木守りょう

とりあえず、なにか書きたいのだ。 なので、毎日のなかで「おやっ??」と引っかかってしま…

木守りょう

とりあえず、なにか書きたいのだ。 なので、毎日のなかで「おやっ??」と引っかかってしまったことを書いていく。 くだらないことを笑えたらいいなと思う。

マガジン

  • 本がいるから大丈夫

    とりあえず、本が好きだっていう話をまとめました。たぶん一生、本のドレイ。

  • 愉快な美術館

    とりあえず、美術館、博物館をおかしな視点でご案内いたします。

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とりあえず、予定は変わる。

転職先が決まった。 6年ぶりに、もともとの希望職種に戻れた。 新しいスタートを切れる。 これまでに、新卒から3社(9年→4年→6年)働いてきた。 次で、4社目。 不満があっても、仕事は好きなまま、1つの会社で働く両親、夫を見ているのに… こんなに怖がらずに転職するなんて、予定外。 6年前。 13年続けた職種を変えることにした時。 もう戻れないし、戻ろうなんて考えは起こせないと思っていたのに… 戻れたなんて、予定外。 年齢と職種のブランクを考え、エントリーを何十社もする。

    • とりあえず、天狗をめざす

      「とりあえず、GWは高尾山に行こうよ」 「なんで?」 「……。  天狗の山だから…?」 まったく理由にならない理由を述べたにもかかわらず、なぜか意見が通った。 というわけで、高尾山に出かけてきた。 出かける前に、まずは装備。 飲み物、タオルなどに加え、 なぜか各々のリュックに詰め込まれる 単行本、文庫本の上下…… 向かうのは修験道の山。 本の重さで負荷をかけ、鍛練する気満々なのだ。 高尾山口駅に到着。 ケーブルカーにするか、リフトにするか多数決。 「足をブラブ

      • とりあえず、寝耳に水

        昨日は、新たな職場で1週間のりきった安堵感と、「明日は友だちと学食行く。お弁当はいらない」という言葉の開放感で、気づくとリビングで眠っていた。 (せめて、ベッドに入らないと……) 眠い目をこすりながら起き上がった時、ふと、頭に浮かぶ声。 「水泳部入るから…」 ん? えぇー?! あの、運動嫌いな人が?! 「本を読みたいのに、なんで体育をやらなきゃいけないの?」 とか、言ってた人が?! 運動嫌いをあんなに公言していた人が?! 水泳部?!?! かなり寝耳に水な部

        • とりあえず、見るべからずっっ

          新しい職場にフィットするために、 脳みそのメモリーと、 場の流れをつかむ感覚をフルに使っている。 少人数の会社。 新しい人が入ること自体、かなりひさしぶりのよう。 まわりの人たちも新しい存在にまだ慣れないようで、気を配ってくれているのがひしひしと伝わる。 昼休み。 自席でごはんを出そうとすると、 すかさず、となりの先輩が声をかけてくれた。 「あれ? 手作りですか?」 「ひぃ〜っ! 見ないでくださいっ!  パンに残り物を挟んだだけで、  手作りなんて呼べたモンじゃ

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        記事

          とりあえず、盗んでくださいっ!

          書店で本を買うと、たいてい 「カバーをつけますか?」 と聞かれる。 「いえ、そのままでっ!!」 ふだんはモゴモゴ話すタイプだが、 コレだけはかなりハッキリ伝えている。 だって、欲しかった本だもの。 本の表紙絵やデザインを、 見せ見せに見せびらかして読みたいのだ。 電車の中でも、ちょっとでも読めるスペースがあれば、表紙もタイトルも見せ見せで読んでいる。 ミイラだろうが、土偶だろうが、伊藤潤二だろうが、隠したりはしない。 すると、近くにいる人の中から出てくる… 「

          とりあえず、盗んでくださいっ!

          とりあえず、仕上がってるんで。

          ひさびさの通勤ラッシュ。 復帰初日が雨だなんて… 混み具合がハンパじゃない。 ただ、十数年、この激混み路線を乗りこなしてきた。 よしっ……! 激しいボディコンタクトがあっても楽しいシチュエーションを妄想して、ストレスをやわらげよう。 例えば、白熱したバスケットボールの試合。 ゴール下で自分よりデカい相手とシノギを…… 「ぷゴッ……」 ……。 潰されて、 首があらぬ方向を向いている…… チビの生きる道は、ここじゃなかった(泣) つぎ、いってみよー! 好きなバ

          とりあえず、仕上がってるんで。

          とりあえず、甘めの思い出

          昨日、 「ふだん、ケーキのような甘いものをあまり食べない」 と書いたが、一度だけ、信じられないくらい食べたくなったことを思い出した。 切迫早産で入院していた時。 待合のテレビか何かで偶然、ミスタードーナツのCMを目にした。 「………。  食べたい!  なんだかわからないけど、  ミスド、食べたい!!」 すごく不思議な感覚だった。 自分がそう思っているはずなのに、 なんだか違うところで思っているような…。 その数日後、退院が決定した。 「明日、迎えに行くけれど、何か

          とりあえず、甘めの思い出

          とりあえず、修行。

          遅い昼に出かけたコーヒー店で、ホットケーキを頼んだ。 ふだんは、誰かが頼んでいるのを「おいしそうだな…」と眺めるにとどめているのだが、春の空気に流されてうっかり頼んでしまった。 2段重ねのケーキに添えられたいちごのコンポートとクリーム、琥珀色のシロップ。 ほかの誰かが頬張っているとあんなにおいしそうに見えるのに…… 原因はわかっている。 本当なら、 クリームをケーキの上にぽってりとのせて、 シロップをダバーッとかけて、 いちごをのせて、大ぶりにカット! 甘々〜を堪能

