けっぱれ道産子 ! ~英国北海道人会~

英国で活動する道産子、また北海道で活躍する英国人をご紹介するページです。 紹介したい人…

けっぱれ道産子 ! ~英国北海道人会~

英国で活動する道産子、また北海道で活躍する英国人をご紹介するページです。 紹介したい人、されたい人募集しています。自薦他薦は問いません!こちらにご連絡ください→ 英国北海道人会Facebookページ https://www.facebook.com/hokkaido.uk

最近の記事

「翌朝起きたら、札幌に行くことを決めていました」ー ダイアンさん

ー まずは泰哲さんにお伺いします。英国に来た経緯、理由をおしえてください (以下ヒロ)妻のダイアンは英語教師として来日してて、札幌で出会ったのですが、付き合いはじめて一年半くらいたったときに、教員を目指していた彼女から「教員免許を取るためには、ロンドンの大学院に戻らないといけないのだが、札幌の暮らしも慣れてきたので、どうしようか迷っている」と相談を受けました。僕は「勉強意欲があるなら、今のうちにやっておいたほうがいいのでは」とアドバイスしました。そしてダイアンはロンドンに戻る

    • 「(不登校の経験が)その後の僕に大きく影響を与えたのかなと思います」ー 泰哲さん

      前編はこちらから ー 泰哲さん(以下ヒロ)は海外留学もされていたそうですが、経緯をおしえてください ヒロ:元々、中学校を卒業したらすぐに「手に職を付けたい」と思っていたのですが、親からも説得されとりあえず高校に進学しました。高校卒業の際の進路相談で、先生からいろいろと仕事の提案を受けたのですが、自分がイメージする技術職とは違うものばかりでした。でも自分でもよくよく考えてみると、その時の僕は世の中に存在する職種についてほとんど知識がなく、「それで一生の仕事を今決めろと言われて

      • ”人はパンのみにて生くるものにあらず”

        ー 英国に来た経緯、理由をおしえてください 初めて来たのはロンドンの王立音楽大学(Royal College of Music)留学で、この時は既に北海道大学第二外科教室(現腫瘍外科教室)の教室員でした。帰国して関連病院の外科部長になったりしましたが、やはりヴァイオリンをもっと極めずにはいられないとの思いで再渡英し、英国医師免許と永住権を取得し、現在に至ります。 ー 3歳からバイオリンを習ったそうですが、きっかけは何だったのでしょうか? 両親ともに西欧芸術に対する憧れがあっ

        • 「北海道産酒は、今後取り合いになる時代が来ると思っています」

          ー イギリスに来た経緯や理由を教えてください 以前はロンドンのビジネススクールに1年通い、その後1年弱インターンシップをしていました。今回の渡英は出張ですが、コロナもあったので、5年ぶりくらいのイギリス訪問です。 ー 日本酒の海外展開のお手伝いをされているとの事ですが、経緯をおしえてください このインタビューを頂いて考えていたのですが、実は北海道と英国がきっかけとなって、今の仕事を始めています。イギリス留学をしていた当時は、ロンドンのパブにはビールを飲まない人が注文できるも

        「翌朝起きたら、札幌に行くことを決めていました」ー ダイアンさん

          「(海外留学は)同じ目標や意思をもった人たちとつながるネットワークを形成するのにとてもいい機会となりました」

          ー 英国に来た経緯、理由は? 日本では東京の中央大学の、今はなき総合政策学部に進学しました。そこでは英語の授業が多々ありました。海外の大学院を目指す友達も多くいて、自分ももっと真剣にビジネスの勉強をしたいという思いと、海外の雰囲気が性格的にも合うのではと思い、海外の院に進学することを決めました。アメリカやカナダでも良かったのですが、ビジネスで有名な大学がイギリスに多いことと、歴史を重んじる国であること、ヨーロッパへの憧れもあり、実際に父とイギリスに来てみて、イギリスの院を受け

          「(海外留学は)同じ目標や意思をもった人たちとつながるネットワークを形成するのにとてもいい機会となりました」

          「地域に根差しコミュニティー創りの一環としてクラシックコンサートが役立っている感があります」ー 関さん

          ー 英国に来た経緯、理由は? 高校生の時、父のサバティカルでCambridgeに一年住んだのがイギリスとの縁の始まりです。それ以前はイギリスはじめ海外には興味がなかったのですが、あっという間にイギリス生活が気に入り、たくさんの友人が出来ました。更にケンブリッジ大学の音楽教授との出会いに恵まれ、デビュー・リサイタル、ピアノ協奏曲の演奏の機会をいただきました。まだ高校生でしたので、父の任期終了時に札幌に戻り高校を卒業、大学は音大ではなく北大英文科に進みましたが、在学中にも年に一度

          「地域に根差しコミュニティー創りの一環としてクラシックコンサートが役立っている感があります」ー 関さん

          「北海道が好きだから、変えたいところがたくさんあります」

          ー 日本、そして北海道に来た経緯・理由は? 酪農の勉強をしたく、まずは東北大学に2年間留学しました。その後、お金を貯めるため、東京にて仕事をし難民申請をしたのですが、申請が通りませんでした。帰国を考えていた時に、犬養道子さん(評論家。世界の飢餓や難民救済活動に尽力した。祖父は犬養毅元首相)に会う機会があり、「酪農の勉強をするなら北海道に行きなさい」とアドバイスを受けました。そして「犬養道子基金」の支援を得て、酪農学園大学に入学しました。 ー 酪農学園大学での生活はいかがでし

