入道雲プロジェクト
メンバーの作品を掲載しています。 創作物が寄り集まって風景になる。 ぜひ、眺めていってください。
文芸雑誌入道雲のバックナンバーです。
入道雲創刊号 92p 目次 表紙絵 なかのしょう 「カフェ」 イラスト 藤岡義治 「わたしはどこかに」 「大きくなった君へ」 イラスト 大谷 葵 「行ってきます…
Created by なま かつて、鏡に向かってこう問いかけたものがいたそうな。 「鏡よ、鏡、世界で最も美しいのはだれ?」 生まれてこのかた、どうにも鏡というものを好かない…
徐々にボリュームを上げながら、無機質な電子音が響いている。カーテンが閉まっているので、部屋は暗い。ひろみは枕元のスマートフォンを手に取って、アラームを止めた。…
こんにちは!入道雲創作部です。 今回は活動内容を知ってもらうために初めて質問形式でnoteを書いてみました! (質問1)入道雲プロジェクトとは? 小説、エッセイ、絵、イ…
2019年4月19日 19:12
入道雲創刊号 92p目次表紙絵 なかのしょう「カフェ」 イラスト 藤岡義治「わたしはどこかに」「大きくなった君へ」 イラスト 大谷 葵「行ってきます」 「写真撮影」「朝のタバコ」 イラスト なかのしょう「損得」「壁」 イラスト くぼたゆり「失われた色」 小説 ピカ「ウシガエルにクラシックはわかるのか?」他短編二編 小説 土佐陽生「早春」他 短編一編
2019年2月23日 19:53
2019年2月16日 18:34
Created by なまかつて、鏡に向かってこう問いかけたものがいたそうな。「鏡よ、鏡、世界で最も美しいのはだれ?」生まれてこのかた、どうにも鏡というものを好かない。そこに写る虚像であるはずのものが、私を飲み込むように思えてくるのだ。似たような感覚でいくと、自撮りなんてしない。私の見える世界に、私はいない。写真に写ることも、正直に述べれば避けたい事態である。しかし、拒み続けることはでき
2019年2月14日 12:11
2019年2月10日 18:05
2019年2月8日 19:38
徐々にボリュームを上げながら、無機質な電子音が響いている。カーテンが閉まっているので、部屋は暗い。ひろみは枕元のスマートフォンを手に取って、アラームを止めた。時刻は、朝の七時四十五分。瞬く間に目が覚めた。即座に布団を蹴り上げた。すぐにリビングに駆け込んだ。「かあさんっ!」母は悠長に朝食を摂っていた。慌てて飛び起きてきた娘の姿を見て、首をかしげた。ひろみは、その母の姿を見て、前髪をかきあげ、た
2019年2月6日 15:48
こんにちは!入道雲創作部です。今回は活動内容を知ってもらうために初めて質問形式でnoteを書いてみました!(質問1)入道雲プロジェクトとは?小説、エッセイ、絵、イラスト、など創作活動をしている人達の作品を集めてみんなで一緒に、文芸雑誌を制作しようというプロジェクトです。現在10名ほどのグループで活動しています。(質問2)どのような雑誌にしたいとか、共通テーマとか、方向性はありま