いつも読んでくださってありがとうございます。各ソーシャルメディアDMでのご相談を拝読し、お気持ちはわかりました。

その心には寄り添いたいと思ったことを、少しずつnoteのこの場所で回答します。わたしは人生相談のプロではありませんし、インタラクティブな、時間、深さ、アフターフォローも厳しいです。

しかし、あなたの勇気とわたしの勇気を掛け合わせて、その先の誰かの役に立つならと思い、思考してみます。質問は概略（状況想定含む）表記、お返事はこの場限りとさせてください。

『女性の攻略法について』
→わたしは人を攻略したことがありません。恋愛にまつわる「攻略」「落とす」という表現をやめることから始めたらいかがでしょうか。

『女性が自分を「守る」方法』
→文脈から「守る＝男性の強要から逃げる」と理解しました。文面、アカウントから20代前半の女性と想定、すぐ性的関係を持ってしまうとお見受けして、その部分の守る方法に話を進めます。

望まない一夜を共にすることは、男性から搾取されたと感じる沼の入り口です。

女性の体は、産み育てる細胞があります。なので、一度受け入れてしまうと、宿す可能性を残した苦しい期間の不安や自己嫌悪から、相手に搾取されたと感じてしまうのです。そこに覚悟がなくても、いつも隣り合わせだとまず認識してみましょう。

以前、マツコ・デラックスさんとYOUさんが対談の中で「男を受け入れた数が多い女が一番この世でいい奴。懐の深さが違うのよ。」と言っていました。わたしも同感です。性的な受け入れには覚悟と許容が必要です。何も考えず酔っ払ってて覚えていなくても、作業として行為に及んだとしても、大したことないと自分に言い聞かせるのはやめましょう。身体はちゃんと記憶しています。相手から大切にされなかった身体の感覚は少しずつあなたの心を蝕んでいくのです。

そんな説教じみたことを聞きたいわけではないですよね。ただ、文面からそこに対する深さが足りてないと感じましたので改めて状況を解説してみました。

とはいえ、今までのことはもう終わった話なので、がんばった自分ということで褒めてあげていいのではないでしょうか。簡易ですが、セルフハグしてみるといいですよ。

そしてこれからは、「どうでもいいや」という流れで人を受け入れないようにすることを、まず自分が決めてください。このご時世どこまでかわかりませんが、20代前半は、かなり搾取の回避スキルが必要です。性の解放時期でもありますし。

そしてまず。ご自身を守る有効な手段として1つスキルアップしてください。

「お酒に強くなる」

です。

そもそもお酒に強くないなら、人とお酒を呑まないようにしましょう。まず自分が体質としてどのくらいの量から開放的になるのか、どの種類のお酒なら大丈夫かを把握しておくのはマストです。お酒は飲みたくないなら飲まなくていいのですが、お酒を飲んだ時の後悔が多いタイプだと推測されましたので、だったらお酒自体に強くならないと解決されないと考えました。

新社会人の頃は、ひとり暮らしを始めたばかりの人も多く、出会いのきっかけもたくさんあります。そして男女関係を楽しもうとする層もあついので、家呑みの誘いにはかなり気を付けた方が良いと思います。

大変失礼な表現ですが、この時期には「全人類バカばっかり」だと思った方が身の安全に注力できます。この時期にお酒が原因での運転事故があったり、女性が望まない苦しみに陥ることが起こります。周囲にこれらが起こって学ぶか、ご自身が苦しむかになるのです。

どうも説教みたいで、ごめんなさいね。

最後に、異性の家からうまく逃げる方法を書いておきますね。相手に好意がない、進展を望まないけれど流れで家に行ってしまった、前提で書きますよ。

飲み直そう、という場合は水も買いましょう。ウォーターサーバーがあると言われてもペットボトルの水を買いましょう。そしてお酒の濃さを自分で調節できるようにしましょう。家主に作らせるのは危険です。

仕事の功績自慢が始まっても褒めるのをやめましょう。営業成績、自分が作った広告やCMの話、あの女優がキレイだった、あの試写会においで、というのを聞いても、持ち上げる反応はしないでください。ボーッとしましょう。酔って眠くなったのかな、くらいにしか思われませんから大丈夫です。

お酒をどこまで呑み続けて眠気に耐えられるかだけに全集中してください。手元の水をたくさん飲んでまず自分を正気に戻すのです。体が触れる距離で座ってきたら、手を洗うと言って立ち上がってください。とりあえず洗面台を借りましょう。

家にクレンジングが常備されてる人は信用してはいけません。手を洗うと酔いも覚めます。鏡で自分を見てください。さぁ、強い気持ちを持ちましょう。面倒くさいからいいか、って気持ちに喝を入れてください。

映画を一緒に見ようと言われたり、お姫様抱っこでベッドに運ばれてしまったら勝負の時です。ここでさっきの、オレのすごいことアピールの話を、改めて聞きましょう。

「どんなプレゼンであのCM作ることになったの？ねぇ、さっきの広告予算っていくら？投資回収イメージ教えて。そういえばあなたの上司に明日会うよ。」

って言えば、まぁ冷めます。一気に引き戻されるでしょう。これ、お互いのために一旦引き戻すのです。そして、「あ、帰らなきゃ明日早いし。じゃっ！！」って帰るのがベスト。

これでも近づいてきたり、そんなことはいいからと迫られたら、もう少しだけお酒を飲むことにしましょう。あなたが彼のお酒を作るのです。もう一度彼の自慢話を聞きましょう。

さっきのやつもう一回見せて？へーすごーい！

と、ここでは褒めてください。持ち上げてください。彼のお酒は濃く作ってください。上司の悪口も笑って聞きましょう。お酒のグラスが空にならないように作り続けてください。膝枕くらいまでは食事代だと思って許しましょう。

気持ちよく眠りにつかせるのです。

鬼退治みたいなもんですね。

ここで、そーっと抜け出して帰る。
余裕があったらコンビニで買ったものは持って帰りましょう。鍵も開けっぱなしでいいです、気にしない。

ただしここでは終わりません。

家に行って何もなかった、という状況はかなり相手のプライドを傷つけます。「こいつ俺の家に来たことある」と言いふらされるかもしれません。しかしその時は、何もなかったとは彼の口から出てこないでしょう。嫌がらせをされるかもしれません。仕事に支障があるかもしれません。

そこで「何もなかった！」と叫ぶ勇気を出したら、あなたはもう強くなりました。

その時はまたDMください。応援しています。

ありがとうございました！