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行動力を解放する!脳の「恒常性」を理解し、成功への第一歩を踏み出す方法

人間の脳と「恒常性」の理解

私たちの脳は、生命を保護し、安定させるために、変化を避け、現状を維持しようとする防衛本能を持っています。

これは、体温を一定に保つ、傷や風邪から回復する、体内の水分量を一定に保つ、ダイエットを始めても体重がなかなか減らない、などの現象に見られます。これを「ホメオスタシス」(恒常性)と呼びます。

新しい行動の抑制と防衛本能

新しい行動が難しいのは、個々の能力や意欲だけでなく、この強力な防衛本能が新しい行動を抑制しているからです。

これが、「なぜ新年の抱負が続かないのか」「なぜダイエットが難しいのか」を理解する鍵となります。

また、これが、単に意志力や気合い、根性だけでは行動に移せない理由を説明します。

新しい行動の成功への第一歩

新しい行動を成功させるための鍵は、最初の一歩を踏み出すことです。例えば、ダイエットを始めてジムに入会したとします。

仕事が早く終わった日、本当はジムに行きたいのですが、疲れていて行く気になれない日もあります。

そんな時、とりあえずジムに行ってみることで、他の人が頑張っているのを見て、結局1時間トレーニングすることもあります。

このように、最初の一歩を踏み出すことが行動力を引き出します。

脳の「側坐核」の役割と行動力

私たちの脳には、「側坐核」という部分があります。

これが刺激されると、意欲を高め、楽しいと感じる「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。

このドーパミンが行動力の源となります。しかし、この側坐核は、「やるぞ!」と気合いを入れても、応援されても、叱責されても、スイッチは入りません。

側坐核のスイッチを入れる方法

側坐核は、「何か行動を起こす」ことで刺激を受け、ドーパミンを放出します。

つまり、気合や根性といった意識的なものではなく、「行動に着手」することで、初めてスイッチがオンになるのです。

「でも、動けないから困っているんだ」という声もあるかもしれませんが、大丈夫です。

側坐核のスイッチを入れるために必要な行動は、「ほんの少し」の、ハードルの低い行動だけでも大丈夫なのです。

小さな始まりを作る

任されたタスクを細分化し、最初の一歩を簡単にすることが重要です。

例えば、「ウェブサイトのリニューアル」がタスクであれば、最初のステップは「トップページを見て、気になる部分をメモする」だけでも良いのです。

大きなタスクを一度に考えると、それが面倒に感じられ、他のタスクを先に行いたくなるかもしれません。

短時間から始める

時間的なハードルを下げるために、大きなタスクでもまずは少しだけ取り組むことが有効です。

例えば、2、3時間かかる仕事でも、最初の4分だけ取り組んでみるというルールを設けて始めてみましょう。

完成度を下げる

完璧主義は行動を妨げることがあります。

タスクの完成度を70%程度に設定し、そのレベルでまずは行動を始めることが大切です。

完璧にしようとすると、行動が遅くなるかもしれません。

未来の時間を適切に見積もる

私たちはしばしば未来の時間を過大に見積もりがちです。

しかし、新たなタスクが発生する可能性を考慮すると、未来は思っているほど時間があるわけではありません。

そのため、新しいタスクに対する行動の第一歩は、できるだけ早く、最長でも72時間以内に始めることがおすすめです。

スケジューリングと優先順位の設定

スケジュールが詰まっていても、大切なタスクには適切に時間を割くことが重要です。

ただし、後回しにするほど、新たなタスクが発生する可能性が高まります。

そのため、優先順位を設定し、必要なタスクをスケジューリングすることが大切です。

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