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  • コント

    まとめてみたかったのでまとめてみました。舞台ではできないコントです。

最近の記事

双子 嘘エピソード

・産声が3度上でハモっていた ・その時のメロディーが主旋律なら第一子、ハモリなら第二子 ・夜泣きを交互にすると親の負担が倍になるので、ただただ無力さを憂いていた ・好きな人が被って一夫多妻制、一妻多夫制をマニフェストにした ・親は二人同時に抱っこやおんぶをするのでムキムキになり、ボディビル大会に出場した ・その際の掛け声は「両肩に双子乗っちゃってるよ!!!」 ・入学時にお互いのクラスに入れ替わったまま卒業したので、逆になんの問題もなかった ・排泄サイクルが完全に同じなので、家

    • ゴジラの足の裏の皮 が万物の比喩として通っている世界

      セリフにて 「お前ゴジラの足の裏の皮か!」 「お前がゴジラの足の裏の皮やったらなあ」 「ゴジラの足の裏の皮みたいなこと言わんでええねん!」 「ゴジラの足の裏の皮すぎるやろ!!」 「ゴジ皮やないねんから」 「私ってゴジラの足の裏の皮なんかな」 「あんたがゴジ皮?いやーそれはないと思うけど」 「そうかな、、じゃあゴジラの足の、裏の裏の皮かも」 「あーそうやわ。裏の裏な」 歌詞にて ゴジラの足の裏の皮 くらい分厚い愛で 君の全てを包み込むよ 僕の ゴジラの足の裏の

      • ペーーーーン!!!!!

        バイトの面接を終えた僕は、その内容を反芻しながら自転車を漕いで帰路に就いていた。 カタン と音がしたので漕ぐ足をとめて振り向くと、ペンが落ちている。 どうやら前カゴに載せているカバンからペンを落としてしまったようだ。 拾わなくては。Uターンして自転車をとめる。 すると向こう側からこれまた自転車に乗ったおっちゃんが向かってきた。 狭い道なので避けよう。 それにしても遅いなおっちゃん と思いながら、おっちゃんが通り過ぎるのを待った。 僕は目を疑った。 おっちゃんは

        • うどんおじさん

          「私はうどんが好きなんだ、本当なんだ、頼む、うどんが好きなんだよ」 うどんおじさんは突然現れた。 僕が行く道を阻んでいる。 うどんおじさんといっても、見た目は普通のおじさんだ。ただ、うどんが好きらしいので僕がそう名付けたのだ。 「うどんが好きなんだ、頼むようどん」 何を頼んでいるのかわからないけれど、多分うどんが食べたいのかな。僕は訊いてみた。 「うどんが食べたいの?」 「うどんが好きなんだ、本当なんだ、本当に好きなんだよ、頼む」 「何を頼んでるの?」 「何

        双子 嘘エピソード

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        • コント
          2本

        記事

          お前はふりかけみたいだ

          「お前はふりかけみたいだ。 ご飯ありきの、脇役中の脇役。 だいたい名前からなんだ! ふりかけって、なんなんだ!!! 行為じゃないか!!! せめてもっと捻れ!!! あ、味かけ、とかにしろ!! …違う!!//// 自分で考えろ!! そして、根性もない。 風が吹いて飛ばされそうな軽いタマシイで~ それくらい軽い。 もっとどっしりと構えろ。 ギリふりかけられるくらいの重さでいけ。 あと、お前、味道楽が好きらしいな。 味、道楽? 味、、道楽? 何味なん

          お前はふりかけみたいだ

          かゆい!!!!!!

          かゆすぎる!!!! 背中の、俺が唯一届かないあの一点がかゆい!!! どうやっても届かないし、掻いてくれる人もいない。 俺は神様に頼むことにした。 俺「神様〜」※ 神「どうしましたか」 俺「背中のあの点がかゆいんです!助けてくださいよ~」 神「わかりました」 案外、素直に応えてくれるようだ。 神「それ〜」 神様の掛け声と同時にふっと痒みが消え去った。 やった!!!! 、、、のか、、、? 確かに俺は痒みに悶えていた。 それから解放された。 しかし、肝

          かゆい!!!!!!

