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某映画を観て、多様性について考えた。

今日、話題作を観てきた。
主人公も含め、精神が異常な感じの人ばかりだった。統合失調症や双極性障害が悪化した感じの人、性的に異常な人、精神遅延が著しい感じの人や、気性が激しい、攻撃的な人など様々いた。
面白そうだし評判の良さそうだから見たが、感想としては、『うッ…』と、萎えてしまうシーンが多かった。

ファンタジーで独特な雰囲気も、実際は全く異なり、主人公の感じてる世界を表現してるのだろうか?等とも、思った。

これは、単に話を楽しむものではなく、作者の伝えたいメッセージ性が話の背景にあるのでは無いか…?とも、感じた。

色んな人がいて、社会に爪弾きにされた人のことを知って欲しい、考えて欲しい、彼らなりに一生懸命に生きていること、彼らなりのドラマがあること、を、作者は、伝えたかったのだろうか…?と、いうのが、私は考えた。

観ていて拒絶反応を起こしてしまうシーンが多かったが、これはこういった普段取り扱われない影側で闇を抱えた人達を知ってもらい、考えてもらうための映画だったのかもしれない。

これは、闇の部分から目を背け、安易に『ダイバーシティ』『多様性』
『共生社会』などと、綺麗事を口にしてはならないのだと、思い知らされる映画だった。

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多様性を考える

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