第二十一の叫び-「幸せな家庭を作り直す」とは?
母からは父の悪口を言われ。
父からは母の悪口を言われ。
父方の祖母からは、母の悪口を言われ。
母方の祖母からは、父の悪口を言われる。
誰も見ていないところで、僕にだけ。
結局夫婦や家族なんてものは、対外的にはいい形のふりをして、実のところ憎しみあっている。
子供は実のところ、自分たちの所有物、願望をかなえるための道具でしかない。
そんなことを今になって言語化できているわけだけれど、幼い自分にとっては、何か違う?違和感。もやもやのようなものでしかなかった。
(以前から書いていることだけれど)
自分は絶対に将来結婚しないし、家族も作りたくない。
そのことは当時もおぼろげながら思っていたし、今も変わっていない。
いや、変われていない。
昔、ある人が自分にこう言ってくれたっけ。
「確かにあなたは辛かったかもしれない。昔のことを忘れたり、許すこともできないのかもしれない。でもこれから新しい家庭を作り直せば、そこはきっとあなたの味方になってくれるはず」
間違いっていないと思う。ただそれを自分が、どうしたってできないというだけ。
どうしようもなく頑固で、疑い深い性格なもので。
幸せのかたちとは、何ぞや。
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