          とりあえず、修行。

          とりあえず、まわり続ける。

          昼ごはんを食べようとしたら、ケータイが鳴った。 前の職場の後輩と同期。 それぞれからどーでもいいLINE。 ニヤニヤしながら返す。 さらに、どーでもいいLINEがくる。 さらにさらに、どーでもいい返しをする… くだらないことが出来るのはいいことだ。 ちょっと安心する。 そして、一緒にいなくても、“くだらない”に巻き込んでもらえるのはうれしい。 そういえば、あのこも元気にやれているだろうか…… …… 去年、新卒で入ってきたそのこは、なかなかのマイペースで仕事を覚えるの

          とりあえず、まわり続ける。

          とりあえず、何色なのかわからない

          noteの記事が少しずつたまって、わしゃわしゃしはじめている。 カテゴリーでまとめるほどの量じゃないし、 とりあえず、まずは、トップに1記事、ピン留めしたりすべきか… でも、ピン留めするなら、 「これぞ、わたしですっ!」 という記事じゃないといけないよーな… そんなことを考えながら歩いていると、曇り空の下で燃えるように咲いているツツジが目に入った。 あっ……! 色のイメージは、なんとなくその人の人柄を表しているように思う。 送別会なんかのお花を選ぶ時も、相手のイメー

          とりあえず、何色なのかわからない

          とりあえず、オニのあそび心!

          ズキズキ… このままではツノがはえてきそうだ… ということで、ツノには鬼で対抗!  特別展 『餓鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎』 に出かけた。 幕末から明治の人気浮世絵師・河鍋暁斎。 暁斎は好きで何度か見に行っているけれど、探検家・松浦武四郎についてはまったく知らない。 どのくらい楽しめるかな?  と、半信半疑で出かけたのだが、さすが画鬼のお友だち。 鬼おもしろいコレクターだった。 展示室には、武四郎が集めた古代の発掘物、仏像、掛け軸etc…興味深い物がたくさん

          とりあえず、オニのあそび心!

          とりあえず、楽しむスピード

          身体が油断している。 転職が決まって、次のスタートまで小休止と思ったら、小さい不調がぞろぞろ…ぞろぞろ…ズキズキ… そんなズキズキする頭を抱えてしばらく迷っていた…… 『虎に翼』  のノベライズ版を買うかどうかを。 そもそも、せっかちなのだ。 おもしろー! すきー! となったら、早く次を知りたくなってしまう。 流れを知ったうえで、細部を楽しみたい。 とにかく、知りたい。 知りたいを待つことはできないのだ。 とはいえ、楽しみかたのリズムはいろいろ。 数年前、久々に帰省

          とりあえず、楽しむスピード

          とりあえず、大人になるっていうことは…

          夜、3人で食事に出かけた。 日中はそれぞれ別行動だった。 大人になるにつれ、子に付き添う時間は少なくなっていく。 今までは取り分けて一緒に食べていたものも、ひとり分、自分だけで食べている。 別のテーブルで大学生らしきグループが盛り上がっている。 そう遠くない未来、友人と焼肉のあとのアイスにはしゃいだりするのだろう。 そして、さらに大人になると… 知覚過敏を怖れて、 アイスを温めだすのだっ!! とりあえず、 大人になるって大変なんだな…

          とりあえず、大人になるっていうことは…

          とりあえず、飯シェアの経歴

          ♪おべんと ♪おべんと…… …………。 どうしたもんか、、、。 お弁当をつくるのは、ふだんの食事づくりよりハードルが高いように思う。 何を入れるのかを決めたはいいが、実際に詰めてみると、ビミョーな空きが出来てしまう。 しっかり詰まっていたほうが美味しそうに見えるのに…… 自分がつくってもらっていた時はどうだったか…… 思い出すのは、“カニカマぐるぐる”だ。 まっ赤なカニカマにチーズが巻き込んである、小さなうずまきキャンディーのようなおかず。 チーズが好きなわた

          とりあえず、飯シェアの経歴

          とりあえず、人のご厚意は受けたほうがいい

          なぜ、短時間のうちに…… いろいろ言いたい…… 言いたいっ! けれど、とりあえず、最寄り駅まで電車で行った後、コンビニで傘を買うようにと伝える。 そばにいないのだから、あとは自分で助けを求めるしかない。 思う以上に、やさしい人は沢山いる。 “助けていただく”能力も大切だ。 もうかなりかなり前のことだ。 残業で終電。 駅に着いたら雨が降っていた。 (けっこう歩くのに、傘、どうするかな…) 「あの……」 知らない人。 「っ? …はい」 「コレ、使ってください。家

          とりあえず、人のご厚意は受けたほうがいい

          とりあえず、本がいるから大丈夫!

          着慣れない制服に身をつつみ、緊張した面持ちでとなりを歩いている。 「自己紹介で使いなよ」 と、架空の出鱈目プロフィールを作ってみたが、反応が薄い。 自分が学生の頃、新しい環境でどうやって友だちを作ったか思い浮かべてみる。 うーん…… 良きアドバイス的なものは何もない。 それで気づく… この問いに答えられないいちばんの理由は、わたしが一人でいることをあまり怖がらないタイプだからだ。 学生時代にあった仲間はずれも、 「誰もいなくても、図書室の本読んでたらなんとかなるか〜」

          とりあえず、本がいるから大丈夫!