記事一覧
こんな先生いやだ:NYCでも改名する「暑井剛です」
【こんな先生いやだ】修論を書いている院生に聞かれる:「先生の頃は手書きでしたか?」
こんなハロウィン嫌だ(『ジャパニーズハロウィンの謎:若者はなぜ渋谷だけで馬鹿騒ぎするのか?』を読もう)
1年ゼミの学生に振られたので考えてみました。
1. ジャック・オー・ランタンが、ほくほくに煮えている(味染み!)
2. Trick or trickと言われる(居留守居留守)
3. 毎月末に開催する(担当は持ち回り)
4. もらえるお菓子が乾き物(ホタテの貝柱が硬すぎる)
5. 結婚式のお色直しと同様に仮装もお色直しをするというマナーの定着(呼び込みの司会はいません)
というわけで、ジャパニー
そばの対義語はうどんである
久しぶりに学部1年生と2年生のゼミを受け持っており、2年生のゼミでは『What is Cultural Sociology?』という本を読んで議論しています。本読みだけでなく、考え方や議論の仕方も教えています。今日は、概念的な議論をするときに、その概念の対(pair)になる概念が何か、意識すると理解が深まるというコメントをゼミのLINEに投下しました。この本にもstructure vs. agen
もっとみる豚としての卒業論文(卒論文集まえがき)
(上の画像は、卒論文集のぼくの書いたページです。全編通してオシャレなデザインの文集に学生が仕上げてくれました)
松井ゼミ16期生の皆さん、ついに卒業論文を書き上げましたね。お疲れ様でした。これほど大規模な文章を完成させたことはとても素晴らしいことです。ぜひ自分を褒めてあげて下さい。
大学生最後の年に、コロナウィルスに翻弄されながら、卒論のための研究をみんなで進めてきたことは、今後の人生の中でも
開高健のスーパーマーケット
開高健の『開口閉口』に「買ってくるぞと勇ましく」というスーパーマーケットについてのエッセイがあります。スーパーについては、ぼくもこんな文章を書いたことがあります。
「買ってくるぞと勇ましく」では、自分が45歳だと書いてあります。開高健記念会による略年譜によれば、すなわち1975年に書かれたということになります。仕事場をつくり、自炊を始めたことをきっかけにスーパー通いが始まったとのこと。略年譜
【こんな先生いやだ】今年も改名する:「ご無沙汰しております。暑井剛です」
【こんな先生いやだ】「#新しい生活様式」という曲を椎名林檎につくってもらいたい。
説得と納得を会得する:松井ゼミ15期生卒業論文集の「まえがき」として
卒業論文を書き終えた今、どんな気持ちですか? 達成感に満ちた人もいれば、満足する内容でなくほろ苦い気持ちになっている人もいるでしょう。指導において、くどいくらい強調しましたが、論文は読み手を説得して納得させてこそ存在意義があるものです。つまり、説得と納得がない文章は書いても意味がないのです。
しかし説得と納得は、論文に限ったことではありません。友達を食事に誘うとき、家族に自分の意見を受け入れて
【こんな先生いやだ】午前中に職質される:「ちょっと目立たないところに行きましょうねぇ〜」
【こんな先生いやだ】免許更新の写真撮影で、5年ぶりに再び「歯を見せない」と怒られる。
10年前にアメリカで書いたエッセイ:マルガリータの車のリアウィンドウが倒木で割れた件について
2008年の夏、大学の広報誌から原稿を頼まれたのだけれども、趣旨をまったく勘違いして書き上げてしまったボツ原稿です。あれからアメリカもいろいろ変わりましたね。十年一昔。
プリンストン大学社会学部で在外研究に取り組み初めてちょうど1年。このわずかの時間にわれらがニッポンの総理大臣が2人も辞任するとは思ってもみなかった。政治の混迷が続く日本とは違って、こちらの大統領選挙は、アメリカの人々の日常に寄り