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全治1年のケガを経験、直面した現実② 術前編

※術前の画像を載せてます。
苦手な方は、ここで読むことを辞めることを
おすすめします※

突然のケガ、手術を伴う入院。
何もかも、初めての経験でした。
救急搬送先の医療機関に、5日間入院してた時に
担当医に言われたことは

「骨がズレるため、絶対安静です」


「トイレ、入浴はできません。尿道カテーテルと
オムツを履いてもらいます」

「便は、オムツの中でしてください」

排尿排便は、トイレではできないと言われ
頭の中が、真っ白になりました。
5日間の入院では、尿道カテーテルとオムツの不快感で、食事や水分補給は、控えてました。
この独特な不快感は
上手く言葉では言い表わせません。

11月3日に撮影しました。足の甲を巻き、透明の管が伸びています。足の血栓予防のため、両足に空気を送っています
(フットポンプという医療機器です)
カーブのついた青いクッションに左足を乗せてます。
黒いパットには、青い管から冷気が送られています。左膝の腫れを引かせるため、アイシングをしています。
腫れが引かないと、手術はできないと言われました。

11月7日、自分の地元にある医療機関へ転院が決まり2022年11月10日、手術を受けました。
搬送時から術前まで、頭の中が混乱し
現実を受け入れることが、できませんでした。

精神的にピリピリしていたため
泣いたり、怒ったり、揺れ動く感情を
コントロールすることが、できません。
転院先の医師をはじめ、看護師、リハビリ専門職員にも、強く当たってしまいました。
職員の皆さんに対し、今も深く、反省しています。

手術前日に撮影しました。膝と太ももの境目が、分かりません。打撲が黄色くなっていますが、当時は濃い紫色でした。足を曲げないように、鉄芯が入った黒い装具を着用してました。弾性靴下は、血栓予防のため履かされました。

手術は、とても不安でした。
全身麻酔(硬膜外麻酔)を行なうため、背骨の神経に
麻酔針をに刺します。
ですが、あまりの恐怖に背中を反らしてしまい
背骨の中に、針が入りません。
麻酔科医が何度も針を刺します。
それでも上手く入りません。

「駄目だ…」

麻酔科医が、ボソッとつぶやきます。

怖いんだから仕方ないじゃん…
私も心の中でつぶやきました。

いつの間にか麻酔が効きだし、記憶はここで
途切れました。
③に続きます。


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