よその あきこ

「死ぬまで45歳」  なんて言ってるのは、少なからず45歳を上回ってる証拠ですよね。 …

よその あきこ

「死ぬまで45歳」  なんて言ってるのは、少なからず45歳を上回ってる証拠ですよね。 気持ちだけはいつまでも45歳でありたいと願って、与謝野晶子とは 程遠い駄文ですが楽しく気楽に記事を書いていきたいと思います。

最近の記事

ひとりぼっちのヒヨドリ その26

  前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その25 翌日 朝食の支度を始めると間も無く。 突然窓の外で  ピーーーーッ! ピーーーーッ!     ピーーーーッ! ピーーーーッ! と、何やら数羽の小鳥たちが大騒ぎしている。 ヒヨドリじゃあ無さそう。 喧嘩? 何か取り合いでも?  (物置の向こうなので解らない) しばらく眺めていたら、 一羽のハシブトガラスが 何やら白っぽい肉片みたいな物 (豚肉にしたら100gぐらいの大きさかな?) を咥えて、悠々と飛び去って行っ

    •  ひとりぼっちのヒヨドリ その25

                 前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その24 ある朝 夫と居間に居たら、 いきなり ドン! と何かの音。      「ナニ!? 今の音」 夫が 「ヒヨドリがそこのガラス戸にぶつかったんだ」 という。 「エーッ、どうしたんだろ!!           カーテン開いてるから廊下に入れると思ったのかな」 夫「そんなこと無いだろ」 私「どうやってぶつかったの?    脚で? ・・・ 大丈夫かなあ?」 夫「そんなとこまで見えるか。        

      •  ひとりぼっちのヒヨドリ その24

           前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その23 夕方来たひよちゃん。 ユスラウメの木の枝から何か見付けたのか 根元に飛び降りた瞬間、 その背中に何者かひよちゃんと同じくらいの大きさの鳥が サーーッと飛びついた (◎o◎) ! と同時にひよちゃんは飛び去ってしまった。 そしてその何か分からない鳥も あとを追うように同じ方角に飛んで行った。   エーッ、何者?!   大きさと羽根色見ると ヒヨドリ?   襲われたの?    本当に一瞬の出来事だったけど、 今思い返す

        • ひとりぼっちのヒヨドリ その23

            前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その22 大寒の日の朝 外はマイナス12℃。((+_+)) 廊下のカーテンを開けると、 ガラス戸は真っ白に凍って  レースカーテンがピタッと貼りついてる所も          ❄      ❄      ❄      ❄      ❄        陽が当たってガラスが融けだした頃 エサをいつもの所に置いた。    来た 来た! ひよちゃんは、 グミの木の枝にとまりいつものようにキョロキョロして、 ・・・でも 何も食べ

        ひとりぼっちのヒヨドリ その26

          ひとりぼっちのヒヨドリ その22

             前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その21 前の記事からおよそ20か後の日の朝、 夫が「ヒヨドリ来なくなったなあ」 と、ボソッと言った。   あれ?   結構気になってたんだ  実はこの数日前の早朝、 私は ぎっくり腰で一歩も歩けなくなって、 救急車を呼ぼうという騒ぎになった。  (救急車で行かないと順番待ちで    いつになるかわからないのだそうだ)           でも 何年も前から度々これをやっては そのたびにお世話になっているクリニックは 9時に

          ひとりぼっちのヒヨドリ その22

           ひとりぼっちのヒヨドリ その21

             前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その20    (このシリーズは、別ブログで書いた記事を編集したものです)  2日後 猛暑の日の午後     ~~~~~~       ~~~~~~ 突然やって来た猛暑にグッタリして、 自分の部屋でお昼寝。 ちょっとウトウトし始めた時に   ピーーッ!  ピーーッ!  と、すぐそばでヒヨドリの大きな声。 ハッ! と目が覚めて カーテンとガラス戸をそっと開けてみると、 網戸越しに ひよちゃんがすぐ目の前のコブシの木の枝に

           ひとりぼっちのヒヨドリ その21

           ひとりぼっちのヒヨドリ その20

                  前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その19  シャインマスカットの苗を植えたハズだったのに 翌朝 起きてすぐ、 昨日 キウイと真っ赤なソルダムを刻んで 入れておいたお皿を見に行った。   全然減ってない。(+_+) ガッカリして家に戻った私に、 夫が言った。 「さっきな、  おれが畑に居たらヒヨドリがブドウの木に止まって  何かつまんで飛んでったぞ」 「あ、今度はブドウ見付けたの。   ・・・・・え?  だけど、まだ熟れてないんじゃない? 

