私は、昔からモノを擬人化する癖があった。

椅子にぶつかったり、モノを落としたりした時とか
「あっ、ごめんね！」って、
無意識で謝っていたりする。

パン屋さんで働いていたときに、
「このコ（パン）どうしますか？」とか、
「このコ（パン）達、そろそろ釜に入れても（焼いても）いいですか？」
とか、先輩達にアドバイスを求めたら

「なんか、このパン生きてる見たい（笑）」って、
最初の頃、よく笑われていた。

「えっ、生きてますよ〜！」って言ったら、
笑って受け流されたけど（笑）

だんだん浸透していって、気づいたら、
「このコ（パン）どうする？」とか、
「そのコ（パン）こっちに持ってきて〜」とか、
みんなもそう呼ぶようになって。

そうなると、愛着がわくんだよね。
パンが愛おしくなる。

パンだけじゃなくて、モノに対しても同じ。

だから、
うっかり携帯を落としちゃったら「ごめんね！」だし、
充電する時とか「いつもありがとう！」だし、

そんなふうに、
私の世界にあるモノ（物質化したモノ）も、
言葉を話せないだけで（カタチが違うだけで）同じだと思っている。

だって、
私たちの肉体も、お花も、草木も、車も、コップも、、、
同じ素粒子でできているから。

そんなふうな視点で暮らす日常は、
愛に溢れていて、喜びに満ちていて、心地良い。

お洋服も同じ。

以前は、お洋服をたくさん買っていた。
お買い物が楽しかったから。

クローゼットの中には、たくさんのお洋服があって。
でも、身体は１つなんだよね。

もちろん、
その日の気分にあった色のお洋服を着て過ごす時間も、
それを選ぶ時間も、心地が良くて楽しい。

でも、
買ったけど全然着ていないコ達（お洋服）もいて。

私たちは、常に変化する生き物だから。
そのときの波動の状態で、選ぶこと（モノ）も変化する。

意識が変化すれば、
暮らしそのものまでも変化してしまうから。

だから、
断捨離をして軽やかになるのは、

今の自分にはもう必要ない（合わない）エネルギーを解放して、

空いたスペースに、
今の自分に必要な（合った）エネルギーが満ちることで、
自分が存在する空間が調和されるからだと思う。

そんなとき、「ごめんね！」って思う。

たくさん愛用したお洋服を手放すときは、
「ありがとう！」って感謝の気持ちとともに笑顔でさよならできるし、
新しい自分（暮らし）への希望にワクワクする。

でも、ずっとクローゼットの中に置きっぱなしで
愛用してあげられなかったお洋服を手放すときは、
「ごめんね！」って悲しい気持ちとともに罪悪感がわいてくる。

もちろん、この罪悪感という周波数は手放すんだけど。

「もったいない。」じゃなくて、「ごめんね！」なんだよね。

だって、お洋服さん達は
私達が身にまとうことによって、
一緒にこの世界を楽しんで味わっているのだから。

ニットとデニムを着て海にドライブに行った日は、
そのコ達（ニットやデニム）と一緒に、海で遊んだんだよね。

私が、太陽を感じて、潮風を感じて、
「気持ちいいなぁ〜」って喜びを感じているときは、
お洋服さん達も一緒にそれを感じているんだよね。

太陽の光を浴びて、風を感じて、自然を感じて。

だから、
クローゼットの中に置きっぱなしのコ（お洋服）達は、
そんな喜びを味わうことなく素粒子へと還っていくことになる。

それに対して「ごめんね！」なんだよね。

他のモノ達も同じだよね。

あったかいコーヒーを淹れて、味わいながら飲んでいるとき。

マグカップさんも、テーブルさんも、
お部屋にあるモノみんなが、その心地よさを一緒に味わっている。

だから、その空間は、
喜びと心地良さに包まれて、居心地のいい時間であり場所となる。

そんな暮らし方を大切にするようになって、
日常が喜びで溢れていることに気づいた。

毎日が、毎瞬間が、
お部屋が、今いる場所が、世界が、
光に包まれていて、祝福で満ちていることに気づいた。

自然界のエレメンタル達の存在も感じるようになって、

雨がりに、
葉っぱに雨滴が「ポヨン！」っとのっかっているのをみると、
ワクワクする。

雨滴が、葉っぱの上で楽しそうに遊んでいるみたいで、
その周りを、妖精ちゃん達も一緒に遊んでいるみたいで、
愛おしくて、優しい気持ちになる。

それを感じれることに喜びを感じて、
さらに幸せを感じることができる。

そんなとき、
豊かだなぁ〜って思う。

地球に転生して、
良かったなぁ〜って思う。

そんな地球が大好きだから、
だからエシカルな暮らしを楽しみたい。

自分にも優しくて、地球にも優しい。
自分も楽しくて、地球も喜ぶ暮らし。

モノを愛しみ、大切にすることも
エシカルな暮らしの１つだと思う。

みんなそれぞれ価値観があると思う。

それぞれの価値観で、
それぞれがしっくりくるカタチで、
それぞれが思うエシカルな暮らしを楽しんだなら。

愛に溢れた地球で、
私たちは「命」を、「夢」を、「希望」を、
楽しむことができる。

愛に溢れた創造物をクリエイトし、
愛に溢れた創造物とともに暮らし、
愛に溢れた存在達とともに分かち合う喜び。

そんな地球での暮らしを想像したら、
嬉しくてニヤけてきた。

最後まで読んでくださって、嬉しいです♡
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