7月も残すところあと4日。天気予報に晴れマークが戻り、ようやく「夏」がやってきた気持ちになる。そんな今日この頃だが、振り返ると7月は本当に”さんざんな出来事”が連続する日々だった！そんな気持ちを清算すべく、今回はその”さんざんな出来事”を楽しく、勢いよく綴っていこうと思う。

なお、この記事には女性独特の悩み「生理」といった話題にもガンガン触れていくが、本当にただただ楽しく書いていくので、男性の方々もどうぞコーラやサイダー片手に気軽に読んでほしいと思っています！

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【悲劇①いつものヤツが登場／腰痛「ご無沙汰で～す！！」】
突然だが、わたしは腰が弱い。すぐ痛める。つまらないことですぐ腰をいわす。風呂掃除で腰をかがめたとき、本が入った段ボールを持ち上げたとき、落としたペンを拾い上げようと腰をねじったとき、そんな日々のささやかな動きで突然腰が悲鳴を上げる。なぜなんだ！わたしたち、今まで何の問題もなくやってきたではないか！しかし腰は首を振る。
「ヒガシノさん、実はあなたが気づかないだけで、我々は日ごろとてつもない我慢を強いられていたのです。あなたのそのちょっとした動き、一つひとつが我々にどれだけ負担をかけていたことか。そんなこともあなたは分からないのでしょう。もうあなたとはやっていけません、さようなら」
…そうなんだ、わたしは毎回懲りずに腰に負担をかけまくる。長時間同じ姿勢で仕事をする、変な姿勢で本を読んだりゲームをする。ストレッチをした方がいいよ、適度な運動をした方がいいよ、耳にタコができるほど周りからアドバイスをされた。
――でも、やらない。なぜ？何となく、面倒くさいからだ。悪気はない、本当に悪気はないんだ。けれどその結果、腰に愛想を尽かされ、残されたのはどうしようもない痛み…”腰痛”である。

今回は7月の第2週を迎えてすぐ、腰に愛想をつかされてしまった。7月の悲しい幕開けである。この腰痛は一週間ほど続き、第3週目にはやっと普段の動きができるようになった。

【悲劇②軽めに車にはねられる／運転手「あわわわわ～！！」わたし「とりあえず止まってー！！！】
1週間続いた腰痛に懲りて心を改めたわたしは、ようやく腰と和解。また上手くやっていこうじゃないか！と固く握手をしたのもつかの間。帰宅途中に軽めに車にはねられることになる。

当時、わたしは青信号の横断歩道を渡っているところだった。そして右側に左折しようとしている車がいることを、右目の端でとらえていた。横断歩道を渡るとき、わたしの心に浮かぶフレーズがある。それは”横断歩道は歩行者優先”というフレーズだ。だから今回も、「優先されるべき歩行者のわたしが渡ります！！」と元気に横断歩道を渡っていたのだが、なんと左折してきた車が一切止まる素振りを見せなかったのだ。その結果、横断歩道を渡るわたしの右腰をドンッと一突き。そこで止まるどころから、そのままわたしを緩やかに押し続けたのだ。わたしは転んでしまわないように、ボンネットに右手をつき、左足で踏ん張る。
いや、なんなんやこの状況！！と運転手の方を振り返ると、あわわわわ！！という表情の運転手と目があった。いや、あわわとなるのはこっちの方なんやでー！！！とりあえず止まってくれー！！！！！！

ようやく車が止まり、運転手が助手席のドアを開けて、わたしに声をかけようとする。しかし、そのときわたしはあまりの出来事にパニックになり「横断歩道は歩行者優先だろうが！！！！」と怒号を飛ばしてしまう。（今思うと、あんな風に怒鳴ってしまったのは悪かったなと思う…）

この軽い交通事故の結果、変な姿勢で踏ん張ってしまったためか、なんとまた腰痛がぶり返してしまった。悲しい、悲しすぎる。が、事故を起こした運転手の方は真摯に対応する姿勢を示してくださり、おかげで運転手や警察、保険会社とスムーズに被害のやり取りを行ない、今も腰痛の治療を続けている。

【悲劇③来るの？来ないの？／生理「…どう？ちょっとドキドキした？」】
この1連の腰痛事件が続いている中、もう一つわたしを悩ませていたことがある。それは毎月予定通りやってくる「生理」だ。第2週に来るはずのあいつが………来ない。2週間以上も………来ない。
どういうことだろう。今までこんなに長く生理が来なかったことがなかったため、とてつもなく不安になる。ネットでは1ヶ月ほど生理が来なかったら病院に行けとあるが、正直、そんなに待つの？！という感じでもある。
しかも、じんわりと下腹部痛があるなど「生理、もうすぐ来ますよっ！」と言わんばかりの症状が体に表れている。だから、心を静めて訪れを待っていると、結局「来る」と見せかけて「来ない」のである。待ち続けるわたしをあざ笑うかのうように、生理のヤツは一向にわたしの子宮のドアをノックしない。

