MMPP

16年前に起業。日本と中国で自分の会社を経営しています。中国での生活や、日本での生活を…

MMPP

16年前に起業。日本と中国で自分の会社を経営しています。中国での生活や、日本での生活を日本人目線で自分なりに綴ります。

最近の記事

やっぱり不景気な上海。。。

久々に上海に来ましたが、この数ヶ月でも景気悪化してるのが感じられます。 一番は、飲食店。 客がいない。 潰れてる店が多数。 スーパーカー激減。 安い電気自動車ばかり。 夜の店、吸い取る客が減り、統廃合多数、いろんな意味での値下がり。 既に、現地の人も気付いてるのかと思います。 海外企業が多く去っていった後に残った悲惨な状況を。 これまで、海外企業のおかげで急成長してこれたし、錯覚として自分たちが急成長させているのではないかとも思うことができた。 しかし、そ

    • 年末だねーという話

      いよいよ年末で、仕事納めの方々も増えてきているようです。 中国は春節が正月的なものになるので、新年といえどもそこまでテンションが上がる様子が無いのです。 クリスマスもコロナ前ならば、どんなプレゼント貰ったとか、お金貰ったとか自慢の写真がSNSにアップされるのですが、今年は超不景気な中国では少ない印象でした。 SNSを見ても、飲み屋などは勢いがなく、宣伝ばかりでした。 不景気→不景気マインド→消費減のような負のスパイラルになってしまっており、実際に会社も多数倒産してるし

      • 上海のサラリーマン飲み会

        上海は日本料理屋が多く、美味しい店もたくさんあります。 先月も上海に出張してましたが、上海に駐在しているサラリーマン達は、やたらと飲み会をしています。 家族帯同しててもお構いなしで、ひたすらに飲み会をしてる人もたくさんいます。 「飲みニケーション」と一昔前はよく言われてました。 酒の力を借りて、気持ちを大きくして言いたい事を言う(会社の文句を言う)会。 それこそがコミュニケーション方法だと思ってここまできた上司達は、コロナによりコミュニケーションがアナログからデジタ

        • 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を観て

          福山雅治さんの歌で知ったこの映画について。 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」 平日のためか、映画館には私一人でした。 特別攻撃隊を肯定するわけでもなく、現代の思想を当時の思想にぶつける場面もあり、色々な評価もある中、私はとても興味が持てた映画だったと思います。 内容については、まだ観ていない人もいるので書きませんが、一部だけを観たり聞いたりして意見するのではなく、一回観てから意見した方がいい映画だと思いました。 特攻が良いか悪いかなんてその時代に生きていな

        やっぱり不景気な上海。。。

          化粧品OEM会社の海外進出支援?!

          化粧品は自社工場で製造してるメーカーはほとんどありません。 OEM会社という化粧品製造工場を持つ会社に依頼をして、自社ブランドの化粧品を製造してるブランドがほとんどで、もちろんそれぞれ中身は違うとはいえど、似た物やラベルだけ変えてる物も多々あると聞きます。 最近は、OEM会社が海外進出支援をサポートするサービスを始めている会社もあるようですが、どこも微妙。。。 そもそも、国内ですら販売するノウハウが少ないので、それは当たり前かもしれません。 OEM会社は、ものづくりの

          化粧品OEM会社の海外進出支援?!

          上海、不動産バブルの、、、

          不動産売買のタイミング。 これは、中国においても、とても重要です。 一言に上海市と言えど、中心エリアで数億する部屋もあれば、上海市の南の方の僻地に行けば数百万みたいなエリアもあり、上海だから高いというのはちょっと違うようです。 結論、コロナ直前に買った人が、1番損をしていて、今の急激な不動産価格の下落により大きな負債持ちになっている状況です。 コロナ前は、「マンション買った」、「家建てた」は周囲から羨ましがられ、成功者みたいな印象でしたが、今では投資に失敗し、大きな借

          上海、不動産バブルの、、、

          上海、夜の世界にも不景気が。。。

          東京、上海を行ったり来たりする生活をしていますが、上海の最近は夜に街を歩いてる人が減り、ちょっと怖い道もあったりします。 外食してる人が減っているので、外食しても消費金額が減っていると聞きます。 最近の駐在員の憩いの場は、KTVからガールズバーへ移行しているようで、KTV出身もしくは在籍中の女の子がガールズバーを何人かでお金を出し合い開店するというケースが増えています。 これは、KTVの女の子達の指名客の中で、KTVに行く金は無いけどガールズバーになら何とか行けるという

          上海、夜の世界にも不景気が。。。

          経営者って辛いよねーという話

          会社を10年以上やってますが、1年のうちでも良い時もあれば悪い時もある状態が続いてます。 どの会社の経営者の方々も規模の大小あれど、多くはそうだと思います。 もう慣れましたが、会社をやってるだけで金を持ってると誤解される方も多いのですが、基本的に経営者ってgive &takeで言うならば、giveの方が多いです。(私の場合) まず、社員を雇用しているのですが、負担するのは給与だけではありません。 保険やら、設備やら、その他諸々。 (個人事業主や一人会社の方は別かもしれ

