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自分の中の多様性を受け入れる

自分が多重人格ではないか

もしかすると自分が、多重人格ではないかと悩んだことはありませんか?僕は、そのことでずっと悩んでいました。自分がいくつもの顔を持っていることに、とても不信感や嫌悪感を感じていたからです。

会社での僕は、とても臆病で弱気な自分がいました。自分の意見や気持ちを伝えることができませんでした。そして、何でも「はい」と言っては言いなりになってしまう人間だったのです。

友人の前では、ほら吹きな自分がいるのでした。会社で人望もなく上手くいかないと悩んでいるときも、自分は誰よりも頼りにされていて、大事な仕事も任されていいると嘘を並べていました。そうやって、たくさん自分を偽っていました。きっと、どこかで自分だけが、大学受験から逃げたことに気後れしていたんだと思います。

父や母の前では、感情的を爆発させていました。会社ではあんなに弱気なのに、どこか強情で意地っ張りだったのです。そして、家族の前では、自分で言うのもおかしな話ですが、いい人だったたんです。何をするにしても、大らかで、冷静で落ち着きのある自分でした。

こうした、たくさんの自分がいる中で、ふと本来の自分に戻るときがありました。ひとりになった時です。まさに、そんな自分に不信感と自己嫌悪を感じては、落ち込んでいたんです。自分を責め続けていたんです。そうした自分に不安を感じては、苦しんでいる自分でした。

才能とは

こんな話を聞いたのです。

才能とは、様々な人格を育てることで開花させるものだというのです。リーダーである才能は、組織のメンバーのアイデアだったり、力を引き出すことがひとつ求められる才能であると考えられるのですが、その才能を発揮するためには、和やかな温かい雰囲気があり、どんな時も守ってくれるような包容力のある人格が大切だということです。

もうひとつ言うならば、営業の方のお仕事はお客様の気持ちを感じ取る力という才能が必要です。その為には、人懐っこさや人情的な人格、更には細やかな人格が必要であると思うのです。大雑把な人格であることが、営業の才能を支える人格だとは思えませんから。

つまり、自分の中の様々な人格を育てていけることで、何かしらの才能が開いていくものだというものです。

才能があるとされている人は、こうした様々な人格を上手に使い分けているものだということではないかと思います。

だとするのなら、そもそも人は、人格を状況に応じて使い分けているというものです。

そのことを学んだ時に、自分自身が多重人格であるかどうか悩む必要はなかったんだと思えたのです。

これは、自分が自分らしくいきるために必要なものだったんだと。

そして、何が大切なのか分かった気がするのです。

様々な自分の中の人格を受け入れることなんだと。

それから、幾年もの年月が過ぎました。

未だに、自分の中で、認められない自分や受け入れられない自分がまだまだいます。ですが、色んなことを経て、いくつか認めることが出来た自分もいるのです。

そうです。僕は、少しずつですが成長をしていたのです。

成長したいという意志が、より自分を成長へと導いてくれる。

その成長とは、たくさんの自分の人格を受け入れること。そして、受け入れられたからこそ、その人格を肯定的に捉えることが可能な訳です。そうすれば、その人格を育て伸ばすことが出来ます。そうやって、僕にしか出来ないようなことが出来るものになるのだと信じることが出来ました。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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