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●自衛隊制服組の、度重なる靖国集団参拝の強行を阻もう!
陸幕副長以下22人の靖国集団参拝、海自幹部候補生165人の制服着用での集団参拝(1957年年以降実施、今回で67回目)、宮古島駐屯地司令以下20人の制服を着用した宮古神社参拝、そして、遂に「靖国神社宮司」という最高責任者への、海自元海将の就任に続き、 陸自高等工科学校生徒・約350人(元少年自衛官)の靖国集団参拝が明らかになった(ツィッターで堂々と公開)。(表紙写真は、元海将・元防衛省情報本部長・
もっとみる「台湾有事」論――新時代の米台関係攻撃的な中国への対応(米外交問題評議会CFR)
●外交問題評議会(CFR)について 外交問題評議会(略称はCFR)は、1921年に設立された米国のシンクタンクで、外交問題・世界情勢を分析・研究する組織であり、米国の対外政策決定に対して著しい影響力を持つ。外交誌『フォーリン・アフェアーズ』の刊行などで知られている。評議会員の主張の多くは、外交問題評議会の「凝縮された政策提言」への叩き台に使われるケースが多いとい
もっとみるジュネーヴ諸条約の「特殊標章」を無視する防衛省の国民保護規定!
●自衛隊は「武力攻撃事態下の住民保護」について、ジュネーヴ諸条約第一追加議定書が定める「特殊標章」(軍民分離の原則)をつけない、無視することが明らかになった!
筆者は、防衛省・自衛隊の「防衛省・防衛装備庁国民保護計画」(2005年)、統合幕僚監部『統合運用教範』(2017年)による国民保護規定(双方とも同文)によって、戦時下の「軍民分離の原則」の重要な指標である「特殊標章」が、どのように具体的に
●本日発売 電子ブック版『最新データ&情報2024 日米の南西シフト』
小西誠著、社会批評社刊・定価1100円、発行のお知らせ!
――2022年12月、政府の「国家安全保障戦略」策定などで、琉球列島での対中国のミサイル攻撃基地化が、急ピッチで進みつつある。
今年3月には、琉球列島ミサイル基地化の総仕上げとも言える、第7地対艦ミサイル連隊が陸自・沖縄勝連分屯地に新編され、24年度内には大分・湯布院駐屯地に、長射程(1500キロ)の第8ミサイル連隊の新編が決定、また
靖国集団参拝を私的参拝と強弁する陸幕トップら!
●自衛隊ー制服組の靖国「公式部隊参拝」は、戦後一貫して常態化しているがー!運転手付の公用車で、しかも、陸幕副長以下の数十人での部隊参拝も、「私的参拝」と強弁するのか? 防衛省は厳重な処分をせよ!
●参考文献論文
『自衛隊文書集』(小西誠編著・社会批評社)掲載の自衛隊の靖国参拝等への通達を紹介する!
●「自衛隊は、「戦死の時代」を迎えるのか?-2」
https://www.facebook.co
自衛隊のパワハラ等に関する調査結果 ―相変わらず、内部解決ができない深刻な事態が続く!
参考資料
ハラスメントに関する特別防衛監察の進捗状況等について
○ハラスメントの根絶に向けた措置に関する防衛大臣指示(令和4年9月6日)に基づき、特別防衛監察を実施。
○申出期間(同年9月13日~11月30日)中に1,325件の被害申出があった。
○当該1,325件については、事実確認中等の数十件を残し、令和5年中にほぼ全ての対応が完了見込み。
○なお、特別防衛監察で判明した将官の関与
軍事化迫る空と海 ――沖縄・琉球列島・九州(全国)の空港・港湾の対中戦争の戦時動員態勢を批判する!(写真は石垣島ミサイル基地)
軍民共用空港化が始まる波照間空港・新石垣空港
10月6日付八重山毎日新聞によると、政府各省庁の課長ら19人が同日、町役場、市役所を訪れ、竹富町と石垣市で波照間空港などを「特定重要拠点空港」に指定する計画を示し、防衛態勢の強化のために滑走路を延長するよう求めたという。新石垣空港はもとより、滑走路が800メートルしかない波照間空港までも「軍民共用」を口実として軍事化されることは、多くの住民にとって衝