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#出版
毛布#11 『ひとあし、ひと呼吸、ひと掃き』
6月に入り、このnoteも『毛布』と書いて「タオルケット」と呼びたくなるような季節になった。
緊急事態宣言は解除されたが、私は引き続きステイホームをしている。
人によって、この春から初夏にかけての日々は全く違ったものだったと思う。
私にとっては、春からの期間を振り返ると、結構変化が起こった。ある意味で強制的な変化だったけど、思い返すと、それはやはり僥倖だったという部分が少なからずあった。
先
毛布#9 『あなたがそれを続けていけるように』
先日、初のインスタライブをコラボで行った。長年の友である、シンガーソングライターの大和田慧ちゃんから電話がかかってきて、今度自宅からの配信ライブで Bill Withers のLean On Meを歌おうと思っているという。英語の歌だけど、今の状況にぴったりだし、きっと歌詞の意味がわかったほうが伝わるだろうから、良かったらコラボしようと誘ってもらった。
前に感動してインスタでも書いた、Lea
毛布#7 『プロセスを信頼する/明るい方を向いていく身体』
あまりにも色々なことが凝縮されて、すごいスピードで終わった3月。
5月刊行予定の新作詩集『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』にどっぷりと取り組み、ついに詩集の原画が完成した。
制作モードの時は、本当にちょっと特殊な状態になる。
紙と自分との間で、拮抗した剣道の試合のような、緊張した感覚が続く。紙やキャンバス、板のことを「支持体」というと教えてもらった。(たしかにな、というくらい、紙には