190119_読書メモ_サマリー

【#読書メモ】才能の正体

誰にでもある自分の中の才能を、どう捉えて、どう育てればいいのか、わかりやすく書かれている1冊。


【特に気なった言葉まとめ】

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【目次】
第1章 「才能」とは何か?
第2章 「能力」を「才能」へ
第3章 「才能」のマネジメント
第4章 「才能」と「成功者」、「才能」と「天才」
【著者プロフィール】
坪田信貴
教育者、経営者。これまでに1300人以上を「子別指導」し、心理学を用いた学習指導により、偏差値を短期間で急激に上げることに定評がある。上場企業の社員研修や管理職研修なども含め、全国の講演会に呼ばれ、15万人以上の人が参加している。テレビやラジオでも活躍中。第49回新風賞受賞。著書に、120万部突破のミリオンセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(ビリギャル)がある。



【特に気になった言葉①】

できない理由を誰かのせいにした瞬間に、あなたは自分の才能の芽を枯らしている。

他責にしている人はそうなってしまいますよね。



【特に気になった言葉②】

●「頭のいい人や出来のいい人の言葉は、聞く意味がない」。なぜなら、自分がどうしてそれが出来ているのかよくわかっていないから。することは頭のいい人の行動を完コピしろ。
●能力を劇的&確実に上げたいなら、出来る人の考えやノウハウではなく「行動」を完コピする。

頭のいい人や出来る人のアウトプットとかに着目するのではなく、アウトプットするための行動に着目することがポイントなんですね。



【特に気になった言葉③】

人の才能を伸ばすのが上手な人ほど主観的な意見を言わず、ただ事実のみを根気強く言う。

事実からの解釈は主観的になることがあるので、注意しないといけないと思った箇所。「完璧なリーダ」はもういらないでも同じことが書かれていますね。



おわりに

出来る人のアウトプットでなく、行動に着目したい




【その他に気になった言葉】

正しい教え方と教わり方が交われば結果がでて才能となる。
才能は誰にでもある。みんな、その才能をどうみつけたらいいのか、どう伸ばせな良いのかが、わからないだけ。
「能力」というのは、コツコツと努力を続けられれば、誰にでも身につけることが出来ます。この能力が高まっていくと、人よりも飛び出たり、尖ったりする部分が出来てきて、やがてそこが「才能」として認められるようになるのです。
才能というのは、結果でしかない。結果よって、過去の解釈もすべて変わってしまう。
「才能がある」と言われる人たちは、その人に合った動機づけがまずあって、そこから正しいやり方を選んで、”コツコツと努力”を積み重ねている。
「才能がある」と言われる人に共通しているのは”正しいやり方”選んでちゃんと努力していること。
人々は「結果」から遡って「物語」を作ろうとするもの。
人間というのは「これなら自分にできそう」で、しかも「これはきっと人生の役に立つに違いない」と思えたら、行動に移すものなのです。
あなたが持っている能力は、ある人からは「そんな能力には意味がない」と言われているかもしれない。でも、それは、別の人からしたら絶賛にあたいするのかもしれない
才能がある人というのは結果を出せるひとです。結果はどういう人に出せるのか。洞察力がある人にほかなりません。洞察力とは、物事を深く鋭く観察し、その本質や奥底にあるものを見抜くことであり、観察しただけて見えないものを直感的に見抜いて判断する能力のことです。
どれだけ優秀な子であっても、努力の継続ができないと、成績は伸びません。
壁にぶつかってしまった人は、先に進むのを一旦休止して基礎の基礎まで戻ったほうが、その後の成果は格段に違いいます。
人は「ビジョン」を与えると、底に向かって前に進む道を見つけ出す性質がある。
チームのパフォーマンスを上げるためには「全体にとって最適なこと」を選択する能力が求められます。
人に対し指導というものはできない、しないほうが良い。指導をするということをやめて、とにかく正しいフィードバックすることに徹すること。そして、本人に自力で気づいてもらうようにするしかないのです。
怒りやマイナスの感情ばかりを相手にぶつけていると自分も疲弊してしまう。
才能、天才、地アタマ、運は4大思考停止ワード。

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