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リデュース·リユース·リサイクル ダイハツミラCOCOAのデッドニング その3 ロードノイズのデッドニング 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 車を子供の車と交換し、その車、ダイハツのミラCOCOAを自分流に改良しているというお話です。人生初めての軽自動車とのお付き合い。
 
 感心する事ばかりです。

 エンジンオイルに摩擦低減の為の添加剤MT-10を、CVTのオイルにも摩擦低減の為の添加剤入れて動力性能を最大限引き出し、騒音を発生源から対策してあります。

 遮音、吸音材を追加してのバルクヘッドデッドニングも

 エンジンルームのデッドニングも

 施しました。

 至近、例えば関東から近畿や中国地方等へ遠出をすることが多く高速道路走行のためにタイヤの空気圧を高めに設定してあります。すると荒れた路面でのロードノイズがとても気になるようになりました。
 整備工場の都合でのブリジストンは取れず横浜タイヤ縛りということで、ブリジストンが東大と共同開発したレグノの最静粛版相当のdB(デシベル)というタイヤを履いて居ます。ですが、車内が静粛になったので相対的にロードノイズが主な騒音となってしまいました。それだけ劇的に静かになっていたのです。

 タイヤハウジングに吸音材や遮音材を施すのもアリなのですが、先ずはタイヤからのノイズの発生を抑えることを。

 物理屋なので原点から手を着ける…

 既に静音タイヤなのでどうするか。タイヤの空気圧が上がってタイヤが固くなっているとすれば、タイヤゴムを柔らかくすれば良いと思いつき。早速ゴムの劣化防止に使いこなしている呉工業のラバープロテクタントを使ってゴムの柔軟性を高めることにしました。

 具体的には塗布したラバープロテクタントが雨水で流れ落ちない晴天が続く天気予報が出ている、しかも気温が高い温暖な週を選び施工開始。外出した直後でその後利用する予定のない夕方、タイヤが温まっている時にサイドウォールや特に接地面にたっぷりラバープロテクタントを吹付けました。少し車を前後させて塗り残し後の無い様に気を遣いながら。勿論小さな溝にもラバープロテクタントが良く染み込む様にしました。

 そして一晩静置。翌日、車を利用するとロードノイズが激変。透水性舗装の道や荒れた路面でも殆どロードノイズが無くなりました。最も驚いたのは、カーブが続き制速のために路面にオレンジ色の凹凸が続く道。靭やかに振動を吸収し揺れが激減、勿論ロードノイズも同じく激減しました。

 感動的。
 (今風に表現すると“ヤバい”かなぁ(笑))

 ラバープロテクタント処理だけでここまで変わるかという位劇的でした。

 簡単、安価で極めて効果的なのでご紹介しました。是非お試し下さい。
 
蛇足
 ここまで手を施すと、軽自動車でもクラシック音楽を楽しめます。特に高速道路で制限速度いっぱいで走ってもピアニッシモの繊細な表現がノイズで聴こえないということは無くなりました。勿論制速の凹凸が続く山道でも大丈夫。

超蛇足
 これはもう呉工業さんにご報告して御礼するしか無いですね(笑)


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