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主体的とは目立つことではない!?

主体的な人と聞いてどのような様子を思い浮かべるでしょうか。

何事にも積極的にチャレンジする人?
授業中に手をあげる子ども?
集団の中心にいるリーダー的な存在の人?

主体的な行動ってなんか目立つ印象ありません??



こんにちは!

高校数学教師をしております。

考えを整理し、表現する場としてお借りしております。よろしくお願いします。


さて今回のテーマは
「主体的とは目立つことではない!?」です。

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今回は文章が長めです。

見るのが面倒くさい人は、まとめからご覧ください!

「主体的とは目立つことではない!?」


主体的というと、、

「主体的に○○する」

とよく言いますよね。

主体的に勉強する。

主体的に行動する。

主体的に考える。



主体的に似た言葉に、

自主的、積極的、能動的などといった言葉がありますね、、

どう違うのでしょうか。


そんな時は!?

てってれ~♪



ぐぐる



他者様のサイトを拝見いたしました。

▶︎「主体的」・・・やるべき事が決まっていないが、他から強制されるのではなく、状況に応じて自らの意思で行うさま
▶︎「自主的」・・・やるべき事が決まっているものを他からの干渉がなくても、自然と自分から進んで行うさま
▶︎「積極的」・・・他からの作用に関係なく、意欲的に物事を行ったり、他に働きかけたりするさま
▶︎「能動的」・・・自らが他人に呼びかけたり、何かを訴えることで他のものに影響を及ぼすさま


つまり、、、主体的とは

目標を自分で設定し、自分で意思決定をしながら責任を持った行動をする

といったところでしょうか。(勝手な解釈です)


学校において、

もし子どもたち全員が

このように主体的に学んでいったとしたら


もっともっと日本が良くなると思いませんか??


実は「主体的な学び」に関して、

ずーーーっと、議論されてきました。


文部科学省からは

「主体的・対話的で深い学び」

いわゆる

「アクティブ・ラーニング(すでに死語)」

とでていますよね。



主体的な学びを目指す中で

一番の弊害が

主体的な学びの評価

です。



主体的な学びの評価に関しては

教師にとって

永遠のテーマ

な気がします。


私は、主体的な学びに関する評価を


高校教育で行っていきたい!!!!


と常日頃から考えています。


なぜなら、

とくに、大人になると、、

主体性が評価されにくいですよね。。


どうしても結果主義となってしまっています。

結果を出したものが褒められる。。


もちろん結果は大事です。

一般的には、

子どものうちは途中経過が大切であり、大人になれば結果が求められる。


でも、

大人になっても主体性が求められる社会だったら

もっと良い結果になると思いませんか??


これを目指して、

大人の一歩手前である高校生(狭間の世代)に

主体的な学びを求めていきたいと考えています。



さて、

主体的な学びをどう評価するか

に関しては、長年議論されています。


高校現場ではとくに、

子どもたちの主体性を評価しようとして

結局いつも


授業態度、提出物、テストの点数、、などなど

で評価が行われてしまっています。



これでは結果が評価されてしまっています。


唯一この中で主体性に関わりそうなのは


授業態度


ですが、


授業態度は主体性の評価なのでしょうか。


授業態度が悪いと主体的に考えていないんですか?

手を挙げて発言することが主体性なのですか?

黙って先生の話を聞いている子どもは主体的ではないんですか?

ほかのことを考えていたって、その方向への主体性ととることができます。


主体的といったって一概にくくることはできません。


良い子が主体的❓

主体的な学び=授業や教師への興味 ❓

教師にとって、

都合の良い子が主体性として評価されている感じがしています。


ただ、どうしても、、

主体性=やる気(モチベーション)

ととらえられることが多いです。

厳密にはイコールではないと思いますが。

でも、

主体性のきっかけにやる気(モチベーション)が関わってくるとは思います。


モチベーションに関しては、こちらの記事がとても勉強になったので紹介させていただきます。


ゆとり先生という方の記事です。

少しまとめさせていただくと(もちろん中を見ていただければとても素晴らしくまとまっております。。)

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モチベーションをあげるためにはどうすればいいか。

まずはモチベーションと気分を区別する。

モチベーションがないときに

そもそも動機がなくなってしまったのか、たまたま気分が乗らないのかを考える。


気分が乗らないだけなのであれば、、次の仕組みに当てはめる。


行動→モチベーション→行動

人間、行動していると自然とモチベーションが上がってくる。

まず行動をしましょう!

そのために、、

行動しやすいシステム、環境を作る。

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なるほど!!

勉強になりました。。m(_  _)m


これを学校現場に当てはめてみると、、


まずは子どもたちが勉強をしやすい環境を構築する。

校内設備(冷暖房、ICT機器など)

教室を常にきれいに保つ

現在(コロナ)のような状況でも安心して勉強できる環境(オンラインも含め)

などなど、、

教育への投資を行っていかなくてはいけません!



このように、生徒のモチベーションを高めることも

主体的な学びの一つにつながると思います!!


他には、、、??

考えだすと止まりません。。


ただ、、話を戻すと、、

これを

評価

することが難しいです。


学習指導案にも主体的な学びをどう評価するか求められる中、、

私は、、正直、、

答えが分かりません!!!


最終兵器として

子どもたちの行動すべてを記録できたら、、



そんなことできませんよね。。



まあ、、AIの発達によって

今後それが可能になる時代が来るかもしれませんが。。。



でも、、時代を待っていても仕方ありません。



今できることは何か。

このnoteの場で勉強させてください!!



まとめ

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主体的とは何か

ということについて考えました。

高校教育で、主体的な学びをより深めていくことで社会がより良くなるはずです。

学校現場に落としこんだ時、

主体的な学び=目立つ生徒(積極的に発言したり、成績が良かったり)

にいきがちだと思います。

自分で目標設定をし、考えて行動する子どもたちを育てるため、

主体性の評価がカギになると考えました。

でもこれが非常に難しい、、、


考えのきっかけとして、

主体的な学びにつながることに1つ

モチベーション

が大きく関わってくると思います。

子どもたちのモチベーションを高めるために

行動を起こしやすいシステム、環境を作ることが大切だと感じました。

でもそれをどう評価するか、、、


主体性の評価は教師の永遠のテーマな気がします。

__________________________________


これができたら日本はさらに良くなるのかなあ。。。

日本の未来のために!


今回の問題提起

みなさんが、主体的に行っていることはなんですか?


教育関係でない方も気軽にコメントしていただけると嬉しいです😊

様々な分野からの意見がほしいです!!

お読みいただき

ありがとうございました。



でも、、
なんか評価されるって嫌ですよね、、

評価ってそもそも必要なのかな、、、

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