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「君を探して旅立とう」詩


遠くの街の 灯りが揺れる
回りの山は 雪を抱く
乾いた都会 みせかけばかり
もう君の姿 誰も知らない

さあ 旅立とう 古い地図と
スマホ アドレス帳 リュックに入れて

君がささやいた 熱い言葉
シャツに残る 香水のかおり

砂漠の中を さ迷うように
壊れた夢 コンパスで探し
埋もれた街の 塔に昇り
いつか君と会えると 叫ぶ

君が書き残した 短いメモ
君が忘れてった 髪飾り  

コンクリートの 仮面着け
どの窓も 息をひそめる
沢山の人 すれ違っても
まぼろしだけが 会釈する

君は 僕の月の光
心の扉 たたいてくれる
君は 僕の ふるさと
いつも 癒しを 湛えてる


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