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人は孤独だ。でも・・

2023年6月17日。
今はひとりで暮らしている。
週の初め、仕事帰りに夜の代官山蔦屋に寄ったら、なぜだかやたらカップルや家族が目についた。
ひとりを楽しんでいるつもりでも、「家族」という居場所が忽然と消えてしまった虚無感は、飲み込み切れない大きな塊として存在し、時々こうして主張する。
心落ち着かなくなって足早に駅に向かい、電車に乗り込んだ。

結婚指輪なんてとっくにしていないのに、「夫のいる、大した悩みのない奥さん」と思われることが多い。面倒臭いのでそういうことを言われた時には「そうですね」とスルーしている。
先日も、ちょっとしたことでとあるクリニックを訪れた時、「旦那さんに家事をやらせてゆっくり休んでください」。
美容院で「この後ご主人とデートですか?」。

電車の窓に映る私は本当は孤独を感じているんだけどね・・・と、
夜道をとぼとぼと帰宅して、カルビを盛大に焼いて、サンチュに包んでがっっっつり食べた。小松菜を胡麻和えにして、ビールも飲んだ。その後ハーゲンダッツもしっかり食べたった。


生きるってこういうことですよね。
一見矛盾しているようだけど、人って単純で、ちょっとしたことで落ち込む繊細な面がありながら、図々しくもある。

昨日は金曜日。夜友人と隣駅で待ち合わせてインド料理を食べ、終電までおしゃべりした。こういうことから生きる楽しみやパワーをもらうのだ。
それから今週、前回の記事を読んでくださった心美しき方から、お問い合わせを使って温かなメッセージが届いた(前回の記事で「どなたかHELP ME」と書いたからだ)。
仕事中、携帯にその連絡は届き、どんより眼で土色の顔に縦線が入った状態で仕事をしていた私は、一瞬にして縦線が消え去り、背筋が伸びてバラ色ほっぺのオバはんと化したのだった。キラキラ。・・不気味?
この場を使って御礼申し上げます!
あなたの言葉でどれだけ気持ちが明るくなったか。何度もメッセージを読み返しております。


こうして人のパワーを吸い取って(あらまた不気味)、落ち込んだり元気になったりしながら生きていくんだな。
晴れの日も雨の日もあるけれど、土砂降りの雨の中でそっと傘を差しだしてくれる人がいることに救われる思いです。
因みに・・小雨の降るとある日に、会社近くでひとりランチすべく近道した場所が超有名な心霊スポットだったようで。
後から聞いて「え~~!!やだ!!通っちゃった!どうしよう~~・・」とは思わすに「だからなんじゃい!!」と思った私。
死んだ人間より生きてる人間の方が怖いって思ってるんだもん。


今朝のひとりごはん。グリンピースの冷製スープ、ゆで卵、グレープフルーツ、
トマト(下に敷いたのはサンチュ、紅茶、コモのクロワッサン。
本物のクロワッサンが食べたい!と
2日目のプティ・デジュネを読みながら強く思う。





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