しゃぶらない「豚しゃぶ鍋」
夜ごはんのお話
グツグツと煮える鍋。
ドンっと、中心には蒸し上がったかのような豚肉。
豚肉をゆずの効いたぽん酢にくぐらせる。
ゆずの香りをまとった柔らかい豚肉の食感。
しゃぶしゃぶしたいけど、できない人のための「豚しゃぶ鍋」。
本日のお品書き
豚しゃぶ鍋
＊ 〆は、「ラーメン」です。
◯ 豚しゃぶ鍋
豚肉と鍋といえば、「しゃぶしゃぶ」。
薄くスライスされた豚肉を
熱々のお出汁にくぐらせて食べるお鍋。
しかし、持ち運びできるガスコンロがないので、
いつも固定のガスコンロでグツグツと小鍋を作る。
できてから机の上へ。
グツグツの鍋に豚肉を入れると、
火が入りすぎて、固くなる豚肉。
逆に火がないところでしゃぶしゃぶしても、
豚肉に火が入るのかが心配。
豚肉を安全に柔らかく食べれる豚しゃぶ鍋をイメージしてつくる小鍋。
昆布が入った水で満たされる小鍋。
ゆっくりと、旨味を引き出すように煮出す。
野菜を煮えた鍋に入れ、
火が通ったら、茹でておいた豚肉を野菜の上へ。
蓋をして、グツグツと音を立てる小鍋。
中では、豚肉を蒸し上げて最後の仕上げに。
蓋を開けると、蒸し上がったゆで豚が。
ふわっと、蒸気と共に香る豚肉のいい香り。
取皿には、ゆず皮入のぽん酢。
豚肉をゆずの香りを纏わせるかのようにポン酢にくぐらせる。
口に入れると、ゆずの爽やかな香り。
仕上げに蒸し上げたゆで豚の柔らかい食感。
野菜と共に食べると、
野菜の瑞々しい食感と相まって、食べやすい。
すぐに無くなる豚肉。
再び、鍋を温め直して、豚肉を野菜の上へ。
ただそれを繰り返す。
〆は、ラーメン。
柚子が香る醤油ベースのかえし。
そこへ豚肉と野菜のうま味が詰まった出汁を注ぐ。
ずるっと、麺をすすると、
ふわっと、豚のうま味に爽やかな柚子の香り。
〆られないおいしさ。
たちまちお腹はいっぱいに。
いつも食べすぎてしまう〆のラーメン。
○ 材料 （ 2 人前 ）
--------------------------------------------------------------------
豚肉 ： 200 g（切り落とし）
水菜 ： 100 g
もやし ： 100 g
にら ： 50 g
白ねぎ ： 50 g
ラーメン ： 1 玉
ぽん酢 ： お好み
ゆず ： お好み
☆ 出汁
水 ： 400 ml
昆布 ： 1枚
＊ 昆布は、味付け海苔の1枚ほどの大きさ
○ ポイント
--------------------------------------------------------------------
豚肉は一度茹でる。
卓上式のガスコンロがない場合は、事前に豚肉を8割ほど茹でておく。鍋に野菜を入れ、その上に茹でた豚肉置き、蓋をして野菜と共に蒸し上げる。豚肉の最後2割の火入れを鍋の中で蒸し上げて仕上げることで柔らかい食感になる。
○ 作り方
--------------------------------------------------------------------
1. 食材の下処理
土鍋に水をいれて、昆布を30分浸しておく。
水菜とにら、白ねぎをざく切りにする。
2. 煮る
「1.」の土鍋を弱火で火にかけ、沸騰する直前で昆布を引き上げる。
昆布を引き上げたら、中火にして、豚肉に8割ほど火を入れ引き上げる。
アクを取り除いて、野菜を入れる。
野菜の上から茹でておいた豚肉を水に浸らないよう乗せて蓋をする。
中火で加熱して、湧き上がってきたら火を止め、数分蒸らして完成。
＊ 豚肉に火が通っていなさそうであれば、出汁の中に入れて、火を入れる。
まとめ
卓上ガスコンロがない人のための「豚しゃぶ鍋」。
豚肉の最後の仕上げは、蒸しあげる。
やわらかい豚肉を食べることができました。
蒸しすぎ注意です。
やっぱり卓上コンロほしい、、、。
他にもお腹が空くような「お鍋」を探してみませんか。
お腹が空くようなつぶやきはTwitterで。
--------------------------------------------------------------------
#おうちごはん #ひとりごはん #夜ごはん
#ごはん #自炊 #レシピ #鍋 #しゃぶしゃぶ
#豚しゃぶ #豚肉 #ポン酢 #ゆず
#〆 #ラーメン
--------------------------------------------------------------------
「すき」すると、おいしい「夜ごはん」が、、、。 「すき」の数だけごはんがおいしくなる気がします。