休むということ
先日、「休む」ことについてお話しさせて頂きました。僕自身、休んでいたつもりでいましたが、心も身体も休むことが出来ていなかったのです。そのせいで、睡眠障害を引き起こしてしまったのでした。
詳しくは、こちらをご覧ください。
本当に休むこととは
常に走り続けていれば、すぐに息切れして走れなくなってしまうように、人は、常に頑張り続けることは出来ないものです。必ずと言っていいほど、休息は必要なものです。
そして、社会全体をみても、昔と比べると休みやすい環境になりつつあります。ですが、残念ながら、本当の意味での休息を取れている人は、少ないのかもしれません。
分かりやすい例えがあります。休日を過ごすにあたって、親戚の集まり会や知らない人との交流会に出席するのと、気の知れた仲間や家族と過ごすのを比べた時に、前者は休んだ気になれないものです。気を使うことで気疲れしてしまいます。
こうして考えてみると、ストレスを感じるものは疲れが取れるものではありません。それは、どういうことなのかというと、心というものは、安心や安全を感じられると、癒されるために回復していくものだからです。ストレスを感じるということは、安心や安全を脅かされていると言えるのです。
ただ、もう少し詳しく言えば、脳や心が安心や安全を感じられるというよりは、本能に近い部分と言えるのだそうです。
ですので、気の知れた仲間や家族といったものは、緊張から解き放たれた感覚になっているはずです。きっと、声のトーンも落ち着いているだろうし、表情だって穏やかになっているはずです。
それこそ、本能的に、安心や安全を感じ取ることができたからこそ、心身ともにリラックス状態になっているからなのです。
こうしたことは、人それぞれにあるものだと言えます。気の知れた人や家族がいない状況の人もいれば、知らない人だからこそ、素の自分になれる人もいます。不仲の家族関係の人もいるものです。
ですので、自分自身が心から安心安全を感じられるものは、何なのかを問う必要があるものだと言えます。
そして、私たちの神経は、仕組みのようなもので、繋がりを感じられると安心や安全を感じられるそうです。きっと、動物としての遺伝子レベルのお話しになると思います。ですが、そこに正しい休息をとる方法を見つけるヒントが隠されているように感じます。
先ほどの例をあげたように、大切な人との繋がりは、安心や安全をもたらします。人だけではなく、繋がりをテーマに考えると、自然、身体、音楽、思いなどといった、様々な方法が考えられるものです。
安心や安全を感じられるように
自分自身を休めて、心身共に回復させるためには、自分に見合ったアプローチが必要とされています。
その為には、自分自身の状況や自分自身の特徴をよく観察する必要があります。
僕自身で考えてみると、極度のストレスを急に感じると、激しく動悸が起こったり、震えてしまいます。普段からイライラしたり、極度に注意力が過剰になったりします。
また、ストレスを貯め込み過ぎてしまうと、フリーズしたように、だるさを感じるようになったり、ボーッとしてしまうのです。ですので、注意力が散漫になったりもしますし、自分の感情が良く分からなくなってしまったりもしてしまうのです。
ですので、僕の場合は、極度のストレスを感じた時は、心を落ち着けるように、音楽を聴くとかゆっくりお風呂に入るとか、本を読むといったように、自分の回復の為にアプローチしています。
また、ストレスを貯め込み過ぎたときは、心を動かすようなアプローチを試みています。体力があれば運動します。時間があればお散歩をします。時には、家族や友人と出かけ楽しく過ごす。映画やドラマを観るといったようにです。
まだまだ、細かく分ければ、色んなアプローチの仕方があるものだと思いますが、まだそこは勉強中です。ですが、このように休むということは、自分の状態や状況に合わせて、アプローチの仕方を変えていくことなのです。
ストレスを避けることこそ、本当は何よりも大事なものですが、この社会で生きている限り、僕にとっては難しそうだと感じています。ですので、ストレスを感じたら、どう対応するかを考えて行動したほうが、上手く生きられるように思うのでした。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー
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