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あなたが生きているだけで喜ぶ存在がいる

いつから幸福ではなく、成功を求める時代になったのでしょうか。

人にも生産性が求められ、経済的に自由であればあるほど「成功」という幻想。

成功=幸福ならば、成功していて、不幸な人はいないはずです。

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また、大切な命が、自らこの世を去りました。

大きなショックですが、生きることを問う人間として、この話題を避けるわけにはいきません。

亡くなった理由は、ご本人にしかわかりません。

しかしながら何度考えても、私の結論はこれです。

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ベストセラー「嫌われる勇気」でおなじみの哲学者、岸見一郎先生の本のタイトルです。

この本に、ヒントがたくさんあります。

その中でも私が大切だと思うのはこの2点。

1、人生は進化ではなく、変化であること

2、幸福とは存在で、存在が貢献であること


1、人生は進化ではなく、変化である

人生は進化するものと断定すると、苦しくなります。

なぜなら例えば、自分が病気になったり、アクシデントに見舞われたりして、これ以上の進化が難しい状況になってしまった場合、希望を失ってしまうからです。人によっては、絶望的になるかもしれません。

進化だけを目標にすると、進化しない人生が無意味なものになってしまいます。

そうではなくて、人生は、ただ単に変化するもの、という考え方です。

老いることもそうです。老い=変化の一つと捉えると、逆らうことなく受け入れられます。


2、幸福とは存在で、存在が貢献である

人はすでに、生きているだけで他者貢献をしています。それが幸福です。

何も成し遂げてなくても、成功していなくてもいいのです。

自分がただ生きているだけで、この存在を喜ぶ誰かがいる。それが貢献しているということです。

それはつまり、あなたが生きているだけで、大きな価値があるということです。

もう存在だけで、すでに幸福なのです。

◯人生は苦である、でも死んではいけない

自分の存在は、自分が想像している以上に、他者に大きな幸福感と、影響を与えています。

もし、今辛かったら、この本を読んでください。

“生きづらさを感じているすべての人“に向けたお言葉で、勇気が出る一冊です。どうか、あなたの存在を喜ぶ誰かがいることをお忘れなきよう、ありのままのご自身を生き抜いてください。



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