悪化し
約2年の良化した病状が元に戻ってしまいました。

その時、上司から言い放たれた言葉が今でもトラウマのように蘇り
ココロが弱っているときは私を悩ませます。

その言葉とは

「あなたは本当は病気ではないんじゃないか?単なる怠け癖だろう?」

その時からこの人は信用してはいけないし、仕事以外は一切かかわらない。
余計なことは一切言わないように決めました。

これは特別なことではなくどこにでもあることだと思います。
が、受ける側にとっては致死になるぐらいのインパクトがあると指導する側
は肝に命じて貰いたいです。

報・連・相の本当意味とは?

よくビジネスの基本として取り上げられますが、そもそもこれを求める上司は「仕事ができない」と判断してしまいます。
基本、部下は自分の判断で状況を報告したり、連絡したり相談するもので強制的にされるものではありません。

情報が自分に届かないのはその状況にない、もしくは自分のやり方が間違っている?ということです。

本当に気になるプロジェクトであれば自分で調べ、部下に聞くぐらい真剣に考えているというとこでは無いかと考えます。

何でも報・連・相という上司は多分あなたのことを真剣に部下育成しないと思ったほうが良さそうです、機会があれば離れることをおすすめします。






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