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動物の子育てに共感してみよう

自分の産んだ赤ちゃんを愛せないお母さんがいます。
夜泣きがひどいなど疲労困ぱい、急激なホルモン変化により精神も疲弊して、赤ちゃんの育児が嫌になってしまいます。
そんな人は罪悪感に苦しみます。
我が子を愛せないなんて人として失格だ、生命として反していると自分を追い詰めます。

しかしそれは自然なことなのです。
読み間違えないでくださいね。
「親が子を愛することは自然なこと」
実はそんな事はないのです。

動物の世界でも人間の世界と同じです。
動物が出産した直後に、産み落とした赤ちゃんを攻撃したりする例もあります。
子どもに関心を示さない育児放棄する母動物も観測されます。
そもそも多子な動物が多く、小さい末子が食べものにありつけなくても手助けしません。

子孫を残す本能で、親なら子どもを1番に守るのが自然だと人間は勝手に思い込んでますが、生存に関わる厳しい条件下では、親が自らの生存や繁殖のために、弱った子どもを見捨てることがあります。
“動物は本能で子どもを愛する”は人間が作った幻想です。


人間は家族の絆を重視します。それが出来ない人の思い悩む原因になります。
イルカは離合集散社会です。家族の群れから離れ、別の群れと共にし、また離れたりします。
ずっとファミリーだとのこだわりはありません。

人間社会では子連れの再婚同士が家族となり、虐待の例が多々あります。
動物の世界でも連れ子を殺すのはよくあります。むしろ殺されます。母動物も容認します。

自然の中の親は意外と人間と同じなのです。
むしろ厳しいくらいです。
親が子を愛することは自然なことではなく、親が子どもを愛するという概念は文化や社会によって形成されています。
自然の世界では、生存戦略に従って、時には子どもを見捨てることが生存のために適切な行動とされることがあります。
それに対し、人間の社会では、親が子どもを愛することが期待されるのは自然の法則とは異なることなのです。
自然界における親子関係の現実を理解すると、生物学的には、子どもを愛情もって育てることが適切とは限らないと考えられます。


だから、あなたが子供を献身的に愛してたら、当たり前のことではなく、神の偉業なのです
子供を愛せなくて悩むのは当然です。
その中で子供を愛する気持ちを持てるなんて、神の御業です。
子育てそのものが神の行いです。
虐待しないだけで神なのです

だからそこで育った子どもは、勉強が弱かろうと、ニートだろうと、オタクの非モテだろうと、みんな神の子なのです。

大げさぐらいでちょうどいいんです。




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