ネガティブな思考は芽のうちに摘み取る
僕の性格がネガティブな原因
思い返してみれば、ネガティブな思考って、気が付けば止まらなくなっていることが多かったものです。はじめは、どれもそうでした。なんか気になる程度なものだったのです。
分かりやすいもので、人間関係の悩みや揉め事も、はじめから憎しみ合うものではないはずです。この人嫌だなとか、この人とは関わらない方が良い気がする。そうした程度ではないでしょうか。それが、不安に変わります。次にあったらどうしよう。次に嫌なことを言われたらどうしようといったように。ことあるごとに頭の中で不安が膨れ上がり、憂鬱な気持になったり、イライラしたりするようになります。そして最終的には、大きな悩みとしていつも頭から離れないものになってしまうのです。
また、そうした思考は、一度でも考え出すと止まらなくなるものだし、ネガティブな思考や感情が引き起こす行動が、多くの問題を引き起こしてしまうのも事実です。非常に、負のスパイラルに陥りやすいものだと言えます。
ですが、僕はいつも自分の負の感情に気が付かない振りをしていたんです。モヤモヤしたり違和感を感じたりしても、そのまま見過ごしていたんです。そうした感情に向き合うことに、とても億劫になっていたし恐れていました。このまま、自分さえ我慢すれば、何事も起きないかもしれない。そうすれば、事が収まると考えていました。当たり障りのないように、事を荒立てないようになればいい。そう望んでいたのです。ですが、そうしたネガティブな感情や思考をほったらかしにすればするほど、どんどん状況も悪くなるし、自分もどんどんと悪い方向へ向かってしまうのでした。
いつも、はじめは本当に些細なことでした。小さな悩みや不安を、放置したために、どうにもならないくらいに大きくなってしまったり、手遅れになってしまうのです。それが分かっているのに、後になってから、どうしようと悩んだり、焦っては二の足を踏んでしまうのでした。ある意味、ポジディブなのかもしれません。そうではなく、本心を明かすと、自分でもどうしようもないくらい逃げ癖が付いてしまっていたんです。
僕は、それすら誤魔化したかったんだと思います。
僕の性格がもともとネガティブだということにしていたんです。そうすれば、持って生まれたものだから、もうどうしようもないことだと思い込もうとしただけだったのです。
だからこそできること
自分は色んなことから逃げている。それを受け入れることが出来たとき、ようやく重い腰をあげて、自分と向き合うことを決心したのです。そして、色んなことが見えてきました。
そして、気が付いたのです。ネガティブな思考は小さいうちに対処することが必要だと。でも、思うようにはいきませんでした。
そんな時に、ふとある言葉に出会ったのです。
「だからこそできること」
この言葉との出会いは、僕にとって自分を大きく好転するものでした。
これまでの思考を大きく変えることができたからです。今では、僕の中で座右の銘にさせて頂いております。その理由は、この言葉の後に、ネガティブなものが自然と続かないのです。
嫌なことを言われた。だからこそできること。気分転換でもしよう。
明日の会議のプレゼンが不安だ。だからこそできること。もう一度、資料を見直そう。
自分が不甲斐無い。だからこそできること。今できることを精一杯やろう。
実は色々と試したんです。ありがとうを3回唱えてみるとか。絶対に大丈夫って言い続けるとか、そうした言葉は、どこか背伸びしなくてはいけない気がして、いつも、すぐにしんどくなってやめてしまうものばかりでした。
自分が前向きなことが浮かんでくるのが信じられませんでした。工夫次第で、いくらでもポジディブになれるものだと驚いたものです。
ネガティブ思考な自分やいつまでも変わらない自分。そう思っていたのに、こうしたちょっとした工夫で意識を変えていけることが出来たのです。
今となっては、不安や悩みに気が付いたら、すぐに、この言葉を使って、まだ小さいうちに芽を摘み取るように意識しています。
ただこれは、たまたま僕の中で上手くいくことが出来ただけなのです。全ての人が、これで自分を変えるものだとは限りません。でも、もしネガティブ思考から抜け出せないと思うのなら、試す価値は絶対にあると思います。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー
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