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#2 チーム発足と活動開始![アマゾン主催の自動走行レースで世界一を目指すブログ]

アマゾンが開発した自動運転用ロボットカーとAWSクラウドサービスを利用した自動走行レースの世界大会 [AWS DeepRacer League] で、世界一を目指す為に発足した日本チームの活動ブログです!
 #自動運転 #人工知能 #強化学習 #アマゾン #NewsPicks
連載マガジン:アマゾン主催の自動走行レースで世界一

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チーム発足しオンライン会議

18分の1サイズの開発者向けロボットカー「AWS DeepRacer」とAWSの強化学習を組み合わせて行われるアマゾン主催の世界規模の自動走行レースに参加し世界一を目指す為に発足したチーム。
NewsPicksでの公募で私含め10人のエンジニアが集まり、2019年にチーム活動が始まりました!
#2は最初のオンライン会議です

いきなりまとめ
・ 一つの目標に向かって自立して動き出すチーム作り
・ 目標の共有と役割の分担目標の共有と役割の分担
・ 目指すは、世界一
・ 進め方《自腹30万円とクラウドファンディング》
・ 技術チームのチーム編成
・ 複数のチーム編成にした理由

一つの目標に向かって自立して動き出すチーム作り

これが、なかなか難しい。
ただ、多分、チームや組織を作る上で1番重要
大学時代から今まで、友達だったり同僚だったりといろんな事に挑戦してきましたが、自分の知らないところでモノゴトが着々と進む自主性のある組織になったり、あれ?やりたいことが共有できてない?と、思うように進まないチームになったりと同じメンバーでもチーム構造が違うだけで、動き方が凄く変わるのはよくありました。。。

今回は特に毎日顔を合わせられるメンバーではないので、同じ目標を共有してそれぞれが自主的に動き出せるようなチームを作りたいと気を付けながら最初の会議に向けて準備を始めました。

2019年1月9日にSlack上でアナウンスし第一回会議を行いました。

目標の共有と役割の分担

キックオフ会議資料を添付しながら、チーム設計方法とその意図を共有していこうかなと思ってます。

今日のトピック。内容はまあごく普通のアジェンダのごく普通の会議(笑)

Slack上で基本的な自己紹介は済ませてあるので、改めて顔を出した状態で簡単な自己紹介を済ませたあと、一般的に公開されているAWS DeepRacerの情報をみんなで共有。
簡潔に、AWS DeepRacerがなにか説明すると、3パートあって、実機を用いた自動運転走行トレーニング、AWSのDeepRacer console内での強化学習のシュミレーション、それらを用いた自動走行リーグと世界大会の開催

チームはこれに出場することを改めて共有しましたが、まあみんなその為に集まったんだから、そりゃそうだって感じでした笑

目指すは、世界一

ここの目標設定はすごく個人的には強調したかったところ!
参加が目的でも、日本一が目的でもなく、世界一があくまで目標
やはり、10人のエンジニアが集まって何かやる為にはクリアな目標が必要でかつ実現可能な目標であることが大事だなと思っています。
この目標は、口から出まかせでもなく、自分的にはかなり根拠がある目標設定であるので、やり方次第で確実に世界一になれると思っています。

今回の大会は、一般人を含む世界規模の自動走行レースは世界で初であること、これはかなり期待大の大会になるのではと直感しています。また、一般的にレベル4,5以上の自動運転を実現するためには、クラウドxAIの活用は必須であり、そのコア技術を手を動かして学んでいける今回の機会は、自動運転や機械学習周りのエンジニアにとっては、格好の餌(笑)。まあ、つまり非常にいい機会であることに変わりはないかなと思っています。

進め方《自腹30万円とクラウドファンディング》

初期費用は、自腹で30万円用意してます。これは、DeepRacerの自動運転キットを3台ぐらい買おうと思っているので、その購入費用とそのたSoftware開発費。多分最初は、これくらいで十分。

アメリカでの世界大会では、もう少し多くの予算が必要になるかなと思っているので、クラウドファンディング形式で、スポンサーを募ろうと考えています。かなり、注目度は高い世界大会になるはずなので、資金集めは、チームにとっては重要かなと。

一般人からというより企業から資金を募る予定。

技術チームのチーム編成

技術チームは、3チーム構成、自動運転チーム、強化学習チーム、シミュレーションチーム(実を言うと、現在は2チーム構成)
それに追加して、全体のチーム&モノ&予算管理をするマネジメントチームをつくりました。

メンバーは、メインメンバーとして参加したいチームを選択肢、その他のチームはサブメンバーとして参加。この組み合わせがそのままSlackのchannelとリンクしていて、それぞれのチームが共通の目標を持って開発を進めていく予定です。

メンバーの質問で、シミュレーションチームの役割が明確じゃないのでは?という声があり、最終的には2チーム編成で勧めていくことに笑
現在はこんな感じ

複数のチーム編成にした理由

複数のチームを同時に走らせたかった理由としては、「より高精度の自動運転システムを作る為に、適材適所で機械学習を応用させる」という思考で開発できる組織にするため。

実際、NewsPicksなんかで、あたかも自動運転のシステムそのものがAIに置き換えればすべてうまく行く、と思っているようなコメントが時よりあるが、それは間違い。それぞれ細分化された機能は、それぞれ最適な設計をすべきでそれがすべて人工知能に取って代わってはうまく行かないのです。

メンバーは、もちろん分かってはいました笑
ただ、強化学習の機能開発をゴリゴリ進めるチーム自動運転システム全体をみてどこに強化学習を組み込み最適化させるか考えるチームを分けることで、おそらく、より効率的に複雑な環境にも耐えうるシステムか作れるのではないかと思ってます。

そういった背景があり、目標設定とチーム編成をしてみました。

最後に確認事項として
・チーム構成の決定
・定例会の設定
・外部への発信(Noteでブログ書くよ!ってこと笑)
・飲み会
・チーム名(これ意外とモチベ―ジョンにもかかわるよね笑)
を整理した時点で会議が終わりました。

伝えたいことは伝わったし、メンバーのやる気も伝わってきたので、ますますやる気になりました!
そして、

次回
#3 メンバー紹介とAWSの始め方 [アマゾン主催の自動走行レースで世界一を目指すブログ]
連載マガジン:アマゾン主催の自動走行レースで世界一

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