          1時間以内にコンビ名100個考えてM-1に出てるコンビと被ったら負けゲーム

          今回は100個考える→調べるの順でいきます ぐるぐるランド なし ゴン いた 負け〜 ペチ太 風鈴 シャープ 青空大学 2本指 たむろ's ピュンピュンピュン からくりら それから 郵便 いい肉 youbin ユービンズ 塩味 とある教室 大きな切符 木臭 無人テレビ 無人市 ピピンの寄進 バカ哲学 アンダーアンダー すう 幽霊列車 ユーレーズ ザ・サン ソーゾー 川嘘 四人称 ありがとう改 がんばるず

          1時間以内にコンビ名100個考えてM-1に出てるコンビと被ったら負けゲーム

          後輩をかわいがる

          よしよ〜しほらおいで〜!! ねぇ〜かわいい、いやほんまにかわいいわ〜 なあもうあーここ好きか?よーしゃ撫でたるからな〜ほらーあー楽しいな〜! ご飯も上手に食べて〜もうえらいわ〜ほんま こんな上手に食べられる子見たことないわすごいな〜誰に習ったん? えー誰にも習わず!!すごいな〜もっと食べるとこ見せてあ〜もう最高やん上手〜

          後輩をかわいがる

          ライバルのシンバル

          ついにこの日がきた。 荘厳な雰囲気を醸し出す舞台では、オーケストラが大迫力で「新世界より」を演奏している。ドヴォルザークの代表作で、クラシック音楽全ての中でもかなり人気のある楽曲だ。 二階席を取っていた私にはある野望があった。 私が見据える先にはシンバル担当のキクチ。 私と彼は犬猿の仲なのだ。 ・ ・ ・ 5年前、同じオーケストラ楽団に打楽器奏者として所属していた私たちは、あるオーディションに向けて日々練習を積み重ねていた。切磋琢磨の四文字そのもののような日々だった。

          ライバルのシンバル

          あっ!!!! 僕は膝だ。 今、膝であれば一度は、いや何度でも経験するであろう出来事が起ころうとしている。 地面がどんどん顔に近づいてくる。 あ、膝の表面のことを僕たちは顔と呼んでいる。それが常識だ。郷に入っては郷に従え。 ああまた腕を曲げ伸ばしする度に激痛に襲われるのか。 あ、膝の関節のことを僕たちは腕と呼んでいる。人の踊るときは踊れ。 ついに膝が地面に激突した。 あ、僕は自分のことを自分の名前で呼ぶこともある。 人の家の匂いは慣れろ。 顔から血がたら〜っと流れる。

          存在しないものに名前をつける習性

          永遠 いや世界っていつまでも続くと思うけど!! 初心者の頃はみんなそうやけど!! 永遠と書いてとわ、やないねん!!! 妖怪 自ら恐怖を作り出すな!! 妖怪に名前付けすぎ作りすぎや!! ぬりかべで十分や!! 妖怪のせいなのねそうなのねちゃうねん!! 魔法 無理やけど!! ワシらの科学力がそうとも言えるんか知らんけど!! 物理法則なめたらあかんでほんま!! 神 人間ってやつが作り出したらしいけど!!! ワシ見たことないねや!!! 人間が居た時代はおったんか?!?!

          存在しないものに名前をつける習性

          ええ!皇帝ペンギン飼育係もですか!少々お待ちください!!

          ええ!皇帝ペンギン飼育係もですか!少々お待ちください!!

          もちろん

          もちろん! 朝はパラパラに限る! もちろん! それくらいナマステだよ! もちろん! もうこたつには水をやったよ! もちろん! それはダサい方の家電だよ! もちろん! 子像ならすぐ貸すよ! もちろん! 彫刻の仕上げはお名前シールだね! もちろん! 太陽は在庫切れだよ! もちろん! 忍者にも新人研修くらいあるよ! もちろん! 信号機はラッピング済みだよ! もちろん! 夢オチには敵わないよ! もちろん! 誰だって幽霊部員に憧れるよね

          もちろん

          第一回擬音語講評会

          ただいま審査が終了致しました。 結果発表です! ドコドコドコドコ ジャン! S+ ギチギチ ギッチギチ ミチミチ ムチムチ ブリブリ S ドスドス ピロピロ ヌルヌル モチモチ ザワザワ ザワワザワワ A ガシガシ ペロペロ ネバネバ モリモリ 合格ライン────── B ツンツン トロトロ チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン C トントン

          第一回擬音語講評会

          金産(かねうみ)

          なものを色々考えました。 ・バイトをする ・学歴を積む ・就職する ・平成の空気をメルカリで売る ・令和の空気を取っておく ・戦争をする ・はじめてのおつかいで鞄に擬したカメラを持つ ・アフィリエイトアカウントを運営する ・食べない ・鯨を狩る ・ハガキ職人を自称する ・Mで待ってる奴を辞める ・金スマの後ろで笑う ・あえて前で笑う ・家事を仕事と定義する ・上海蟹を上手に割る ・Twitterを買収する ・手術をする ・宗教をつくる ・おばあちゃんに会いに行く ・新しい元

          金産(かねうみ)

          人間ってこんなに悔しがれるんやなと、、ふと、はあ

          人間ってこんなに悔しがれるんやなと、、ふと、はあ