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人生の一コマ 第26話

今回は健康に興味を持ったきっかけの話を書いてみる。


      前回の 「人生の一コマ第25話」で書いた

病を患い 快復する事なく

愛する家族や仲間達と別れなければならなかった

女性の最期の場面にいやわせた私は  今まで自分は健康に恵まれて

いたので、若くして他界してしまう空しさを深く感じた。

そして 立派な医療機関であっても力及ばない事があることを知った。


この体験をした私は

健康とはどうしたら 維持できるものなのかを考えるようになった。


   この頃 私は 第三子の我が子が 皮膚のトラブルを抱えていた。

近くの皮膚科の医師の治療では 根本的な改善がみられなく

紹介状を持ち 専門医と言われる名医から

処方を受けた 薬を二回 与えただけで

丸一日半 寝たっきりになってしまった。

私は この薬を処方箋  通り 与え続けたら いつ我が子は 目を覚ます事ができるのか

不安になり 大量の薬を 破棄し 別の改善策を探していた時でもあった。


     私が嫁の立場で薬を破棄すると言う事は、

夫の両親からの激怒を受けると言うことになっていた。

   (第12話で夫の両親との関係性が書いてあります。)

何故かと言うと 孫はいつも 綺麗な皮膚をしていなければ いけなかったからだ。


私は 夫の両親の激怒を受ける恐怖より、

我が子に何も解決策を見つけてあげられない

母親としての 失望感に 空を 仰いでは 涙を流しながら

解決策を みつけたいと 心で 叫んでいた。


しばらくしたある日 いつもとは違う道を自転車で走っていた。

商店街にさしかかると 自然食品のお店が目に飛び込んできた。

今では 自然食品 と言う言葉は珍しく無いが

私はその時 初めて見て 心が ひかれて行った。

店先に自転車を止めて 店内に 入って行った。

小さな店内には 普段見ている スーパーの品揃えとは 違う 棚があった。

私の目は 我が子に必要なものがあるような気がして 必死に何かを探していた。

そんな私に 店主の方が

私の背中で寝ている子を見て 『アトピーちゃんね』と 優しく声をかけてくれた。

私は 店主の方の優しさに甘え   私が抱えている全てを 聞いてもらった。


私は こうして 店主の方に 話を聞いてもらっただけでも 

力が湧いたような気分だった。

すると 店主の方は 奥から 一つの 瓶を 持って来た。

そして

この商品が どんな人が どんな気持ちで 作ったものか そして 自分も

確かめるために 製造行程を見学に行ったこと。

高額である事。 薬ではないので 治るとは 言い切れないこと。

好転反応が起こる可能性もある事。

色々説明しくれた。

私は話を聞き これだ と 思った。

我が子は 薬ではだめだったのだ これを 与えようと決めた。

その日は それだけではなく もう一つ 出会いがあった。


心に明るさを取り戻した私はお店を出た後 いつものスーパーに寄った。

そこには いつもなら駐輪スペースである所に3店舗の 露店が出店されていた。

その中の1店舗に 薬草で作られた石鹸が 売られていた。

アトピーの人も使っているという言葉を信じて 購入した。

私は希望を感じながら帰宅した。そして 両方を使い出した。


自然食品のお店で購入した瓶の中身は ヨーグルトのようなとろみがあった。

我が子は 離乳食の段階で 丁度 食べる事が出来た。

水で薄めても 良いと聞いたが。

我が子は スプーンで たっぷりと欲しがった。


たっぷり食べると 皮膚からつゆがいつもより沢山出て

症状は悪化したように見えた。


次は 石鹸の番だ

沢山の 泡を作り 頭皮からつま先まで 全身を 泡パックする。

ゆっくり10数えると 皮膚の上に出来ていた  かさぶたがとけて流れ落ちた

すると  一瞬 本来の綺麗な 赤ちゃんの肌を覗かせるが

すぐに 体内から毛穴を通して つゆがにじみ出る、  それが かさぶたとなる

泡パックは 一度の お風呂タイムで 二回 やってみた。

すると 湯あがりは かきむしる事なく おだやに過ごせた。


そして 瓶はいつもテーブルに置いておき 

 いつでも 食べたがる時に与えるようにした。

お風呂タイムも 3時間おきにしてみた。


こんなリズムを 3ヶ月続けた頃になると全身にあったかさぶたは

左目の下に 直径1センチ位できるだけになった。


私は この頃になると どんどん良くなって行く我が子の様子を あの 店主の方に

報告に行く事が 楽しみになっていた。

それは 私と 一緒に 喜んでくれるからだ。

店主の方も 信じて 続けてくれて嬉しかったと 言っていた。


こんな 我が子の肉体の変化をまじかで見ると

肉体に変化を 起こしたい時は   いくつもの道を見つける覚悟を

していると 意外なところから 改善策が現れるものだと思った。


そして 私は健康に繋がる情報に興味を持つようになり

いつでも 受信できるよう 心にアンテナを取り付けることにした。


その後 整体や気功 、チャクラ 、オーラ、  精油、  薬草 、フラワーエッセンス

感情と肉体の関係性 、 ヨガ、 光の手術 など 次々と 情報が来るようになった。

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