          経営者って辛いよねーという話

          起業のきっかけ(2008年)

          当時28歳だった私は、勤めていた会社の社長と一緒に独立起業をしたのです。 当時、上場会社の子会社であった社長が任期満了により起業を考えていた事を知り、それに私が加わったというイメージです。 当時はネット広告が伸びていて、そのネット広告を主軸としたクライアントへのソリューション提供がメイン事業となりました。 立ち上げ時は、もちろん苦労しましたが、程なくクライアントも集まり軌道に乗り始めてきました。 私にとっては、毎日が新しい出来事の繰り返しで楽しかった記憶しかありません

          起業のきっかけ(2008年)

          中国からの撤退多すぎ。。。

          最近、中国から撤退してくる会社、個人がとても増えています。 中国の景気が回復しない中、何より仕事が減っているから、生活できないから、先が全く見えないからというのが本音ベースかなと思います。 引き上げるタイミングってとても大事だと思います。 今、撤退するということは、既に大勢が決している中での撤退なので撤退後も相当厳しい状況が考えられます。 去年、もしくは今年の前半に撤退していれば、日本での仕事が発生し始めてるので先が見えますが、さすがに今時期の撤退は非常に状況が悪い。

          中国からの撤退多すぎ。。。

          迷走する中国の日系化粧品企業について耳にした話

          日本の化粧品やトイレタリーは、中国ではとても人気がありました。 今もある程度は人気はありますが、コロナ前ほどではありません。 理由は、色々と言われています。 コロナ以降、中国からのインバウンド客が減り、日本ブランドに触れる機会が少なくなったとか、日本ブランドは変わりばえなくなったとか、そもそも中国人に消費力が無くなったとか。。。 色々な原因があるとは思いますが、何が本当かは分かりません。 最近耳にした、いやいやそれは無いでしょという話。 日本ブランドが中国現地で製

          迷走する中国の日系化粧品企業について耳にした話

          海南島免税店の現状

          中国海南島は中国南端にある島で九州と同じくらいの大きさだといわれています。 「世界自由貿易構想」など政府が勢いある政策を打ち上げ、それにより賑わっている島です。 私は海南島の海口市に家がありますが、気候は1年を通じて暖かく、20度切る日があるか無いかという印象です。 近所には世界免税城という巨大な免税店があります。 ニュースでは大勢の人が押しかけて免税品を多く買っているような内容が見られますが、実際はというと、平日は閑古鳥。。。 代理購入のおじさんとおばさんが、よく

          海南島免税店の現状

          最近の中国(上海)で感じること

          中国がコロナで超絶不景気となり、復活する気配が全く無いので当然日本へ帰任する駐在員、撤退する会社など多数いるのが現状です。 私は、もともと日本と上海を行ったり来たりしてる生活なのですが、コロナ前の上海は毎月何かが新しくなる印象でした。 今は、毎週景気が悪くなってる印象です。。。 EV自動車がすごい!と言っても、「不景気で高級車を買えなくなってしまった」という見方もできます。。 最近、上海では不動産屋がビラを配って「マンション買いませんか」という数が増えてます。 ただ

          最近の中国(上海)で感じること

          私が海外(中国)ビジネスに興味を持ったきっかけ

          なぜ、中国に興味を持ったか。 2008年、会社を起業したばかりの私の会社に、とある営業マンが会社に来てこう言いました。 「今、中国の勢いがすごいです。ご興味あれば一度一緒に行って見ませんか?」 それまで、中国に行った事もなかった私は、半ば旅行気分で行って見ました。 当時の中国は確かに凄かったのです。 マンションはあちこち建設中、車も外車があちこちに、とにかく「活気」が凄かった記憶があります。 日本に戻った私は早速自分のクライアントに中国での出来事を話ました。 そ

          私が海外(中国)ビジネスに興味を持ったきっかけ

          超絶不景気となってしまった中国

          しばらく、記事を書いてませんでした。 中国はコロナの突然放置後、景気が良くなるかと思いきや、超絶不景気へ突入し、世界からも取り残され、大手不動産会社の倒産やインフレなどにより、消費をしなくなってしまい、撤退企業も増えています。 私もコロナ前に生活パターンが戻り、東京ベースで仕事をして中国は出張しています。 今、ずっと中国にいる意味も無く、以前は1ヶ月いかないと状況も変わっていたというスピード感を感じましたが、今では別2、3ヶ月行かなくても状況は変わってない事が多くなりま

          超絶不景気となってしまった中国

          中国、まさかの不景気突入。。。

          久しぶりにnoteに投稿したいと思います。 コロナ後はおかげさまで仕事はとても忙しく、目まぐるしいスケジュールをこなしております。 中国以外にも仕事は増え、日本を含む複数国で仕事をさせて頂いております。 過去にメインで仕事をしていた中国はというと、あんなに好景気で勢いがあったのは既に過去のこと。。。 今や、大手不動産会社は破綻しそうになり、不動産価格は下落を続け、飲食店なども多く閉まってしまい、なんとも言えない複雑な心境です。 繁栄すれば衰退もあるというのはどの国も

          中国、まさかの不景気突入。。。