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ママってマルチタスクすぎるから脳疲労が激しいのですねと『「精神科医で禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方』を読んで知る

こんにちは。櫻子です。
中3男子、小1女子のママ、ADHD要素があるHSPです。

ここのところノート術とも言えないレベルでノートを活用してちゃんとやることをやって、できたらやりたいことに繋げたいな、と試行錯誤しています。

そこで、気づいたのですが。
この世の中、やらなくてはいけないことが多すぎませんか。

タスクが多すぎる

いつも、夜の10:00には娘ちゃんをぐーぐー寝かせたいと思っていて、9:00くらいから「寝る準備だよー」と声かけしてるのですが。

その前後のわたしのタスクをリスト化してみたのです。

・ご飯作る
・お風呂入る(娘ちゃんをお風呂に入れる&ドライヤー)
・ご飯食べさせる<できるだけほかほかのおかずを盛る、ご飯よそう、お味噌汁よそう、お箸・お小皿、調味料、などなど用意>
・ご飯どうぞー、のタイミングで自分にドライヤー、洗濯機回す、と「マミ、お茶ー」と娘ちゃんから声がかかる
・ご飯食べる
・「俺の話を聞け!」状態の家族のそれぞれの話題に相槌
・ご飯中に娘ちゃんがトイレに行き「マミー」と呼ぶ(「やめてほしい」と毎回言う)
・ご飯の後片付け中に「コーヒー牛乳飲みたい」「ゆず茶いれて」
・カウンターに下げられたゴミをゴミ箱に入れる(「ゴミ箱に入れてくれると助かるんだけど」と毎回言う)
・食洗機に食器を入れる
・食洗機に入らない物を洗う
・翌日の子どもたちの麦茶の用意
・ホームベーカリーのセット
・洗濯機がピーピー
・なぜか娘ちゃんのベッドで寝込んでいる息子くんを起こす(結構時間がかかる。大抵機嫌が悪くなる)
・「歯磨きの仕上げー」「お布団作ってー(ぬいぐるみ配置含む)」「つめまく(冷たい枕)ー」
・「これ明日提出なんだけど」と中3の息子くんから重要書類
・「寝るまでいて」「もう一回トイレ」「お茶ー」という寝付くまで30分娘ちゃんのおしゃべりに生返事(本気で答えてると永遠に寝ない)
・シンク洗う
・洗濯ものを干す
・息子くんの提出物確認
、、、

これらに、ノート術始める前は娘ちゃんの学校の準備もやってました。

マルチタスクが脳疲労の原因

最近読んだ『「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の休め方』に

「いろんなことを考えながら作業をする」「考えごと、悩みごとが頭から離れない」という状態だと、脳は非常に疲弊してしまいます。 これはつまり、 シングルタスクは脳が元気になり、マルチタスクは脳が疲弊する ということなのです。

「精神科医で禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方

とありました。

つまり、「マルチタスクが脳疲労を起こしている」。

著者の川野泰周さんは、インターネット、SNSがマルチタスクの大きな原因としてましたが。

いやいや、そもそもママっていう人材は基本マルチタスクですよー。

我が家は小1だからやりすぎ感がありますが、これ、もうちょっと小さかったら当たり前タスクです。(わたしは本人に明け渡すタイミングを逃して今まいってますが)

そしてさらに

私たちの日常はマルチタスクにあふれていて、ちょっとでも気にかかること、心配ごとがあると、たちまち脳内がマルチタスクの状態になってしまいます。 その結果、脳が疲労して「失感情症」や「無快楽症」になってしまったり、集中力の低下、睡眠不足につながったりしてしまうとお話ししてきました。

「精神科医で禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方

ママは常に"気にかかること""心配ごと"とともに生きています。
作業だけでも超絶マルチタスクなのに、ずっと気にかかかることがあって、脳がアップアップしてるんですね。

ちなみに、マルチタスクで脳疲労するのは、常に脳がアイドリング状態(専門的的には"デフォルト・モード・ネットワーク")であるから、だそうです。

今のスマホは優秀なのでそうでもないかもですが、ちょっと前のPCでたくさんアプリを起動してるとクルクルして作業が進まなくなってましたよね、あんな感じかと。

そうか、なんとなく身体が重いなぁ、とか朝起きた時にすでに疲れてるなーと、常に「ふぅ、休みたい」と感じてしまうのは、どうやら身体が疲れているのではなく、脳が疲れているのですね。

休むのって難しいと以前から思ってて、こんなことも書きました。

まずは、自分は脳疲労してると知って

育児中のパパさんの「親はやることが多すぎる」という文章もどこかで読みました。

脳が疲れすぎて喜びを感じにくくなる「無感情症」「無快楽症」になるのは怖い。
可愛い時期の子どもの記憶がない人(いつだって子どもは可愛いけどもさ)、脳が疲れているかもしれないです。

親のやることは完全に無くせないけれど、できれば心身軽く子どもと遊びたい。

脳疲労を回避するには

著者の川野さんは同時進行になりがちな作業をシングルタスク化して、マインドフルネスで脳疲労を解消しよう!と脳の休め方を提案しています。

集中力が高まって「ゾーン」や「フロー」と言われる状態になると、身体が疲れることがあっても、原則として脳は疲れない、のだそうです。

なので、

いかにしてマルチタスクをやめ、好奇心を持ってシングルタスクに取り組むか

「精神科医で禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方

とのことで、方法が本当にたくさん紹介されてます。

・呼吸に集中する(1分)
・お料理の様子を眺め、香りを味わい、でゆっくりと変化を感じながら食べる(一口目だけでもOK)
・3分「飲む」ことだけに集中する

などなど。
まだまだまだまだ、書ききれないいっぱいの提案。
さすが、精神科医で禅僧でラジオもやってたりするマルチタスクの著者の技です。

そんな時間はないよーと思ってましたが、1分、3分で脳がスッキリして、身体が軽くなるならありかもと思いました。

まずは、"くたびれ"の原因が脳かもと知ることができたのはよかったです。

ヨガしてなかったら子育てできなかったなー、と常々思ってたけど、ヨガで少なからず脳疲労が回復できていたのかも(ちょっと嬉しい)。

あとは、寝る前スマホをやめて、「よかったこと」「明日やること」をノートに書いて、1分瞑想しよう。

心身が休まって、毎日楽しく過ごせるといいなー。

読んでくださってありがとうございました。

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