          「北海道が好きだから、変えたいところがたくさんあります」

          Let It Be ~流れのままに、しなやかに~

          ー 英国に来た経緯、理由は? 最初は語学留学で来ました。学生時代から主にビートルズ関連の翻訳の仕事をしていて、英語から日本語への翻訳をしていたのですが、英語をさらに学ぶことで日本語から英語への翻訳をできるようにして、活動範囲を広げたいなと思い、ロンドンに留学しました。もともとはニューヨークに住みたかったのですが、ジョン・レノンもまずはリバプールからロンドンに出て成功を収めてから、ニューヨークに渡っているということで、まずはロンドンにしようと思いました (笑)。 ー 英国での

          Let It Be ~流れのままに、しなやかに~

          英国メディアの現場から…

          ー 英国に来た経緯と理由は? 人事異動です(笑)HTB入社以来記者として活動し、道内で起きる事件事故や、自然を追ったドキュメンタリー制作など幅広く取材してきました。テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」に出向していた際、海外ニュースにも携わるようになり国際的な視座に立った取材、「世界の中の日本・北海道」を見たいという思いを強くし、ロンドン支局への赴任を希望しました。 ー英国の報道・メディアに従事して、気づいたことなどありましたら、教えてください いま、すさまじいスピードで

          英国メディアの現場から…

          本当に似合うスタイルに導きます

          田代恵子(たしろけいこ)さん 出身地:札幌市 職業:日系出版、デザイン会社にて営業が主な仕事。その他、グローバル研修ファシリテーター。パーソナルカラー&骨格スタイル診断士 ー 英国に来た経緯と理由は? 日本以外の国に住んで、いろいろなことを比べてみたいなと思い、では「英語圏に住もう」と考えました。であれば一度来た時にしっくりときたヨーロッパがいい、なら英国かな?という軽い気持ちで来ました(笑) ー 英国では、様々なことに取り組んでいらっしゃいますが、「パーソナルカラー&骨

          本当に似合うスタイルに導きます

          You Are What You Eat ~あなたは食べたものでできている~

          ヒンチリフ真砂代(まさよ)さん 出身地:北海道札幌市 職業:栄養療法セラピスト/ 子ども分子栄養学アドバイザー / マヤ暦アドバイザー ー 英国に来た経緯と理由は? 最初は語学留学でした。イギリスの音楽が好きとか、サッカーが好きとか全くなかったけれど、海外に住んでみたいという思いはありました。一人旅でイギリスを訪れた時にビビッと来ました。田園風景が北海道のと似ていて、ここなら住める!と直感で来てしまいました。 その後、ビジネススクールへ通ったり、国際結婚したり、日系の旅行

          You Are What You Eat ~あなたは食べたものでできている~

          航空業界の逆風、チャンスに!

          三浦愛子(みうら あいこ)さん 出身地:北海道旭川市 職業:キャセイパシフィック航空 客室乗務員 ー 英国に来た経緯と理由は? 以前のお仕事(JALPAKロンドン支店)で海外転職しました。その当時は、日本を飛び出してどこまで海外でもやれるのか自分を試してみたかった。紆余曲折いろいろとありましたが、最初の日系の会社をリストラになりどん底に落ちました。 そんな中、たまたまロンドンの地下鉄にある無料の新聞「メトロ」でキャセイパシフィック航空ロンドン支店のキャビンクルーの募集を見つ

          航空業界の逆風、チャンスに!

          洞爺の自然が原点

          道川省三(みちかわ しょうぞう)さん 出身地:北海道洞爺湖町洞爺湖温泉 現在の居住地:愛知県瀬戸市 職業:陶芸家 ー 英国に来た経緯と理由は? 1998年、ロンドンに転勤した私の応援者がギャラリーを紹介してくれました。何点か作品をギャラリーのオーナー Anita Bessonにみせたところ、彼女は即座に“I love your work! “と言って翌年のグループショウに出品する事が決まりました。当時は全然、世界の陶芸事情が分からなかったのですが、このギャラリーは世界で最も

          縁が導く

          松谷知寿(まつや ともかず)さん 出身地:北海道小樽市 滞在先:ロンドン アクトン 職業:IPPO Limited 代表取締役社長 ー 英国に来た経緯と理由は? 32歳のときに父の勧めで、語学留学生として渡英しました。そもそも僕は海外で行われる日本大使館が主催のレセプションの料理を担当する「公務員シェフ」として、オセアニア方面(ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニアなど)を中心に15年ほど海外をまわっていました。 退職後に小樽に戻り、割烹居酒屋をやって

          変わる音楽の世界

          森 麻衣子(もりまいこ)さん 出身地:北海道釧路市 滞在先:クールスドン 職業:コンサートピアニスト、大学講師 ー 英国に来た経緯と理由は? 小さい頃からピアノを弾くのは好きでしたが、実をいうとクラシック音楽にはそこまで親近感が湧きませんでした。しかし、日本国内のクラシック音楽コンクールで何度か賞をいただき、本場の西洋音楽の良さを肌で感じたいと思いはじめ、大学は日本ではなくヨーロッパに行きたいと思いました。その当時の王立音楽大学の学長が札幌に来ていまして、入試を受けたところ

          コロナ禍からの挑戦

          グランディ・葉子(グランディようこ)さん 出身地:北海道札幌市 滞在先:ロンドン 職業:B&B/シェアハウス経営、レストラン勤務 ー 英国に来た経緯と理由は? もともと3ヵ月間の予定で語学留学にやって来たのがイギリスに来たきっかけです。3ヵ月が過ぎ、そろそろ日本へ帰国しようと思っていた時にイギリス人との出会いがあり、後に結婚する事になりました。馴れ初めは端折りますが(笑)、現在在英20年を越えました。今でも「人生何が起こるかわからない!」といつも思いながら暮らしています。