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一人一人に響く声かけとは?

子供を育てていると、いろんな声かけをする場面に出会う。

例えば食事だけでも好き嫌いをなるべくしないように、食事中に遊ばせないように、生活をしていく上で親子共に健康でストレスなく生活していく上で大事なのだ。

ではそれを小さな子にどうやって伝えていくのがいいのだろうか。

大人の都合も混じっていたりするので、案外難しかったりする。

今何に興味を持っているのか

娘は3歳半なのだが、ここ最近はずっと人体に興味があるらしくこの本が愛読書となっている。

講談社の「人体のふしぎ」
大人でもかなり読み応えのある図鑑なのだが、
DVDがあり、ふりがなもふってあるので
小さい子どもにも理解しやすい

これにハマる子供はなかなか少数派だろうと思うが、我が家の声かけを紹介したい。

「ヘルメットしたくない!」

自転車に乗せて送り迎えをしているのだが、誰しもこれを言われたことはあるのではないだろうか?

娘には「危ないから」と言っても多分何が危ないかピンと来ないだろうし、ヘルメットが何の役割なのかわかっていなかったからつける必要を感じてなかったんだろう。

そこで、「自転車が倒れた時頭を打ったら痛いよね?これは頭骨を守ってくれる大事なものなんだよ、だからつけようね」というと「とうこつまもるの?」と言いつつ何とつけてくれたのだ!笑

我ながら3歳児に骨の話でまさか納得してくれるとは思わなかったが、これでつけてくれるならよかったと思う。

食べている時に変な姿勢になる

ちょっと眠たかったりダラダラ食べたりしていると、だんだん姿勢が悪くなってきたり机や私にもたれたりしていることがある。

(姿勢を)ピンとして食べて!と言っても長続きしないのでどうしたものかなと思っていた。
そこで、「胃がしんどいよ〜!ってなってるよ?ピンってすると胃が元気!たくさん食べられる!ってなるよ!」というと、なんと今までより長い時間ピンとした姿勢で食べてくれる様になった。

好きなものだけ食べる

これも小さい子ならよくあると思うが、特に好きなものだけ食べてご馳走様しようとしていたので、「玉ねぎ食べると血がサラサラになるよ〜!」とか、「こなお魚食べると骨が丈夫になるよ!」とか具体的に体にどの様な影響を与えるか話すと食べてくれる様になった。

これも〝人体の不思議〟を呼んでる効果だったと思うがわ吸収してどうなるかに興味がある娘にとっては効果的であったのだと思う。

声かけは万人の子に当てはまらない

おそらくこの声かけをそのまま使っても響く子はほとんどないだろう。
でも例えば、ヘルメットしない子に対して戦隊モノが好きな子だったら、「敵が襲ってきても守れるよ!」とか、「○○みたいでカッコいい!」とか、その子の興味のあることに関連づければ、少しは響いていくのではないかと思う。

毎日試行錯誤の日々だが、娘の興味関心にしっかり私が気を配り、日々の声かけに反映していけたらと思う。

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