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あるがままの自分で居続けるなんて難しい

自分らしく生きることに憧れて

「自分らしく生きたくはありませんか。お金も自由も手に入れて、ストレスもなく自分の思いのままに生きたくはありませんか?」

そんな言葉に乗せられて、ありのままの自分でいたいと思うのです。きっと世界の何処かでは、自分らしく生きることが出来ている人がたくさんいるのではないかと思ってしまう。そんな人を想像して、勝手に誰かと結びつけては、羨ましく思っては憧れるのです。そして、現実の自分と比べて、自分らしくいられていないじゃないかと言っては落ち込んでしまうのでした。

でも、そんな風に思いを持ち続けていると、僕自身も何が何でも自分らしく生きたいと希望を胸に決意したことがありました。その当時、自分の現状にとても不満を抱いていたからです。

きっと、その為には僕が現状として抱えているストレスを、全て取り払う必要があるのだと考えたのです。今、目の前に降りかかっているストレスを挙げてみたんです。それはもう、キリがないくらい無数に出てくるのです。自分が多くのものに縛られているのだと気づき、結局は、僕には到底抜け出すことが出来ないと諦めては、また落ち込んでしまうのでした。

僕たちの社会や日常生活はストレスで満ちている

人が社会の中で、積極的に人間関係を築き、意欲的に活動していくためには、自分は大丈夫と思えることが大事であるとされています。

ですが、そもそも社会そのものが、決して安心出来るものではないのです。このことを僕らは知る必要があるのだと思います。これは、今の社会を否定するものではなく、社会とはそういうものなのです。社会の仕組みだという風に認識して頂きたいのです。

それは、誰かの為に頑張ることが当然であるということ。

自分だけの為に行動すれば、自分勝手だと言われる。自分の思いをそのまま言えば、常識がないと言われる。社会で生きるのに必要な礼儀や作法、常識といったものも本来は誰かの為であります。そもそも、仕事というものは誰かが必要としているものを満たすことで成り立つものです。

それらは、全て自分らしく生きることを我慢することに繋がっているのです。そのことで、当然、ストレスを感じるものであるということです。

更にいえば、そうした社会に中で、嫌な上司に当たってしまった。親があれこれ言ってくる。後輩が自分勝手だ。お客様が無理難題なクレームを言ってくる。いじめにパワハラといったものを受けてしまうと、安心安全どころか、危機感さえ感じてしまうので、猛烈なストレスを感じてしまうものなのです。

その出来事によって、人に対して生まれる警戒心や不信感にも、繋がっていつも警戒態勢というか、常に気を張っている状態になりかねません。そうなった時に、自分にかかるストレスは計り知れないものだということです。

自分らしくある続けることが難しいからこそ大事なこと

このように考えることが出来るから、心が安心安全を感じて、あらゆる縛りから自分を解放して自分らしい生き方をし続けることが、本当に難しいものだということです。

僕らの生活は、いつもいつも、ストレスにさらされているのです。

そんな中でも、どこかで心に安心を与えることが出来るのなら、ほんの少しの間でも、心が安全であることを感じて羽を伸ばすことが出来たのなら、本来の自分を取り戻すことが出来るのではないかと思うのです。

一日のうち、自分の心が穏やかな状態は、どれくらいありますか。

お休みの日でも、仕事のことが気になってはいないでしょうか。
休むときでも、誰かに遠慮してはいませんか。
自分の気持ちに応えようとしたときに人の視線を感じてはいないでしょうか。

これらは、自分では気付かないストレスなのかもしれません。

仕方がないことだと我慢しているかもしれません。

ですが、それでは心が穏やかな状態ではないことを理解する必要があります。

自分の声を聴き、自分自身がどうストレスを感じているのかを見極めてあげるのです。一日のうち、たった5分でもいい。10分でも構いません。心から安らげる時間を手にしていくことが大事だと思います。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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