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#50「間口と奥行き ←小学2年生の算数の問題に置き換えれば分かりやすい!?」


間口と奥行き
マーケティングではよく耳にする言葉であり、よく口にする言葉です。

今回は、そんな「間口と奥行きに」関して、分かりやすく説明させていただきます。



なぜ、間口と奥行きは大切?

売上に直接結びつくからです。
マーケターとして、一つの使命であり宿命は、は対象ブランド/商品の売上向上です。



間口とは?

間口とは「購入率」
購入人数として捉えると簡単です。
対象ブランド/商品を購入する人が増えれば増えるほど、売上が上がりますよね。いかに多くの購入者を増やすか(購入率を高めるか)が、マーケターとしてのチャレンジとなります。



奥行きとは?

奥行きとは「購入規模」
購入規模の単位は、「金額」とすることが多くございます。「個数」とする時もございます。※金額と個数は比例します。
一人が対象ブランド/商品をより多くの個数購入(=より多くの金額をお支払い)したほうが、売上が上がりますよね。いかに一人当たり購入個数(購入金額)を高めるかが、マーケターとしてのチャレンジとなります。



売上は、間口と奥行きの掛け算

売上=間口×奥行き

売上の最大化。

それはつまり、購入者の数を増やす(“間口を広げる”という言葉を使用します)。
そして、一人当たり購入個数/金額を増やす(“奥行きを伸ばす”という言葉を使用します)で、達成されます。



掛け算は小学2年生で習う

そこで、簡易的に簡単な算数の問題を作成しました。
是非「間口と奥行き」をイメージいただけると幸いです。

問1:
あなたは、あんパン屋さんです。
昨日、14人のお友達が、1人1つ。あんパンを買いました。
あんパンはいくつ売れましたか?

解:
14×1=14個
アンパンは14個売れました。
問2:
今日は、7人のお友達が、1人2つ。アンパンを買いました。
あんパンはいくつ売れましたか?

解:
7×2=14個
アンパンは14個売れました。


問1も問2も売上は同じ。

問1は、間口が広いが奥行きが無い事例となります。
問2は、間口は狭いが奥行きがある事例となります。


あなたが敏腕あんパン経営者でしたら、
どのようにして購入者を増やし、一人当たり購入規模を高めるかの戦略を考えるはずです。
その思考回路こそが、マーケターとしての第一歩となります。



以上、シンプルではございますが、「間口と奥行き」の解説となります。
皆様のお役に立てれば、幸いです!

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