この、「来るの？来ないの？ドッチなの？！」という生理との駆け引きに疲れたわたしは、大人しく婦人科に行った。今月2回目の受診である。（生理痛がそこそこ重いわたしは、いつも婦人科で漢方薬と痛み止めをもらっているのだ）
検査の結果、体に大きな異常はないが、何らかの原因（ストレスなど）で排卵が遅れてしまい、生理が来ていないとのこと。見た限りは、生理が来そうな体の状態にはなっているけれど、途中でフリーズしてしまい、そのまま…って感じのようだ。なんてナイーブなんや、女性の体。こうなってしまうと、どんなにわたしが「ストレスなんてないから、怖がらずにおいでよ！受け入れ体制はバツグンだよ、さあ！」などと声をかけても無駄だ。そこで、人生初の『ピル』を処方されて診察が終わった。

【悲劇④急にやってきたアイツに大混乱／わたし「頼むから、必要な情報だけ出してくれ～～～～～！！！！！」】
ピルというのはいろいろな用途に使われるが、今回は”生理周期を整える”ために使われるらしい。ピルを10日間ほど服用することで、生理前の状態を作り出し、服用後から生理がはじまる…という仕組みだ。処方された夜に早速一錠飲むことに。ピルは人によっては副作用が強く起きるらしいのだが、とりあえずわたしは大丈夫だった。

こうしてピルを飲んだ翌日、わたしは整形外科に行くことに。事故から1週間ほど経ったが、あまり腰痛が良くならないので、この日からリハビリをはじめましょうということになる。といっても大層なことではなく、機械を使って腰を伸ばしたり、電気を流したりを受けるだけ。結構気持ち良いし、完全に受け身なの非常にありがたい気持ちになる。こうしてリハビリを終え、すがすがしい気持ちになったわたしは、夏の風を感じながら「カフェラテ…買っちゃおうかな」とコンビニに吸い込まれていく。そうそう、ここのコンビニのカフェラテ、会社勤めをしているときによく買っていたのよね～なんて懐かしさを感じていると、突如体に異変が。
―――――アイツが、来た。
この違和感、アイツしかいない。まぎれもない、これは……「生理」だ。
どういうことなんや、わたしはまだピルを一錠しか飲んでへんねんで！変な汗をかく。いや、しかしとりあえずこのカフェラテを買おう。わたしは右手に握りしめていた氷の詰まったカップをレジに出す。そして熱々のコーヒーとミルクが注がれるカップを眺めているときに、「というか、こんな悠長なことをしている場合ではないのでは？」という気持ちになる。その通りやで。

家に帰り、完全にやってきたアイツに対してしかるべき処置をする。ふう、と一息をつき椅子に座ると、今度は下腹部に鈍痛だ。そう、わたしは生理痛がそこそこ重いのである！！！！
とにかく薬を飲まなくては。しかし、どれを？(この、どの薬を飲んだらいいのかまともに考えられない時点で、痛みでそこそこ頭がこんがらがっている)
今私に処方されている薬は「生理周期を整えるピル」「腰痛の痛みを緩和させるクスリ」「生理痛の痛みを緩和させるクスリ」、この3種類だ。そもそも生理がはじまったあとは、ピル服用を中止するのだろうか？医師からそこまで指示を受けていなかったため、ピルについて調べることに。しかし、ネットで調べて出てくるのは「セックス後のアフターピル」や「避妊」に関する情報ばかり。そういうことじゃ、ないて！！！！！少しずつ増していく痛みに、イライラと焦りが積もる。前職の職場で、複数の異性とセックスすることをステータスにしていた女性が「大丈夫、あたしピル飲んでるから♪」と自慢げに言っていた姿を思い出した。君たちたいな人がそういう使い方ばっかするから、大事な情報が埋もれるんや～～～～～！！！！何とか苦労して必要な情報を探し出した、とりあえず生理がはじまれば服用する必要はないらしい。

じゃあ次は、腰痛の薬と生理痛の薬についてだ。相互作用があるから、どちらかしか飲めないのである。しかし、もう限界だった。わたしは下腹部の痛さに、正常な判断ができないくらい、頭がパニックになっていた。そして最終的に、もうどうでもいいわ！！！と漢方薬と痛み止めをバチーンと袋から出して、水で流し込む。この痛みがある限り、わたしはまともにものを考えられそうになかったのだ。結果、それで正解であった。わたしの生理痛が続くのは2～3日程度。それが終わったあとに、腰痛の薬を飲めばいいのだ。

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こんな風にして、7月は自分の体に振り回されまくったのであった。全方向からジャイアンが飛び出してきて、コテンパンに痛めつけられ「もうこりごりだよ～」と目をバッテンにしているのび太、今のわたしはそんな感じだ。（しかし、ドラえもんからの救済などはもちろんなく、何事も自分で判断し、体を守り癒していくしかないのである！！！キビシィ～～）

そして、みなさんにもそれぞれ、体のワガママな部分があると思うけれど、そのワガママに付き合っていきながら生きるというのは、改めて大変だなと思いました。まあそれはそれとして、今うちにいるメダカがとても可愛いので、わたしが毎日元気でいなければなと思いました。明日も夏バテに気をつけて、ハチャメチャに生きようね～～！！