第二十の叫び-「死ぬ!」と言って、切れた電話-


相変わらずのひどい不眠症。
最近は再び悪夢にも襲われ出している。

なので、今は深夜4時なのだが、今から数年前の出来事を回想し、どうしてもnoteにその思いを吐き出したくなった。

実家から出ていた僕は、当時既に母との関係は疎遠にはなっていた。

が、あることで電話をしたら、相手が一方的に激怒。

「死ぬ!(死んでやる!)」と言って、がちゃっと電話を切られた。

心配になった僕は瞬時に警察に、こんなことがあったので様子を見に行ってほしいと連絡。

「分かりました。あなたも今から行ってください」と警察。

到着してみるとすでに警官が一人来ていたが、母親の表情はまるで「鬼」だった。

「私は命に別条ない。それなのに勝手に警察を呼んだこの子が悪いんです」と、なんの躊躇もなく断言した。

警官のほうもさすがに気まずいと思われたのか、「まあ、でも息子さんは心配してくださったんですよね」とフォローをしてくれたが、母の表情は変わらずだった。

「ごめんなさい、一方的に電話を切られたので大丈夫とは思いつつも心配になって」。
僕はせっかく駆けつけてくれた警官に詫びを入れ、実家を後にした。

親とは何の貸し借りも無いはずだが(そもそも親子って利害関係でもないと思っているが)、少しでも心を動かしたほうが「負け」になるなんて、なんだかあの日はとっても傷ついた。

深夜の回想。

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