炊飯器様々。意外と難しい「土鍋でごはん」
この秋に鍋をするために小さい土鍋を購入。
一人分の鍋を作るのにちょうどいい大きさ。
土鍋といえば、「白ごはん」。
初めてには意外に難しかった、土鍋でごはんを炊いたときの話。
◯ 脳裏残っていた魅惑的な言葉
「勇敢なヘラジカ」さんの記事。
以前、土鍋の話をされていた。
そこで私は、「土鍋で炊くごはんおいしそうですね」とコメントしたのを思い出しました。
「土鍋」と「ごはん」と「おこげ」。
かけ合わせたらものすごく魅惑的な言葉に。
その魅惑的な言葉がずっと脳裏に残っていました。
鍋を食べた意欲が一旦収まったので、
今度は土鍋で白いごはんを炊くことに。
◯ 不安の種
初めて土鍋で炊く白ごはん。
ということで、炊き方がわからず調べることに。
色々調べ、辿り着いた炊きあがるまでのイメージ。
洗う。
浸水させる。
炊く。
蒸らす。
炊飯器と変わらない。
唯一、違う点で言えば、火加減。
いつも炊飯器に任せているところ。
この部分だけがどうしてもイメージができない。
兎にも角にも炊いてみないとわからない。
始めないと始まらないので、お米を炊くことに。
◯ 蓋パカ
不安を抱えつつ、お米を洗うことに。
お米を洗い、浸水させて30分。
土鍋にお米と水を移し、いざ炊くことに。
ふつふつふつ。
段々と大きくなる、土鍋からの音。
ぶくぶくぶく。
蓋と鍋の間から出てくる水の泡。
鍋蓋の穴から出る白い水蒸気。
炊いているお米のいい香りがふわっと辺りを優しく包みます。
お米に吸収されて、水蒸気に変わる水。
さっきまで感じられていた心地良い音がなくなっていく。
音がなくなると共に湧き出る不安。
ぱかっと。
蓋を開けて、かすかに沸き立つ水の泡。
お米が綺麗に炊けている様を見て安心する。
蓋をして炊いていく。
数分後、また不安に駆られ、蓋を開ける。
それを繰り返す。
水分もなくなり、
何度確認しても、変わらないお米の様子。
火から外すタイミングを図るが、わからない。
とりあえず、決めていた時間で火を外すことに。
◯ 炊きあがり
火から外して、数分蒸らす。
蓋を開けると、見事に白いごはんが完成している。
それと共にごはんのいい香り。
ごはんを底からすくい上げ、かき混ぜる。
ひょっこりとほんのりと茶色がかった「おこげ」。
しっかりとお米も炊けている様子で一安心。
◯ ほっこりするおかずと一緒に
ごはんと共に作っていたおかずと一緒に。
お刺身
かぼちゃの煮物
ほうれん草のおひたし
かぶと蓮根の甘酢漬け
お味噌汁
なんだかほっとした気持ちになるラインナップ。
そして、土鍋で炊いた白いごはん。
一口食べる。
芯は残っていなく、ふっくらやわらかい。
ほんのりとできていた「おこげ」。
混ぜ込んだ時に行方不明。
少し悲しい気持ちに。
初めて土鍋で炊いた白いごはんは、
途中、蓋パカを繰り返しつつも、上手に炊けた。
◯ 正直な気持ち
おいしかった土鍋で炊いた白いごはん。
正直なところ、味や食感に関しては、
炊飯器で炊いたごはんとあまり変わらないと思ってしまいました。(馬鹿舌なのかもしれない、、、。なんでもおいしく感じれる。)
しかし、
土鍋で炊く特別感
土鍋で炊いた時の音や香り
いつも食事をするときより遥かに気持ちで満足に。
一層、おかずをおいしく思わせてくれる要因になりました。
また、味わいや風味に関しても
鍋底にできるおこげ
食感や芳ばしい風味を醸し出してくれるので、次回はそれに期待です。
◯ おさらい
炊飯器様々。火加減がお上手なこと。
どうしてもおこげを作りたいので、
用意したものと工程をまとめておきます。
○ 準備
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1人用の土鍋(確か 6 号)
お米 : 2 合
水 : 450 ml
○ 作り方
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1. お米を研ぐ・浸水
お米を洗って、水を切り、450 mlの水を入れる。
30分浸水させておく。
2. 炊く・蒸らす
土鍋にお米と水を移して、中火にかける。
沸騰してきたら、弱火で15分炊く。
水分がなくなったことを確認して、火を止めて、10分蒸らして完成。
○ 次回は
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「おこげ」をきれいに作るために、
炊き込み時間を少し長めにしようと思います。
上手にできる炊き方がありましたら、
コメントでお知らせくださいませ。
お腹が空くようなつぶやきはTwitterで。
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「すき」すると、おいしい「夜ごはん」が、、、。 「すき」の数だけごはんがおいしくなる気がします。