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本当に休んでいますか?

頑張っても幸せを感じない

幸せに生きたいと思うのに、幸せがどんどんと遠ざかっていくように感じていました。決して、自分が頑張っていないのではなく、これまでの自分と比べたらかなりと言っていいほど頑張っているのにです。

ですが、僕は、頑張りがまだまだ足りないからだと思っていました。

以前として、自分を肯定することが出来ない人間が、幸せになるには、よっぽどの努力が必要だと考えたのです。だから、自分なりの頑張りでは、及ばないものだと感じたのです。

全ては自分の頑張り次第だというのは、分かっていました。

だから、自分に出来ることは何でも全力でやらないといけないと考えていました。

仕事もこれまで以上に精一杯に努めていました。自分の身の丈にあったようなやり方ではなく、いつも背伸びをしたやり方でした。平気で、夜が明けるまで仕事をしていたんです。酷い時は、数カ月も休みなく働いたこともありました。そのおかげで、成果は上がりましたが、幸せを感じることはありませんでした。むしろ、どんどん使命的になって、追い込まれていくように感じるようになっていきました。

その時に、気が付いたのです。仕事ばかりしても、幸せにはなれないものだと、大切に思う家族のことも大事にしないといけないと。そこで、月に2日は、何が何でも休むようにしました。それに、どんなに疲れて帰ったとしても、家族の為に時間を使うようにしたんです。とにかく出来ることは、全力で取り組むことにしました。

周囲の人からは、素敵なお父さんですねと褒められたりもしたんです。

幸せになったのかと言われたら、確かに幸せなんです。ですが、時々、しんどいと感じたり、幸せに疑問を持つ自分がいたんです。そんな自分を贅沢だとかうぬぼれているとか、言っては批判していました。

そうなると、自分の時間が必要なのかもしれないと感じたのです。ですが、この状況では、時間がいくつあっても足りないと感じました。睡眠時間を削るしかないと感じました。家族が寝静まった後に、自分の時間をもとうとしました。ですが、その時間に出来ることなんか限られているのです。結局のところ、SNSをだらだらと見たり、スマホで見たい動画を見るしかないと思いました。気が付けば、睡眠時間が無くなってしまったということもよくあることでした。

こんな状況は、過去の自分と比べると恵まれているとしか言いようがありません。ですが、幸せなはずなのに、いつもしんどさを感じてしまい、そうは思えないのでした。

本当の休むこととは

こうしたことに気がつけたのは、僕自身が睡眠障害を引き起こしているということが分かったからでした。知らないうちに、夜中に10回近く目が覚めてしまうこと。昼間に、尋常ではないくらい眠くなってしまうこと。普段から頭が重く、めまいがするのでした。

こうしたことを抱えていたのにも関わらず、僕の中では、十分に休んでいるという自覚を持っていたんです。仕事をしていないときは休んでいると思っていたからです。通勤中だって休んでいる。スマホを見ている時だって休んでいる。帰宅して、仕事のことをあれこれと考えているけれど休んでいる。睡眠が取れていてもいなくても、休んでいることには間違いがない。そんな風に捉えていたからでした。

でも、それは、休んでいるのだとは到底言えないものだったのです。

身体も休めていないし、休めていたとしても、心が休めていなかったのです。

その結果が、幸せを感じられなくなっていたのでした。どれだけ幸せな状況であっても、幸せと感じることが出来なかったのは、心が疲れ切ってしまっているからでした。だから、睡眠障害といった身体にも異変をもたらしていたのです。

こうした思い込みは、現代社会において、誰もが陥ってしまうものだと思いました。ストレスを感じることが当然のようになってしまっているからです。こうした状況から自分を救ってあげないと、幸せを感じることは難しくなってしまいます。

今一度、自分に問いかけて見ませんか?

本当に休んでいるのかどうかを。

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今日も自分をご機嫌に。
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