           ひとりぼっちのヒヨドリ その20

           ひとりぼっちのヒヨドリ その19

            (このシリーズは、別ブログで書いた記事を編集したものです)      前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その18   ブルーベリーを食べに来た? 昨日梅雨明け宣言が出されたら、 今日はいきなり真夏日。 ようやく涼風が吹き始めた5時頃、 夫が「ブルーベリー そろそろ採れる頃かな」 と庭に出て行った。   エーッ、   黒いの少ししかないけど―お、   ひよちゃんが食べに来るかもしれないから   採らないでおきたかったのに (◎_◎;) 去年 枝が茂りすぎて

           ひとりぼっちのヒヨドリ その19

           ひとりぼっちのヒヨドリ その18

            (このシリーズは、別ブログで書いた記事を編集したものです)      前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その17 翌日の夕方 夕食にナスを素揚げにして食べようと 家の前の畑に採りに行き、 ピーマンも採って ついでに雑草をむしっていたら、  ピチヨ ピチヨ ピチヨ、     ピチヨ ピチヨ ピチヨ と、 なんか小鳥の声。 " ヒヨドリの声とはちょっと違うね 、   どんな小鳥?" と思って 顔を上げたら、 「あ! ひよちゃんじゃない!」 前日のように電

           ひとりぼっちのヒヨドリ その18

           ひとりぼっちのヒヨドリ その17

               前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その16 2日後 夕方私が外出から戻って車から降りた時、 突然頭の上で  ピーーーッ! ピーーーッ! ピーーーッ! とヒヨドリの声。 見上げると、道端の電線に止まって こっちを向いて鳴いている。   あ、 ひよちゃん !  間違いない。 あんな小柄なメスヒヨはひよちゃんだ。 「ひよちゃん! どうしたの?                    こっちにおいでよ」 ひよちゃんはじっと電線に止まって   ピーーー

           ひとりぼっちのヒヨドリ その17

           ひとりぼっちのヒヨドリ その16

                 前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その15 前の記事から3~4日後の朝 来た! ひよちゃんがひとりで。   「無事だったのー?  心配しちゃったよーお」 夫 「昨日も俺が畑でいろいろしてた時に来てたぞ」 「なあんだ、教えてくれたらよかったのに」 「グミの実ちょっと食べてったよ」 「へえー、渋くないのかなあ」 「渋いさ」 「年数が経つと甘くなるのかと思ってたんだけど、  あ!もしかしたら甘くなったのかも」 私は庭に出てグミの実を味見してみ

           ひとりぼっちのヒヨドリ その16

            ひとりぼっちのヒヨドリ その15

                  前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その14 梅雨の真っ盛り。 ひよちゃんがひとりでエサを食べに来るようになって 3日目の朝。 朝食の支度ができて夫に声を掛けたら、 「さっきひよが来てな、  そこの網戸の向こうの縁台に止まって  うちの中のぞくような仕草してたぞ」 と言う。 「エーッ、それでどうしたの?」 「それだけだ。  ちょっとそんな仕草してサーッと向こうに飛んでった」   「わあ、なんだったんだろ。  もし網戸が空いてたら廊下まで入って

            ひとりぼっちのヒヨドリ その15

           ひとりぼっちのヒヨドリ その14

                前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その13 翌日も翌々日もママヒヨと2羽で来ていたけれど、 その翌日 ひよちゃんはひとりでやって来た。 刻んだイチゴを3切れだけついばんでから サーッと近くの古木の枝に移って、 ピーッ、ピーッとふた声鳴いてから 左に、右に、また左にといつもよりゆっくり首を巡らせて、 あきらかに何か(きっとお母さん)を待っている様子だった。 多分30~40秒程だったと思う。 そして向こうの畑に飛んで行って 昨年きゅうりを作った棚の上に

           ひとりぼっちのヒヨドリ その14

           ひとりぼっちのヒヨドリ その13

                 前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その12 前の記事を書いた翌日の夕方 桜の木とかなり古木の桑の木と 雑草のみになっている下の畑の方から  ピーーッ! ピーーッ! ピーーッ!                   ピーーーーッ!  と、ただならぬヒヨドリの鳴き声。        そしてヒヨドリの声に混じって   キチキチキチキチ      キチキチキチキチ とモズの声 ! 毎年秋になると決まって聞こえるあの鳴き方。 これから梅雨というこんな季

           ひとりぼっちのヒヨドリ その13

           ひとりぼっちのヒヨドリ その12

                 前のお話 ➡ ひ とりぼっちのヒヨドリ その11 1か月余り後。 ヒヨドリは相変わらず毎日ひとりでやって来て、 グミの木の枝に 私がピンチで挟んで固定したお皿の前に止まり、 ひとしきりせわしくあちこちをキョロキョロ見てから 刻んだ果物(リンゴやミカンなど)や 玄米のご飯をくちばしで挟んでは 上にちょっと放り上げるようにしてキャッチして食べる。 その様子がたまらなくカワイイ。 この子は、 頭の羽根をボサボサ頭みたいに膨らませることが滅多に無いので 間違いな

           ひとりぼっちのヒヨドリ その12

           ひ とりぼっちのヒヨドリ その11

            前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その10 裏庭の桜の木は ヒヨドリたちの子育てに格好の場所らしく、 毎年 春から夏の間中   「 ヒーヨ  ヒーヨ 」       「 ピーイ ピーイ 」 とヒヨドリ家族が騒々しい。 きっと去年あのコブシの木から巣立って行った ヒヨドリたちもこの中に居るんだろうなあと 私は勝手に想像してホッコリしている。 ********************        **************** 冬が終わる頃のある暖かい日

           ひ とりぼっちのヒヨドリ その11