Masaki Kishimoto kishiimo

Masaki Kishimoto Artist http://kishiimoth…

Masaki Kishimoto kishiimo

Masaki Kishimoto Artist http://kishiimothings.blogspot.com/?m=0 Instagram @kishiimo Torary project ツーバックス @torary 会社員 父親 ヘルペス脳炎克服後の話等

最近の記事

ナレモノ注意   〜2nd anniversary〜

ある日の「それ」を忘れさせてくれたのは 夕方でやった家族での「ラジオ体操」だった。 先の投稿で、 後遺症の話を綴った事はあるが、 「それ」は今でもある、 岡山弁で言うと、 それ?あるけぇよぉ、だ。 2021年10月12日、 脳炎を発症してその後入院して2ヶ月程経ったあの頃、 絶賛入院中なんだが 全く何も自分に後遺症なんて症状が無い、 全然元気と思っていたら(2021年12月頃)、 臭いが感じない事や、 なんか言われもない感じで頭がなんか痛いとかでもない、頭の違和感や、

    • 瀬嶋さんとLINE交換。

      2021年年末、 自分が脳炎で入院して1〜2ヶ月?くらい経った時だったかと思うが、 目から涙をボロボロ流しながら、 自分のベッドのそばに近づき 口にされた言葉は 「岸本さん 今日、今朝、急に目が見えなくなってきて、 来月退院だったけど、 もう家族の顔が見れなくなる前に 今日退院する事にしたから。 岸本さんいつも話しかけてくれて、 元気付けてくれてありがとう。」 と、クシャクシャになった顔を見て自分も泣いてしまったのを覚えている。 そのリハビリ病院では連絡先の交換等

      • 無院

        「誰にとっても意味の無いもの」に神が宿る。 そう漠然と大まかに、 勝手に思い始めたのは多分、小学生?くらいの頃からだろうが 心の中で文字として意識し始めたのは高校を出て岡山から京都へ、そして東京に上京し出した18〜21歳頃の間からだ。 転勤族の小学生から日々目立つ事のなく、 ただ日影過ぎないが、 気づけばパシリをさせられていることにも気づかずネイティブパシリをさせられていたような、 今思えば心から友達と言えた関係性がなかった中学時代まで。 で、高校に上がった時に入学式で

        • PULL LEVER

          レバーについて なんか我慢するときとか、 何かの決断の時だったり、 窮地の時だったり、 はたまたただ眠い時とか 例えば これを食べられレバー この月曜日が終わレバー 次の給料日がくレバー 右行けなけレバー 歯を磨かなけレバー 寝なけレバー ・ ・ ・ etc……(♾️レバー) そんな中、 数あるレバーのひとつで ここ最近出来たレバーは、 「あれに比べレバー」だ。 その 「 あれ 」 とは 直接的に自分の中で経験した事のようで、 そうではない、 想像の中の「

          俺は2歳。

          個人情報とかのあれとかで 本当の誕生日はまぁここでは伏せるとして、 第?の誕生日は2021年10月12日 第?の誕生日は2022年 2月10日 飽きられているのを知っていていうと、 三途の河原を散歩したあの日、 2021/10/12 から今日で丸2年だ。 40代の渋めの、ほんの少しだけ重厚感がある声で勝手に言わせてもらう。 「happy birthday to me.」 昨日はまぁ普通の日常だったが、 今朝起きて息子を保育園に送り、 今日は奇跡的に別で用事有り、

          食堂酒場で祝杯を

          一昨年の2021年10月12日、 在宅勤務で朝は仕事をしていたが、 夕方?に、 家でヨダレを垂らしながら倒れているところを救急車で幸いにも運ばれ、命拾いした。 (ヘルペス脳炎という病気だった。) ※家で倒れている自分を、 普段はその時間に帰ってこない、 たまたま早く帰ってきた妻が 大丈夫?救急車呼ぶ?と聞かれ 自分が大丈夫だから呼ばなくていいと言っているのに、 それを無視して救急車を呼んでくれた事で、 九死に一生を得たのはまぁ今回は置いておいて。 で、その意識不明になった

          食堂酒場で祝杯を

          《円満語録》〜夫婦喧嘩供養2023〜

          【前置き】 入籍10周年になる。 妻よ、ありがとう。 20歳で上京した時、 「サラリーマン」になるとは 微塵も思っていなかった。 なんなら今思えばその世界は自分にとってアンチだった。 21で今の会社に入社したのは現場系技術職としてだが、 フリーターとして職を転々としていたあの頃、 同じく今の会社で契約社員として働き始めて1ヶ月とかその辺の頃、 「来月の◯/◯くらいから、 1ヶ月〜それ以上くらい、 展示があって休むと思います。 あと、◯月と◯月はそれぞれ2週間ずつ程

          《円満語録》〜夫婦喧嘩供養2023〜

          「多分」のはなし。

          「多分」 episode1 〜多分はじめに〜 ・多分、今毎日服用している錠剤の亜鉛の恩恵を受けている。 ※なんとなく前より髪が濃い、というかほぼ確実に濃い。多分だけど。デコはもともと広いけど。 ヘルペス脳炎後、その影響で発症した末梢神経断裂からくる嗅覚の脱失の治療の為だが、1年半ほど飲み続けている。 で、他には ・多分きっと、今の体温、熱高くないかな〜 ・多分、いま外これ結構暑いな。 ・多分今、激寒いわ。 ・多分これ完全に臭いわ。 ・多分今、足は怪我してねーわ。 ・多分

          「多分」のはなし。

          マイクチェックワンツー

          ※これは自分の中学からの親友。 デザイナー安藤次朗が10年程前に主催していた、 数人の仲間内で1人ずつ交代でリレー形式で文章を書き、 次の人にその"マイク"を次の人にパスしていく、 「パスザマイク」 という書籍から、 8年前の岸本の2015/6/12の父の日の為の寄稿から抜粋したものと、それについてです。 まず以下、コピペ。 ↓ ↓ ↓変な先入観をもたずにそこに属する人達に出会ってしまったからか、 みんなそうなのかわからいけど、 右翼なのか左翼なのか、 ど

          マイクチェックワンツー

          部屋内で雨が降った話。

          昔、24歳から31歳まで暮らしていた家の話。 今のマンションの前に住んでいた頃の家の話。 結婚するだいぶ前の話でもまず手始めに。 その当時住んでいた家は、 平屋の一戸建ての木造賃貸で、 とても古い賃貸だった。 18年前、 24歳の頃、 住んでいた高円寺のロフト付きのワンルームの部屋があまりにも狭く 小さな作品しか作れず、 どうしてももう少し大きな作品を作る為のアトリエが欲しく、 行き当たりばったりで現場帰りに作業着で入った新宿の不動産屋で、 家をどういじっても(壁を建て

          部屋内で雨が降った話。