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不安定な将来の不安から抜け出すには

不安であることは

将来のことを考えると不安しかありませんでした。夢もお金も健康も生活も、考えれば考えるほど不安は大きくなるばかりでした。誰もが抱える不安、ポジティブの乗り越えるために僕らはどう向き合っていけばいいのでしょうか。

不安とは、未来において誰にも予測することが不可能であるからだと言えます。そもそも安心できる未来なんてあるのでしょうか。ネガティブな僕はそこに疑問に行き着きました。

だけど、本当は未来をそんな風に予測したくはありません。だって、不安になってばかりでは、人生を楽しめなくなってしまいますから。

それなのに、たまらなく将来が不安になる時があります。怖くなり辛い気持ちになることがあるのです。だから、必死に不安になってはいけないと思考を巡らせました。不安なことを考えてはいけない。不安になるのは、自分の弱さでしかない。でも、どれだけ不安になる自分を否定しようとしても、不安は消えませんでした。むしろ、不安は大きくなるばかりなのでした。

ここで、「自由だからこそ不安になる」という言葉に出会いました。

確かに考えてみると、「自由にしていいよ。」と、言われたら。単純に、喜べない自分がいます。今から、将来好きなことをしていいよと言われたら、あれこれ考えてしまいそうです。縛りがあるほうが、何も考えなくていい分、楽であるのかもしれません。

しかし、本来ならば自由であるはずです。何をしても、何を選んでも良いものなんです。そこに、不安を感じてしまうのは、何かにとらわれてしまい、自由を受け入れられていないものだと考えられます。

しかし、このことを解釈を変えてみれば、自由であることの証明さが不安であるということ。そのことを、少し理解できると、不安に対して怖気づいてしまう必要はないのかもしれません。

不安を消してくれるのは

もう少し、不安について考えてみたいと思います。将来の不安を考えた時に、今の暮らしがいつまで出来るのだろう。お金の心配や健康の心配。更には、戦争や天変地異による不安。また、新たなウイルスによる恐れからくる心配だったり。色んなことが考えられるのですが、そのどれもが、漠然とした将来に対する予想から来ているものばかりです。明確な将来予測からは、不安はなくなるのです。

例えば、明日が遠足で、天気がどうなるのか分からなければ不安になります。しかし、もうすでに雨だと分っていれば、延期か中止になり、残念な気持にはなりますが、不安ではなくなるものです。

つまり、不安であることは、不確定なことで不安に感じられるものであり、確かなものに近づくにつれて不安が消えていくものだということです。それは、僕ら自身が準備も何の働きかけもないから不安を感じられるものなのです。

これらのことを踏まえて考えていくと、不安を消していくのは「行動」であると言えるのです。行動すれば、その分、未来が確かなものになっていくのですから。

もし、自身の中で不安を感じたら、どうして不安を感じられるのかを考えて、その不安に対するための、行動をしていくことなのです。

不安から抜け出すために

次に考えなくてはいけないのは、不安であることを認めて、その不安と向き合うことは、かなり勇気がいるものです。だから、無意識に不安を避けようとします。そこで、不安を自分ではどうにもできないところまで大きくしてしまうことがあります。

例えるのなら、収入や貯蓄であるお金に関することに不安を感じているのに、そこを伏せてしまい、日本の未来に対して不安を感じていると拡大して思い込んでしまいます。

この場合は、少し冷静になって、主語を自分にして、どうして不安を感じるのかを考え直す必要があります。そうすれば、途方に暮れることなく、不安を不満に変えることなく、自分の出来ることが見えてきます。

余談ですが、僕はよく、物事を考える時に主語が自分以外になっているかいないのかを確認します。ネガティブな感情があらわれた時には、主語が自分になっていない時が往々にしてあります。その時に確認するだけで、自分軸がぶれずに済むことがあります。

話を戻しますが、不安を不安であることだけ認識して委縮してしまえば、きっと不安は現実なものになってしまいます。不安から抜け出すために今の自分に出来ることはなにか。そこを考えて行動することが一番の不安を払拭する唯一の方法ではないかと思うのです。不安は自由であることの証明なのです。怖がらなくていいのです。怯える必要はありません。

今の自分に出来る「行動」を意識してみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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